スウィース, ダナ(1909-1987)
Search results:5 件 見つかりました。
まずは、ジャケットの写真にご注目ください! 狐の頭が並んでいますが、この楽団こそ、ロイ・フォックス&ヒズ・バンドといい、しかも、奏でる音楽はといえばフォックス・トロットなんですから、ここまで徹底すれば大したもんです(なお、フォックス氏はアメリカ人です)。しかも、囁くようにソフトなトランペット・ソロも、実にお見事。このほかにも第1集と同じように、ノーブルなサウンドのバンドが次々に登場します。《レッツ・ストップ・ザ・クロック》は、後にメラクリーノ・ストリングス&オーケストラで「ムード・ミュージックの騎士」として勇名を馳せるジョージ・メラクリーノが、ヴォーカリストとして登場。その端正な美声が魅力的です。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
---|---|
カタログ番号 | :8.120604 |
シンフォニック・ジャズ。ジャズの交響楽化。まあ、誰でも思いつきます。が、成功したためしがない。この「クラシックとの融合」というのは、ジャズ屋が陥りがちなエア・ポケットである・・・ことも多い。多分。1960年代には、ガンサー・シュラーやジョン・ルイスが仕掛けてやはり失敗? でもここで録音された1920年代末~30年代初頭の曲。ぜんぜんジャズでないです。(1)は映画音楽。(2)は昭和20年代ラジオドラマの劇伴。(6)の始まりなんか、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲の凄く稚拙な模倣。(7)は予算の少ない二流SF活劇テーマ。というわけで、よく判ったのは、「シンフォニック・ジャズは全てガーシュウィンの影響下」ということ。そう思って聴けば面白い逸品集です。(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
---|---|
カタログ番号 | :8.120644 |
(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
---|---|
カタログ番号 | :8.120717 |
元々は西洋音楽とアフリカ音楽の融合であり、19世紀末のニューオーリンズで一応の誕生を見たとされるジャズ。瞬く間に世界中にブームを巻き起こしたことは誰しもがご存知でしょう。ジャズ・エイジとはアメリカ合衆国の1920年代を表す象徴的な言葉です。F.スコット.フィッツジェラルドが1922年に書いた「ジャズ・エイジの物語」が発端であり、当時のアメリカの享楽的な雰囲気を的確に表現したこの言葉は1929年の世界恐慌まで時代を席巻したのです。1924年にはガーシュウインの「ラプソディ・イン・ブルー」が書かれ、また「ガール・ガーシュウイン」の異名を取ったダナ・シュッスの「ジャズ・ノクターン」のテーマはビング・クロスビーが口ずさんだことで爆発的な人気を得ました。ま、そんなことはおいといて。とにかく楽しんでくださいませ。(2011/04/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559647 |
ロンドン在住のピアニスト、アントニオ・オヤルサバルが紹介する女性作曲家のピアノ曲集第2集。このアルバムでも異なる時代と地域に生きた18人の作品が取り上げられています。ナディア・ブーランジェやドーラ・ペヤチェヴィチ、フローレンス・プライス、ルイーズ・ファランクなど近年注目を集めている人もいますが、他の作曲家の名前を目にすることはほとんどありません(ちなみにトラック5のエリザベート・フォン・ヘルツォーゲンベルクはドイツの作曲家ハインリヒ・フォーン・ヘルツォーゲンベルクの妻、トラック18のオリティエ・スコーヴァはヨゼフ・スークの妻です)。オヤルサバルは彼女たちが生きた時代を徹底的に調査し、実際に音にすることで彼女たちの存在を確かなものにしています。(2024/05/03 発売)
レーベル名 | :IBS Classical |
---|---|
カタログ番号 | :IBS-32024 |