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ミルズ, アーヴィング(1894-1985)

Search results:34 件 見つかりました。

  • デューク・エリントン:トゥーティング・スルー・ザ・ルーフ (1939-1940)

    (2004/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120729

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    デューク・エリントン:ブラック、ブラウン、アンド・ベイジー (1943-1945)

    エリントンは狂っている。この音盤は狂ったエリントンの一つの頂点だ。ロッキン・イン・リズムのビッグバンド・アレンジ。これが狂って無くて何だと言うのだ。こんな音を作り出した人間はそれまでに居なかった。楽器からどういう音が出るかを完全に判っている。楽器吹いてる本人より判っている。ムード・インディゴの3管ハーモニーは、ハンコックの Speak Like a Child の先駆とも言える。一体何なんだ、これは。そして、大作「ブラック・ブラウン・アンド・ベージュ」の抜粋。ダンスバンドからここまで誇大妄想を繰り広げてきたこの男は何者なのだ。(2006/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120809

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    デューク・エリントン:ブルー・アバンドン (1946)

    エリントンの楽譜は結構頻繁にいじられている。勿論、そのときどきの共演者や演奏フォーマットによっていじる必然性もあったのだろうが、やはり彼自身が絶えずいじり続けて「理想のサウンド」を求めていたのであろうことは想像に難くない。ここで聴けるのも、そうした作品の一つ。1946年のラジオ放送版である。特に4部からなる「ディープ・サウス組曲」は彼のトグロ巻くサウンドが堪能できる傑作だ。既にこれが録音されてから60年以上が経過したことになるが、まだこうしたエリントンの「音」の秘密は完全に解明あるいは再現されていない気がする。(2007/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120812

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    デューク・エリントン:レミニッシング・イン・テンポ (1932-1935)

    エリントンのすごさは、決して曲を「単なるアドリブの素材」として提供しないところにある。普通だと「この曲をどう "cook" するか」がジャズメンの課題だが、デュークはそれを裏返す。「この曲の中で、どういうソロをとらせるか、そして曲をどう完成させるか」このアプローチをとったのは、デューク以後はミンガスしかいなかった。30年代、既にクーティ・ウィリアムス、ローレンス・ブラウン、ファン・ティゾール、ホッジス、ハリー・カーネイ等のエリントニアンが集結し、気分はもう昔の全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」。デュークの猛獣使いぶりも見事です。(2002/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120589

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    エロル・ガーナー:イェスタディズ (1944-1949)

    俗にpf+b+dsのトリオはバド・パウエルが始めたことになっているが、ここではパウエル以前にエロール・ガーナーがやってるじゃないですか! カクテル・スタイルの祖!ホテルのラウンジなんかの仕事に絶対不自由しなさそうな華麗でロマンティックなスタイル! 45年以降、左手が例のガーナー・スタイルになり、これ見よがしのストライド奏法は少し控えてます。Indiana や Somebody Loves Me 等、パウエルのルースト版とも共通する選曲。パウエルも実は相当にガーナー・スタイルを勉強したのだろう、ということも判ります。(2001/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120528

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    ベニー・グッドマン:シング・シング・シング (1937-1940)

    ベニー・グッドマンと言えばシング・シング・シング。逆もまた真なり。ここでの録音はまさに決定盤の名にたがわぬもの。シング・シング・シングは昔、山下洋輔がパンジャ・スイング・オーケストラで和太鼓までやっていたが、これの愉しさは、同じことをエンエンとやり続けることで脳味噌がイッちゃうことにある。これがスイングなのですね。殆ど落語をやるところを見ない落語家が「スイング、スイング」とかうなるヘンなCMがありますが、意外と嫌味でなく楽しげな感じがするのも、この作用のなせるワザか。メンツ見ると、さりげなくベイシーやライオネル・ハンプトン、チャーリー・クリスチャンあたりが入っている等、なかなかです。(2005/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120768

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    ベニー・グッドマン:バンブルビー・ストンプ (1937-1939)

    グッドマンは言うまでもなく上手い。クラリネットという難しい楽器でやはりここまでの逸材は出ない(その証拠にモダン期にはバディ・デフランコ一人が気を吐くのみ)。フルバンのグッドマン、これは明らかに「横綱相撲」なのですね。美味しいところだけ吹いている。ま、グッドマンを堪能したいならコンボになりますが、横綱相撲の愉しさは「豪華」「陽気」「スマート」というところ。ここではベイシー額案のオハコの「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」なんぞもやったりして、余裕のヨッチャンです。このフルバンを再現してそれでダンパをやってみたい。すっごい贅沢!(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120677

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    シューベルト=エリントン(ヴルチ/サヴィ/ロッド/シャッシー)

    フランス北部、ブリュイエールにあるノワールラック修道院で行われたギヨーム・デ・シャッシーのライヴを収録した注目アルバム。フランスの名ジャズ・ピアニスト、ギヨーム・デ・シャッシーと彼を取り巻くアーティストたちの演奏は、冒頭の「ます」と「キャラバン」の融合から何とも独創的。カレン・ヴルチの清楚な歌声が2つの曲を自在に繋ぎ合わせ、チェロ、クラリネット、ピアノがここに絡むというユニークなアレンジです。他の曲もシューベルトとデューク・エリントン作品を中核にしながら、ジャズや現代音楽、インプロヴィゼーションを織り交ぜ、魅力的な世界を見せてくれます。石造りの修道院の豊かな残響も聴きどころです。(2019/09/13 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM019

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    ディキンスン/エリントン/プーランク/サティ:ピアノ作品集(ロックダウン・ブルース)(ディキンスン)

    イギリスの作曲家・ピアニスト、ディキンスンの選曲によるピアノ小品集。新型コロナウイルス感染症の影響によるロックダウンで気分が沈みがちな人々の気持ちに寄り添うように企画されました。サティやプーランクのメランコリックな作品をはじめ、ピアノを愛する人にはおなじみのマクダウェルの「野ばらに寄す」を元にディキンソンが作曲した「青いばら」やグーセンスの「哀歌」などの憂いに満ちた曲が収録されています。とりわけ注目したいのがデューク・エリントンの「12のメロディ」。ジャズとクラシックが融合した洗練された旋律が楽しめます。(2021/12/10 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0644

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    ドーシー・ブラザーズ:ストップ、ルック、アンド リッスン (1932-1935)

    ドーシー・ブラザーズは、豊かなるアメリカ、幸福なアメリカの一つの姿である。ヴェトナム戦争後の音楽はジャズであれ、ロックであれ、あるいはその他の音楽であれ、こうはいかない。ボスウェル・シスターズのハーモニー、これが日本では「かしまし娘」になってしまう。兄弟バンドというのは、近年のウィントン、ブランフォードによるマルサリス兄弟に限らず、そして古くはヒース・ブラザースの例に拠らず、どうしても音楽的な方向性の違いというものが血縁のしがらみを超えて複雑に作用しがちだけれど、ここでもその例外ではない。無いはずなのだが、音は芳醇でお気楽。こういう時代は良かったね。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120762