タウジヒ, カール(1841-1871)
Search results:17 件 見つかりました。
(2023/04/28 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.109001 |
生地オデッサを出て1908年にロンドンに居を定め、デビューを果たした後の若きモイセイヴィッチに、HMVよりアコースティックによる録音のオファーがかかり、巨人の初期の演奏という貴重な財産が残されることとなりました。小品を気負わず、しかし入念に弾きこむ繊細さ、ウェーバーの「無窮動」にみられる苦労の見えない卓越した技巧とグランド・スタイルが、すでにこの頃には完成していたことがわかります。一方で印象派の曲を、アコースティックな録音でありながらはっきりと聞き取れる、幽玄な表現を披露しており、彼がいかに表現力の幅の広い演奏家であったか、再認識させられることでしょう。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111116 |
ヴェルテ・ミニョン録音会社はE.ヴェルテによって1904年に創設され、初めて自動再生装置付きのピアノを製造したメーカーです。ピアニストがこのピアノで演奏することによって、ロール紙にそれが記録され、細かな修正を加えたあと、その記録を元に自動ピアノが再演するという仕組みになっていました。生の演奏の録音に比べ、微妙なタッチやペダリングの再生は不可能でしたが、フレージング、テンポなどといった弾き癖は十分に残して再生できることから、多くのピアニスト達がこのピアノ・ロールに演奏を残しました。ホロヴィッツの事実上、初めての演奏記録である「カルメン幻想曲」が収録されているのも、注目されます。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110677 |
リストの高弟タウジヒ以降、多くのピアニストがシュトラウス・ワルツの編曲を手がけました。その多くは、単にオケ版を鍵盤に移行したものではなく、ピアニスティックな効果を盛り込んだ創意・工夫のあふれるものでした。複数主題のコンビネーション、きらめくフィギュレーションといった書法を盛り込み、時には原曲を上回る幻想的な作品ともなりました。これら編曲の頂点に立つのは紛れもなくゴドフスキーで、彼の作品はリバイバルの波に乗りつつありますが、彼に準ずる魅力ある編曲が数多く埋もれています。このCDには19世紀ロマンティシズムの流れを色濃く残すピアニスト達が演奏した、リバイバルに値するそれら編曲の演奏を収録。絢爛たる鍵盤の妙技を堪能することが出来ることでしょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111226 |
亡霊、幽霊の存在を信じない人でも、ちょっと背筋がぞくぞくする「夏向き」のアルバムです。亡霊や幽霊、そして精霊の存在は、国によっても扱いが違い、日本のようにちょっと不気味なものから、ヨーロッパのゴブリンのように自然界に普通に存在するものなど、その表情も様々です。ここでピアノを演奏しているマイケル・レヴィンは、現代アメリカで最も期待されているピアニストの一人であり、数多くのコンクール入賞歴と、40曲を超えるピアノ協奏曲のレパートリーを誇る名手です。このはかり知れない才能を秘めたピアニストが贈る「想像力を駆使した」音楽集、お楽しみいただけることは間違いありません。(2013/06/19 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
---|---|
カタログ番号 | :DSL-92168 |
ロマン派以降の作曲家・ピアニスト達の多くがバッハの作品をピアノ用に編曲しましたが、一言で「ピアノのための編曲」と言っても、基本的に単音のヴァイオリン曲に独自の和声による色彩を加えたり(ラフマニノフ編曲)、オルガンの足鍵盤の重厚な低音の効果がピアノでも発揮できるようにしたり(リスト、ブゾーニ編曲など)と、千差万別です。特殊なところでは、オルガンのオクターヴ・カプラーと同じ役割を持つ「カプラー・ペダル」の付いた特注のピアノ用に編曲された、タウジッヒ~ムーアの編曲でしょう。ピアノを極めた名人達の、ピアニズムの肖像群とも言うべき一枚。ルービンシュタインがホロヴィッツと異なる版を弾いているのも、必聴です。(2001/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110658 |
マズルカにおいてその神懸かり的なリズム感の冴えを表す一方、フリードマンは旋律線を息長く歌わせることに秀でたピアニストでした。レシェテツキーの弟子の中でおそらくもっとも技巧的な力量を持っていた彼は、曲の細部に至るまで完全に掌握し、また自発的あるいは直感的ともいえる勘で曲全体の構成をつかみ、旋律線を描くことに反映していたと見ることが出来ます。このCDに収録されている変ホ長調の夜想曲は、録音史上もっとも「歌う」ピアノとして評価されている彼の金字塔です。いかなるピアニスト~ホロヴィッツを含めて~もこの高みに達することは不可能でした。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111114 |
「十指を完全なコントロール下に置いたピアニスト」。モイセイヴィッチはかくのごとく評されるに値するピアニストでした。あまりによく知られるあまり、陳腐ともなりかねないベートーヴェンの3つのソナタを、よどみ一つ無く申し分のない指裁きで流麗に弾きながら、巧みなバランスで内声を浮き彫りにし、旋律線をたわませることなく、堅固なソナタへと構築することに成功しています。そして何より曲全体のアプローチが極めてロマン派の巨匠的で、とりわけ「ワルトシュタイン」の最終楽章にける気宇壮大さは、もはや余人の決してまねの出来ない領域に達している演奏といえるでしょう。(2006/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111115 |