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リュリ, ジャン=バティスト(1632-1687)

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  • リュリ:グラン・モテ集 1 (レゼポペー/フュジュ)

    【フランス古楽界の「粋」が結晶!とびきりの演奏陣が織りなすリュリ】グラン・モテとは17世紀のフランスで発祥した、合唱に比較的大規模な合奏が加わる教会声楽曲のこと。太陽王ルイ14世の宮廷楽団総監督となったリュリが手がけたものは、洗練された手法で弦楽器や管楽器の響きを重ね、劇的起伏に満ちた素晴しい音世界がくり広げられます。その栄華の現場でもあったヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂を拠点に、かの大作曲家が残したグラン・モテの数々を体系的に録音してゆくシリーズがスタート。本場フランスの古楽シーンでも定評あるステファーヌ・フュジェのもと、弦楽パートは大小のヴィオラやバス・ド・ヴィオロンなど、フランス17世紀ならではの楽器を巧みに奏でる総勢22人の大編成。管楽器ではリコーダー奏者7人(うち4人はオーボエまたはバスーン持ち替え)に低音楽器セルパンが加わり、重厚にして味わい深い響きをオルガン、クラヴサン(チェンバロ)と2挺のテオルボまで動員した通奏低音勢が支える合奏。21人からなる合唱団には、ル・ポエム・アルモニークの初期メンバーとしても知られるルフィリアトル、グビウ、アルヌーといった超実力派たちが参加しています。一聴して「本場」を感じる求心力の強い演奏は、並み居る競合盤を顔色なからしめるほどの存在感にあふれたもの。「Vol.1」と銘打たれていることに早くも頼もしさを感じる充実の録音で、指揮者自ら書き下ろした解説文(英訳あり)も読みごたえ十分です。(2021/02/12 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS032

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    リュリ:グラン・モテ集 2 (ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ)

    太陽王ルイ14世の庇護のもとで権力をふりかざしたリュリ作曲のグラン・モテ(合唱と管弦楽のための規模が大きめの宗教的作品)の第2集です。確かに1のように力強い作品もありますが、ここではメランコリックで悲劇的な感情、沈思するような音を聴くことができます。有名なグレゴリオ聖歌の旋律を歌う男声ソロに導かれる「怒りの日」に一貫する切々とした情感には心を打たれます。これはルイ14世の妻の葬儀のために作曲されたのですが、その場で続いて演奏された「深き淵より」も沈み込むような前奏以下、聴き手の涙を誘う音楽が続くのです。(2000/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554398

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    リュリ:グラン・モテ集 3 (ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ)

    大好評の第1、2集に続く、フランス・バロック音楽で一時代を画したリュリの大規模な宗教的声楽曲グラン・モテ集の3枚目です。3曲のグラン・モテは、いずれも独唱者たちと5声の合唱及び5声の管弦楽のための作品。6と10の2曲は3人の独唱者と通奏低音のために書かれ、プチ・モテに分類されます。いの一番に聴いていただきたい作品集とは言えませんが、ニケ率いる、まこと絶美の演奏ですから、リュリの合唱を伴う作品好きなら何枚持っていても損はありません。ルイ14世の庇護の下、権力をふるった史実を忘れさせる、ハートフルな作品群です。(2000/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554399

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    リュリ:太陽王のためのバレエ音楽(アラディア・アンサンブル/マロン)

    若干21歳で宮廷作曲家に登用されてルイ14世の寵愛を受けたことで有名なリュリ、太陽王を魅了したバレエ音楽が貴方のリスニングルームに蘇ります。例えば16のカズーも聞こえるご機嫌なナンバーは、さぞかし王を喜ばせたことでしょう。こう言うと絢爛豪華なばかりのようですが、実は歌付きのナンバーが何とも詩的で、これまた聞き手をノックアウト。ここでの2人のソプラノ歌手の歌唱がまた見事です。誰もが一目で気に入る音楽、ハイ・デフィニション・サウンドの心地よさもあいまって、豊穣なフランス・バロックの世界が貴方を虜にします。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554003

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    リュリ/テレマン/ラモー:バロックの器楽アンサンブル作品集(リュリが与えた影響)(インディアナポリス・バロック管/クイケン)

    フランス・バロック期に絶大な人気を誇っていたジャン=バティスト・リュリ。イタリアの粉挽き職人の家に生まれ、独学で音楽を学び、様々な経緯によりルイ14世付きの音楽家に任命されたことで、およそ26年間に渡りフランス音楽界で強い影響力を発揮しました。踊り手としても有能であり、フランスにおける「オペラ=バレ」の発展に寄与、とりわけ急速なテンポの舞曲を積極的に取り入れたことでも知られています。1686年に書かれた《アルミード》のパッサカーユは人気が高く、ダングルベールらが編曲を残しています。テレマンも初期作品では、リュリ由来のフランス風形式を用いて作品を書いており、この「組曲 ホ短調」はその最たるものです。ラモーはリュリの次世代の作曲家であり、リュリが導入した抒情悲劇(トラジェディ・リリック)を発展させたことで知られています。この《ダルダニュス》は初演時は不評でしたが、改訂後人気を獲得。ラモーの代表作の一つとなりました。バルトルト・クイケンは3人の作品を通して、17世紀から18世紀フランス音楽の発展を俯瞰しています。(2018/09/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573867