ワーグナー, リヒャルト(1813-1883)
Search results:306 件 見つかりました。
トルコの鬼才コンポーザー・ピアニスト、ファズル・サイの新しいアルバムは、彼の長年の友人フリーデマン・アイヒホルンとのデュオ。選ばれた作品はシューマンの晩年のヴァイオリン・ソナタ第1番と、3つのロマンス。そしてシューマンとブラームス、ディートリヒの合作「F.A.E.ソナタ」です。ヨアヒムに献呈されたこのソナタは、第1楽章をディートリヒが作曲、第2楽章と第4楽章はシューマン、第3楽章のスケルツォはブラームスが作曲しました。のちにシューマンが自身の筆になる部分に手を加え、新たにヴァイオリン・ソナタ第3番として完成させていますが、こちらの「F.A.E.ソナタ」の全曲を耳にすることはあまりありません。ここでのアイヒホルンとサイは緊張感あふれる演奏を披露しています。そして最後に置かれたワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》からの2曲が圧巻。世界初録音となるこのヴァージョンでは、サイのアレンジの妙が生かされており、ワーグナーのうねるような官能的な響きを存分に堪能できます。(2023/09/08 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.574434 |
【巨匠の芸術をCD30枚に集大成】オーケストレーションを客観的に整理した解釈と、明確で生命力に満ち、なおかつ気品のある美しさを湛えた演奏が現在も多くの支持を集めているカール・シューリヒト。彼が1955年から60年まで、シュトゥットガルト放送交響楽団を振って南ドイツ放送(SDR)に残した放送用のセッション録音やライヴをCD20枚にわたり記録した「カール・シューリヒト・コレクション」、続くCD10枚組の「同第2集」、合計30枚のCDを新たに1つのBOXとした集大成が登場しました。巨匠の素晴らしい遺産をたっぷりとお楽しみいただけます。マスターは先の2つのBOXと同じものを使用。なお第1集に付属していたDVDは、今回は同梱されません。(2020/09/18 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
---|---|
カタログ番号 | :SWR19425CD |
ドイツ注目のチェリスト、ノルベルト・アンガー。ベルリン芸術大学でダヴィド・ゲリンガス、ハインリヒ・シフらの薫陶を受け、パリで開催された「ロストロポーヴィチ国際コンクール」で優勝、2011年のチャイコフスキー国際コンクールで第4位入賞など華々しい成果を収め、現在は世界中のオーケストラと共演、数多くのプロジェクトに参加しています。このアルバムで彼が取り組んだのは、リヒャルト・シュトラウスとワーグナーの作品集。シュトラウスには若き頃のチェロ・ソナタがありますが、ワーグナーにはチェロのための作品はありません。そこで彼が演奏したのは「ヴェーゼンドンク歌曲集」や『トリスタン』の序曲でした。歌うような語り口と深い音色が耳を捉えて離しません。ピアニスト、シェーフも彼の演奏にぴったり寄り添い、全ての曲に彩りを添えています。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1701 |
「チャイナ・ホルン・アンサンブル」は2015年、中国の中央音楽院の教授ハン・シャオメイが設立した21名のホルン奏者からなるアンサンブル。世界中で活躍する中国のホルン奏者たちをメンバーとして集め「ホルン音楽を中国国内に広める」ことを目的に活動しています。2015年に北京で最初のコンサートを行い、翌年には香港とシンセンにツアーに出かけ、2016年の夏にはドイツとオーストリアでコンサートを行い、すでに世界的な称賛を得ています。クラシックだけでなく、ジャズ、タンゴ、映画音楽と幅広いレパートリーを持つ彼ら、ここでもユニークなパフォーマンスを披露しています。/(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1870 |
マーラー、R.シュトラウス、ワーグナーという3人の「20世紀末」を象徴する作曲家の無伴奏合唱曲集です。あまり知られていませんが、R.シュトラウスはいくつかの合唱作品を書いていて、複雑なオーケストレーションをそのまま声に移した精緻なアンサンブルは、合唱愛好者垂涎の作品として知られています。マーラーの作品は、C.ゴットヴァルトによる編曲で、こちらはマーラーの音世界を16声部によるアンサンブルで描くことで、壮大な世界観を表現しています。ワーグナーの3つの曲はどれも楽劇「トリスタンとイゾルデ」に関係した作品を合唱化したものです。例えば、「ヴェーゼンドンクの5つの歌」の「夢」は「トリスタンとイゾルデのための習作」とされていたり、「温室にて」の濃厚な表現も、直接イゾルデを描いたものではないものの、一人の女性の渇望と孤独を生い茂る植物に添わせたマティルデの詩は、移ろいやすい女心を映し出す鏡のようなものであり、この狂おしいまでのエネルギーの放射は、ダイクストラとバイエルン放送合唱団の水準の高い演奏によって昇華され、聴き手の心を酔わせること間違いありません。 ( 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900503 |
( 発売)
レーベル名 | : |
---|---|
カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
---|---|
カタログ番号 | :2012.03.14 |
OEHMSレーベルにおける名バリトン、ローマン・トレーケルの6枚目のアルバムは、リヒャルト・シュトラウスとワーグナーの歌曲集。とはいっても、その半分を占めるのは、基本的に「女声用」とされる「4つの最後の歌」と「ヴェーゼンドンク歌曲集」という幾分挑戦的なアルバムです。もちろんこれまでにも何人もの男性歌手がこの"花園"を探索し、薫り高い花束を創り上げてきましたが、今回のトレーケルは、クールな響きの中に暖かみのある表現を込めて、またとない美しい歌唱でこれらの歌を歌い上げています。シュトラウスの12の歌は、彼の愛唱曲であり、良く知られる「献呈」や「明日の朝」をはじめ、アルバムタイトルでもある「帰郷」などを真っ直ぐに、そして優しくデリケートに歌っています。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1811 |
20世紀初頭の女性ピアニストたち。この第5集でも驚くばかりの才能がひしめいています。こんなに見事な演奏をしている彼女たち。現在でも名前が残っているのは、ほんの一握りであるのは残念なことではないでしょか。なかでも1865年に生まれ、1963年までの長い生涯を送ったライダー=ポッサールの珍しい録音は一聴に値します。才能あるピアニストであった彼女ですが、更なる録音に恵まれてさえいれば・・・と残念に思うばかりです。またブラームスの弟子であったエテルカ・フロイントは、恩師の小品を心からの賞賛を込めて演奏。芸術の精神を伝えるという難題を易々とこなしています。1曲ごとの発見が嬉しい1枚です。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111219 |
【ボルドー・アキテーヌの新シェフ、スヴェンセンが自ら構成した『指環』ハイライト版】2024/25シーズンからボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団の音楽監督に就任するジョセフ・スヴェンセンが、《ニーベルングの指環》を自らハイライト版に編曲して披露した演奏会のライヴ。時の流れを表す繋ぎとしてティンパニのロールを加えるほかは全てワーグナーの書いた音符のみで、物語の筋をなぞっていきます。重要箇所には歌手も登場し、オーケストラと共に、期待に応える力演を聴かせています。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :Alpha |
---|---|
カタログ番号 | :ALPHA1072 |
あの映画「ファンタジア」でも知られるアメリカの大指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882-1977)。彼はまさに「オーケストラの魔術師」であり、その変幻自在なタクトから生み出される音楽は全ての人々を魅了したのです。多くの作品をアメリカ初演した彼は、レコーディングにもコンサートにも常に全力投球。時には私財を投げ打ってでも、20世紀のアメリカ音楽の発展に力を尽くしたのです。彼は、どうすればオーケストラが一番良く鳴るかを知っていたため、過去の作品も最大の効果があがるように自身で編曲することも厭いませんでした。これらの編曲作品は、とにかく派手にゴージャスに!をモットーにしており、他の指揮者が演奏しても、新鮮で刺激的なサウンドが生まれるように書かれています。ここでは名手セレブリエールの一連の録音から、ストコフスキーが編曲したものをセレクト。その真髄をたっぷりとお楽しみいただけます。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.578305 |