カヴァッツォーニ, ジローラモ(1525-1577)
Search results:3 件 見つかりました。
16世紀イタリアは鍵盤音楽の発展が目覚ましく、数多くの重要な作曲家が鍵盤のための作品を書いています。しかし現存する多くはオルガンのための作品であり、ハープシコード作品はほとんど残されていません。/しかし演奏家ウィルソンが文献を注意深くあたったところ「オルガンのための」と記されていても、実はハープシコードで演奏するための曲集であったり、実際には楽器が指定されていない曲集も数多く含まれていたのだそうです。このアルバムでは、15世紀から16世紀にかけて活躍した優れた鍵盤奏者、作曲家のカヴァッツォーニの作品を中心に収録。彼のリチェルカーレは即興的であり、そのほとんどが当時の流行歌に基づく「小さな主題」を展開していくという手法が用いられています。これらもオルガンで演奏されるのが常ですが、このアルバムでは原型であるチェンバロ用に復元されています。(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572998 |
ルネッサンスの大作曲家たちが好んだ旋律、俗謡「武装した人(ロム・アルメ)」を使用したミサ曲に徹底的にこだわるナクソス、今回はイタリアの天才パレストリーナの「5声」のための作品(「4声」の方もナクソスは録音しています、ご注意を!)です。当時の演奏スタイルの再現として、冒頭と曲間に同時代の作曲家カヴァッツォーニのオルガン曲を挿入。合唱はカウンターテノールを含め全員男声7人、オルガンを低音に付加した演奏です。演奏、録音の雰囲気の良さも含め、あたかも教会でミサに参列しているかのような気分にさせてくれる一枚。やっぱりきれいですね、パレストリーナは。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553315 |