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リスト, フランツ(1811-1886)

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    女性ピアニストたち - 歴史的名演集 4 (1921-1955)

    どうしても歴史の影にかくれがちだった20世紀初頭の女性ピアニストたち。彼女たちは、どれほど素晴らしい才能を有していたとしても、「ピアニスト」として認められることは難しかったのはご存知の通りです。このシリーズを通して聴くことができる彼女たちの名演は、ほんの片鱗ではありますが、どれも驚くほどに素晴らしく、他多様性に満ちています。30歳の若さでこの世を去った伝説的名手タマルキーナの豪快で力強いショパンや、ほとんど音源の残っていない1913年生まれのフックソーヴァのしっとりした演奏など、このアルバムを聴いているだけで、野に咲く花々を一輪ずつ眺めるような楽しさがあります。(2012/07/18 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111218

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    ショパン/ドビュッシー/ドゥシェク:ピアノ作品集(ブラウス/コッホ/リュビモフ/ポブウォツカ/ポワザ/ルトコフスキ)

    2018年、ハンブルクで開催された「第1回ショパン・フェスティヴァル」はモダン・ピアノとヒストリカル・ピアノを用いてショパンを演奏するというヨーロッパ初の試み。ショパンの時代の楽器と2015年に作られたスタインウェイの音色を聴き比べながら、ショパン時代の作品を堪能するというユニークな音楽祭です。このアルバムはシューベルトとショパンの音楽で幕を開け、フォルテピアノの繊細な音色と作品の密接な関係を示唆します。19世紀になるとピアノの製造元はウィーンからイギリスに移り、奏でる音色も大きく豊かな響きが得られるようになります。そしてショパンの晩年、1848年から1849年の作品に彼の弟子グートマンとリストの作品を並べ、楽器の発展と、次世代へとつながるピアノ曲の可能性を見せています。ポブウォッカやリュビモフをはじめとした「ショパンの名手」が腕を競っているところも魅力的です。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574058

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    ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、第3番/ポロネーズ集(コルトー)(1923-1947)

    小品であれ大曲であれ、コルトーは演奏するにあたり、技巧をひけらかしたり表層的な演奏効果を狙うことを忌み嫌い、常に話者としてメッセージを聴衆に伝えることを強く意識したピアニストでした。技巧に重きを置かなかったためか、後期から晩年に至る録音においては、技巧の破綻がみられるものが多く残されていますが、このCDに収録されている1920年代のコルトーは、メカニカルな面においても極めて達者な腕を持っていたことが証明されています。とりわけ「華麗なる大ポロネーズ」は、コルトーのもっともヴィルトゥオーゾ的なアプローチをうかがい知ることが出来る注目すべき録音です。(2007/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111065

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    ショパン:ピアノ協奏曲第1番/リスト:ピアノ協奏曲第1番(セーケイ/ブダペスト交響楽団/ネーメト)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550292

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    ショパン:マズルカ集(フリードマン)(1928-1930)

    もともとは三種の舞曲が元になっているマズルカですが、ショパンの手によって、実用的な舞曲としての性格を失い、芸術的なピアノ小品として生まれ変わりました。しかしながら、リズム、ルバート、転調の効果など、舞曲の源とした音楽的要素が内包されていることには変わりません。フリードマンは、とりわけこれらの要素に着目し、表出することに成功した数少ないピアニストの一人です。とぎすまされた技巧と、細部に至るまで磨き込んだテクスチャア。この録音を上回るマズルカの演奏は、いまだかつて現れていないといってよいでしょう。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110690

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    ショパン/リスト:ピアノ作品集(ホジャイノフ)

    (2012/03/07 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD171

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    ショパン/リスト/メンデルスゾーン:ピアノ作品集(ホフマン)(1916-1923)

    素晴らしいテクニックを持ちながらも、「小さい手」で人一倍苦労した名ピアニスト、ヨゼフ・ホフマン。ラフマニノフの作品などでは難儀したと言われますが、ここで聴くリストやショパンなどでは、そのようなハンデは一切感じさせることがありません。あくまでも正確でスケールの大きな音楽性はその時代の他のピアニストをはるかに凌駕するものです。(2008/10/08 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111326

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    ショパン:ワルツ/ポロネーズ/エチュード/他(モイセイヴィチ)(1916 - 1927)

    ラフマニノフの良き演奏家として知られるベンノ・モイセイヴィッチ。彼の解釈は優雅で詩的であり/恐るべき超絶技巧を駆使した華やかな演奏も持ち味の一つです。ここに収録されたショパンの作品も、どれもが輝かしい音色と特有の歌い回しを備えた味わい深いものです。(2007/10/17 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111117

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    ジョンゲン/ダヴ/リスト:オルガン作品集(フィンチ)

    「Transformations=変容」と題されたオルガン作品集。荘厳でありながら内省的な主題が変貌していくジョンゲンの「英雄的ソナタ」、現代イギリスで最も注目を集めるジョナサン・ダヴの軽やかで繊細なな旋律が楽しい「ダンシング・パイプ」、マイアベーアの歌劇から素材を採り、超絶技巧を駆使したパッセージで飾ったリストの大作「コラール“アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム”による幻想曲とフーガ」、この3つの作品は、作曲された時代こそ違うものの、どの曲にも“変奏”が含まれており、一つの旋律が様々な形に変わっていく様子を楽しむことができます。2017年に修復されたばかりのチェルトナム・カレッジ教会のノーマン・ビアード・オルガンの素晴らしい音色も聴きどころです。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25193

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    スーダ:オルガン作品全集(マイドレ)

    エストニアのオルガニスト&作曲家ペーテル・スーダ(1883-1920)は、信仰厚い農民一家の元に生まれました。彼の祖父の弟は聖歌隊指揮者を務めており、幼いスーダも賛美歌やオルガンに親しんでいたようです。サンクトペテルブルク音楽院で名手ルイ・ホミリウスとヤーコブ・ハントシンにオルガンを学び、作曲をグラズノフとリャードフ、ソロヴィヨフに師事します。彼は「エストニアのオルガン音楽の父」と称されますが、その作品は今までに録音されたことがなく、このアルバムが初となります。とことんまで対位法の研究を重ねながら、曲自体は極めてロマンティックなこれらの作品は、まさに美しく細工された工芸品のような輝きを放っています。幾つかのオリジナルの作品と、フランツ・リストの「タッソー」をスーダ自身がオルガン用に編曲したものが収録された1枚、エストニアの現代の名手メイドルが堂々と演奏しています。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0056