リスト, フランツ(1811-1886)
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マイナーな曲に焦点を絞ってご紹介。同一曲の異稿といえる18、19は短いながらも、激しい超絶技巧を魅せること、そして中間部に有名な交響詩「前奏曲」の主要主題と酷似した旋律が登場するのがポイントです。6~17はリストが神童時代の13歳の頃から手掛けた作品で、未熟な点も見受けられますが、むしろその内容の新奇性にこそ注目するべきでしょう。驚くべきはこの少年の手による作が、約25年後に完成する超絶技巧練習曲集の萌芽であり、旋律、技巧上の着想ともに、かなり共通点が見受けられることです。少年時代のアイデアを徹底的に掘り下げた恐るべき執念深さもまた、「超絶」的というべきかもしれません。(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557014 |
超絶のピアニスト・シチェルバコフのリスト編曲によるベートーヴェン交響曲全集、ついに第九の登場です!オーケストラと独唱・合唱のすべてを、一人のピアニストだけで「再創造」するという、ほとんど不可能な命題を解決したリストの編曲術には、まったく驚かされます。この素晴らしい編曲を、聴く機会が殆どなかったのも過去の話、今ではいくつかの録音を耳にすることができますが、シチェルバコフの演奏の一大特徴は、そのクリアーさにあるといえましょう。演奏効果を煽るよりも、テクスチュアの明快さが優先されて得られた恐るべき「見通しのよさ」は、ピアノ・マニアならずとも嘆息ものです。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557366 |
リストのポロネーズやバラードは、ショパンの影響下の作品であることは確かですが、模倣しただけという勘違い的なレッテルで、長年正当な評価を妨げられてきました。それもそろそろ願い下げにしてもらいたいものです。特に、スケールの大きな劇的な曲想が、激烈な盛り上げを見せるポロネーズ第1番、夜想曲風な部分と行進曲風な部分が交代しながら盛り上がるバラード第1番の2曲は、そのあまりに低い演奏頻度が、悲しくなるほどです。併録のスイス風の3つの小品は、素材がその鄙びた味わいに不釣合いなほどの、過剰な名人芸で展開される楽しい曲集です。7には大暴れの嵐の場面も登場して、サービス満点といえましょう。(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557364 |
ピアノ編曲は数多くありますが、原曲と編曲者の大物度が突出しているベートーヴェン/リストの交響曲全9曲は、編曲の王様というにふさわしい存在です。当盤収録の第7、8番は、その中でも独創的な書法が冴え渡るユニークな名編曲と申せましょう。第7番では、哀感を表出しながらも、積み重なる多声部を巧妙に処理する第2楽章や、オーケストラでは埋もれてしまうような内声が、粒立ち良く響いて推進力となっていく終楽章が、とりわけ見事です。また小振りながらも、原曲自体に特異な書法も目立つ第8番は、原曲の音型をピアニスティックなそれに大胆に置換する「意訳」が随所で光っており、リストのアイデアマンぶりが発揮されています。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557856 |
リストのピアノ独奏曲の中でも、筆頭クラスの人気を誇るメフィスト・ワルツ第1番は、レーナウの「メフィスト」に基づいた自身の管弦楽曲を編曲したものですが、超絶技巧を駆使した描写力はまさに圧倒的の一言です。第2番以降は前衛的な作風を見せた最晩年の作ですが、同時期の他の曲に比すと異例の重量級の技巧により、独特の和声が力強く奏でられます。演奏会用大独奏曲はややマイナーな存在ですが、巧みな主題変容と多彩なピアノ技法が融合された充実した内容を持っています。後のピアノ・ソナタに至る一里塚として、リストマニアの間では有名な作品ですが、もっと広く聴かれてしかるべき作品といえましょう。 (2007/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557814 |
リストのオペラ・パラフレーズの中でもヴェルディ作品に基づくものは、リストが(大ヴィルトゥオーゾとして演奏旅行に明け暮れていた時代ではなく)作曲家としての円熟期以降に、量的にも多数残されたということで、特別な存在です。もちろん音楽的な質においても、一際高いものがあるといえましょう。最も有名なのが「リゴレット」で、古今のピアニストに愛奏され続けていますが、その真珠の粒が転がるような美しさは、リストの真骨頂です。またやや知名度は劣りますが、壮麗な演奏効果を誇る「エルナーニ」や、最晩年の渋みも滲み出す「シモン・ボッカネグラ」なども、リスト・マニアの独占物にするには勿体無い傑作です。(2007/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557904 |
ナクソスの誇るプロジェクトの一つである、リスト(1811-1886)ピアノ作品全集の第26集です。今作はあの大作「ダンテ交響曲」をリスト自身が、2台のピアノと合唱のために編曲したものを中心に収録。リストの編曲の妙をじっくりと味わうのに最適です。神曲をもとにしたダイナミックな音楽は、2台ピアノで奏することにより迫力はそのままで精緻さ倍増。面白さも倍増です。児童合唱の清冽な歌声が彩りを添えます。(2008/01/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570516 |
オーケストラの演奏を今のように気軽に聴くことのできなかった当時は、さまざまな作品がピアノ独奏や4手ピアノのために編曲されたものです。とは言え、このベートーヴェンの大作は合唱が入ることもあり、そうそう編曲の俎上に載せられるものではありませんでした。リストはピアノ独奏版とこの2台ピアノ版でこの曲を再構築しましたが、まあとにかく音が多い!終楽章などまさに音の激流です。そのせいでもないでしょうが、ある1か所で1小節省いてあるのはリストの遊び心なのでしょうか?(2008/07/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570466 |