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リスト, フランツ(1811-1886)

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    リスト/アイアランド/スタンフォード/コールリッジ=テイラー:ピアノ作品集(ヒックス)

    ガーンジー生まれのピアニスト、トム・ヒックスのDIVINE ARTへのデビュー盤。数多くのコンクールでの入賞歴を持ち、現在はイェール大学とノースウェスタン大学で教鞭を執るヒックス。2019年に「ジョン・アイアランド公益信託」のサポートでアイアランドとチャイコフスキーを組み合わせたアルバムをリリースし、イギリスを中心とする音楽誌上で絶賛されました。今作では、得意とするアイアランドのソナタとリストのソナタを中心に置き、スタンフォード、クラーク、サミュエル・コールリッジ=テイラーの魅惑的な小品を配置。大胆な表現力によるヒックスの演奏をお楽しみください。(2022/03/11 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25227

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    リスト:愛の夢第3番/パガニーニによる大練習曲/コンソレーション第3番/ダンテを読んで(カン・シンハエ)

    (2019/09/20 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1713

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    リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集 - 二重ソナタ/三人のジプシー/エレジー集/協奏的大二重奏曲(プロニエヴィチ/ヴァレチェク)

    "ピアノの魔術師"フランツ・リスト(1811-1886)は、多くのピアノ曲と管弦楽曲を書きましたが、室内楽作品はあまり多くを遺していません。このアルバムはそんな珍しい作品を集めたものです。二重奏のためのソナタは、「ソナタ」と名づけられているものの、通常のソナタ形式とは全く違うもので、4つの楽章全てに、親友であったショパンのマズルカ Op.6-2が素材として用いられています。第1楽章では鎮痛に、第2楽章では、ほとんど原型に近いマズルカが奏されたあと、様々な変奏を施されて登場します。第3楽章では軽やかで優雅な舞曲になり、情熱的に盛り上がっていきます。終楽章では力強く華やかに、もともとはショパンであった旋律が、リスト風の衣装を纏い現れるのです。「祝婚歌」はリストの友人であるハンガリーのヴァイオリニスト、エドゥアルド・レメーニのために書かれた魅力的な音楽です。「三人のジプシー」はヴァイオリンの特性を生かした作品で、即興的ワルツはもともとピアノ作品であったものを、フバイがヴァイオリン用に編曲した曲。「エレジー」もピアノ曲からの編曲です。協奏的大二重奏曲は、ヴァイオリンとピアノ双方に超絶的な技巧を要求する華やかな作品です。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573145

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    リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集(マルグリス)

    2011年はリストの生誕200年ということで、本当に数多くのアルバムが各社からリリースされ、リスト好きの心を大いに満たしてくれたことは間違いありません。しかしながら、室内楽の分野は未だそれほど認知度が高いとは言えないのが本当のところです。このヴァイオリン作品集は、既にリリースされたチェロ作品集(OC-415)と併せて、知られざるリストに光を当てるための貴重な録音の一つとして評価されることでしょう。ここでピアノを演奏しているユラ・マルグリスは、リストやブゾーニなどのトランスクリプション物を得意としているピアニストですが、華麗な技巧をひけらかすよりも、曲の構造をじっくりと探求し、複雑な音の絡みを具現化するタイプの奏者です。ここに収録されている「ペトラルカのソネット」も、彼自身が、原曲となるピアノ・ヴァージョンと、3つの異稿版が存在する歌曲全てを研究した上で、ヴァイオリンとピアノ版に編曲しているというのですから、やはり研究者肌の色合いが濃くなっているのも頷けるというものです。また、フバイによる「ハンガリー狂詩曲」も珍しい作品で、こちらも滅多に耳にする機会はありません。リスト自身は、ピアノ以外の楽器の独奏曲に関心がなかったようですが、できることなら、パガニーニを敵に回すほどの多数のヴァイオリン曲を書いてほしかったものです。ヴァイオリンを演奏するアリッサは、アルゲリッチ音楽祭などで知られる俊英です。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC403

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    リスト:オルガン作品全集 1

    不世出の大ピアニスト=作曲家であったリストは、オルガンの分野でも優れた業績を残しています。鍵盤楽器に対する本能的才覚に加え、壮大な音響、宗教的陶酔といった要素が大好きな彼がオルガン音楽を得手としたのも当然といえましょう。本巻ではピアノ版も存在する楽曲が集められていますが、盤の始めと終わりに収められたバッハへのオマージュ的色彩を持つ2曲では、リスト一流のヴィルトゥオジティと擬バロック的書法、そして半音階的進行への偏愛がオルガンの音色と大変よくマッチしており、ピアノ版では味わうことのできないカッコよさに溢れています(重低音もイけてます)。その他の曲でも、オルガンならではの音色の豊かさにご注目下さい。(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554544

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    リスト:オルガン作品全集 2 (ロートコップ)

    いわずとしれたピアノの巨匠フランツ・リストは、オルガンの分野においてもいくつかの傑作を残しており、その中でも最大規模を誇るのが「アド・ノス~」による幻想曲とフーガです。お得意の名人芸と主題変容の技法、そして擬バロック趣味とロマン派的な情熱と色彩感が渾然一体となった、まさにリスト臭プンプンに薫る傑作で、あのピアノ・ソナタロ短調に匹敵する価値を持っているとの評価も少なくありません。ちょっと珍しい(が、大変に優れた)リストの弟子たちによる、リストのピアノ作品(4、5)や交響詩(3)のオルガン編曲も、あわせてお楽しみください。(2003/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555079

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    リスト:オルガンのための6つの前奏曲とフーガ/シューマン:ピアノ・ソナタ第1番/スクリャービン:ピアノ・ソナタ第1番(フィリャク)

    2009年、クリーヴランド国際コンクールで第1位とベートーヴェン賞を獲得、また同年にはバルセロナで開催された第54回マリア・カナルス国際コンクールでも第1位を獲得。国際的な注目を浴びた女性ピアニスト、マルティナ・フィリャクのリサイタル・アルバムです。マリア・カナルス受賞記念としてNAXOSからリリースされたソレールのソナタ集は、完璧なテクニックで典雅な曲調のソナタを演奏していましたが、近作はロマン派の作品が中心の選曲であり、更に多彩な表現力が発揮されています。バッハ作品を忠実にピアノへ移し変えたリストの作品はもちろんのこと、情念が渦巻くようなスクリャービンの作品でのニュアンス溢れるタッチも聴き所のひとつです。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM249

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    リスト:管弦楽作品集(ウィーン・アカデミー響/ハーゼルベック)

    以前、他レーベルからリリースされていたハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団の演奏をひとまとめにしたBOXの登場。最近ではベートーヴェン作品を初演時の編成と演奏法で再現する一連の「リサウンド・ベートーヴェン」が話題となっているハーゼルベックですが、こちらのリスト演奏も高く評価されています。ベートーヴェンとは異なり、リストの管弦楽作品でのピリオド楽器演奏は、現在でもあまり数が多くなく、このハーゼルベックの演奏はとても貴重なものと言えるでしょう。余分な虚飾を取り去り、すっきりとした響きで聴くリストは耳に新鮮です。あまり聞く機会の多くない作品も含まれており、リスト好きの方にもオススメのBOXです。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99150

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    リスト:管弦楽作品集 - ハンガリー狂詩曲集/ダンテ交響曲/交響詩集(コロディ/ヘンヒェン/フェレンチク/ネーメト)

    (2011/12/14 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C7090

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    リスト:交響詩集 1 (編曲:A. ストラーダル)(マリン)

    リストの13ある交響詩は、作曲家自身によって2台ピアノ用に編曲された版が存在しますが、こちらは彼の弟子であったストラーダルがピアノ独奏用に編曲したものです。ストラーダルはチェコのピアニストで、リストの他にブルックナーにも師事したことがあります彼の名前はリストの生涯にも度々登場し、彼自身もリストの晩年の夜想曲「夢の中に」を献呈されています。腕の立つピアニストでもあり、バッハ、ヘンデル、ブクステフーデ、そしてリストの作品を数多く編曲したようですが、その楽譜のほとんどは散逸してしまい、全貌はわかりにくくなってしまっているようです。彼の編曲は、それが管弦楽作品であろうとも、原曲の音符を全てピアノで演奏するというコンセプトに基づいたもの。当然音も厚くなり、技巧的にも困難を極めることとなります。この革命的な作品を実際に耳で聴く喜びをぜひ味わってみてください。(2010/04/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0035