王建中(1933-2016)
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1997年、エジンバラ生まれの中国系ピアニスト、ヤン・ユァンファンのリサイタル・アルバム。/ロンドンの王立音楽院で7年間学び、2014年にはワイマールで開催された第4回フランツ・リスト国際コンクールで第1位、2015年のクリーヴランド国際ヤング・アーティスト・コンクールでも第1位を獲得し、その将来を期待されています。/この「Watercolour=水彩画」と題されたアルバムは、様々な景色を切り取り、音で描き出した表現力豊かな1枚。作曲の勉強もしているというヤンは、このアルバムでも自作を披露しており、これは確かな構築力と即興性が表出された素敵な作品です。また、彼の他の作品もBBCラジオやテレビで頻繁に放送され、大人気を博しています。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100073 |
中国出身の作曲家たちが書いた1960年代から70年代の作品に、現代の作品を組み合わせた10作からなるコレクション。演奏しているのは、中央音楽院で学んだ後、コロンビア大学で研鑽を積み自らも作曲家として活動するエドワード・ハン・ジアンで、彼はピアノの黒鍵と白鍵を中国の水墨画の精神になぞらえ、崔世光の「松花江」と王建中の「??河」(別名:瀏陽河)による悠然と流れる大河の姿や、 孫以強が描く西方の春の舞などを演奏。また中国古来の民謡をジアン自身でアレンジし、技巧的な装飾がほどこされた「茉莉花」や1300年以上も前の唐の時代にさかのぼる「春江花月夜」などを、長年にわたるこの国の文化を代表する作品としてコレクションに加えています。他にはジアン作曲の子供のための「儿童?地?曲 」と五音音階が効果的に用いられたタン・ドゥンの「水彩による8つの思い出」を収録。アルバムの最後は、中国でよく知られる映画の主題歌『漁光曲』の旋律を用いたジアンの即興演奏で締めくくられます。(2023/02/10 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP929 |
2008年ハエン国際コンクールの覇者、ユンイ・キンは1992年、中国生まれの17歳。すでに中国国内では天才ピアニストとして知らない人がないくらいの人気者です。彼女の演奏はとても個性的。もちろん輝くような音色と超絶技巧は備えていますが、作り出す音の響きが何ともユニークなのです。例えばモーツァルトのK.573。この曲の主題である「デュポールのメヌエット」だけ取ってみても、テンポの揺らし方や独特のペダリングから醸し出される響きは、彼女の並々ならぬ才能を感じさせてくれるものです。古典から現代作品まで様々な作品を揃えたこの1枚は、まさに彼女の音楽の総合カタログ。今後、このカタログがどんどん厚くなるのを願うことにしましょう。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572341 |
テンションの高いオーケストラによる導入に続き、モーレツな勢いで炸裂するピアノ・ソロによる炎の大アルペジオ、さらには絵に描いたような「いかにも中国風」の旋律の堂々と登場、といった冒頭部分に象徴されるように、ピアノ協奏曲「黄河」の持ち味はど真ん中ストレートによる、センチメンタルでロマンティックなヴィルトゥオジック路線にあります。恐らくモデルにしたであろうラフマニノフやアディンセルのピアノ協奏曲すらしのぐ強烈・濃厚な中華ロマンは、そのあまりのわかりやすさゆえに聴くものをして赤面させるほどといっても過言ではありません。飛び切りセンチメンタルな音楽をという方には必携の一枚です。*8.223412の再発売品(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554499 |