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ルトスワフスキ, ヴィトルト(1913-1994)

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    Polska ~ポーランドの歌(南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル/クリード)

    マーカス・クリードによる音楽で巡る旅の最新巻は激動の歴史を辿ったポーランドの合唱作品集。ポーランドは10世紀に国家として認知され領土を拡大するも、18世紀になって4度に渡り国土を隣国によって分割され、一旦は消滅します。第1次世界大戦後、1918年に独立しましたが、第二次世界大戦時に再びナチスとソビエトによって分割。1952年に人民共和国として国家主権を復活、1989年の民主化によって共和国となり、ようやく今の形になりました。そんなポーランド、芸術面では非常に多くの実りをもたらしています。1956年に初めて開催された「ワルシャワの秋」音楽祭で、初めてこの国の音楽に触れた聴衆は、その驚異的な可能性に驚きを隠せませんでした。このアルバムでは、近現代ポーランドを代表する作曲家たちの合唱作品を聞く事ができます。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19017CD

  • 世界の合唱作品[9枚組]

    【世界中の合唱の名曲を集めた好企画、待望のBOX化!】約17年に渡って南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルの首席指揮者を務めたマーカス・クリードの退任と、SWRレーベルの20周年を記念したBOXセット。世界の名曲を合唱で、ではなく、合唱のために書かれたオリジナルの名作を国(あるいは地域)ごとに、もちろん原語で歌っていくという、世界中の合唱ファンを狂喜させた企画が、約6年間を経ていよいよ完結しました。その歌唱技量と表現力の高さは、昨年発売された「日本」編の美しさで私たちにも実証済み。同時発売の最終巻「バルト三国」編も含めた9枚組で、合唱の世界の奥深さをたっぷりと堪能することが出来ます。それぞれのアルバムをそのままBOXに収めた仕様で、歌唱言語による歌詞を掲載したオリジナル・ブックレットを読むことが出来るのも嬉しいところ。(2020/06/19 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19100CD

  • キアラメッラ:DANCES ON MOVABLE GROUND-廻る地面の上での踊り

    (2013/11/20 発売)

    レーベル名:Yarlung Records
    カタログ番号:YAR96821

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    80分間世界一周~ユーディ・メニューイン音楽学校の生徒たち

    1963年、世界的ヴァイオリニストのユーディ・メニューインにより設立されたイギリスの全寮制の名門ユーディ・メニューイン音楽学校。選抜試験に合格した8才から18才までの生徒たちが、通常の学業はもちろんのこと、クラシック音楽の演奏技術に対する研鑽を積んでいます。このアルバムはOrchid Classicsと学校との3年間に及ぶコラボレーションから生まれたもので、12歳から18歳までの卓越した才能を持つ生徒たちの演奏によるヨーロッパ、アジア、オーストラリア、アフリカ、そしてアメリカの多彩な作品が紹介されています。彼らが操る楽器はピアノ、ヴァイオリン、ギター、ハープなど様々。奏者たちの中には、来日公演でも高い評価を受けたヴァイオリニスト富田心をはじめ、彼女の妹富田夢のほか、ギタリスト尾崎琴音の演奏も含まれています。(2024/03/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100290

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    MUSICA LIBERA~近現代ポーランドのヴァイオリンとピアノのための作品集(ダニレフスキ/ビエガス)

    20世紀後半から21世紀にかけて書かれたポーランドの近現代作曲家によるヴァイオリンとピアノのための作品集。コンクールの課題曲として書かれたルトスワフスキの「Subito」やメイエルの「カプリッチョ・インテロット」のように、若い奏者の技術とアンサンブル能力に挑戦するかのような難易度の高い曲や、1953年のペンデレツキの「ソナタ」と1979年に作曲されたプストロコニスカ=ナヴラティルの前衛的な作品、そして古典的な作風へと回帰を求めたペンデレツキの「ラ・フォリア」やメイエルの「6つの前奏曲」など、およそ60年間にわたって書かれた様々な作品から、ポーランド近代音楽の変遷を辿ることができます。ヴァイオリンを演奏するマルチン・ダニレフスキはNFMブロヴワフ・フィルのコンサートマスターで、ソリストとしても活躍する名手です。(2021/04/09 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD283

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    アンドレ/ドビュッシー/ホヴァネス/イベール:フルートとハープのための作品集(マリ/ジョーンズ)

    フルートとハープ。夢のような響きが生まれる2つの楽器の組み合わせによる近代から現代の作品集。アルバムタイトルの「FRAGMENTS」はルトスワフスキの作品名であるとともに、アルバムに収録されている全体の曲の雰囲気を表すもので、どの曲も形にはまらない流動的な雰囲気を持ち、断片的な旋律がふんわりと耳に残ります。
    フルートを吹くアンナ・ローサ・マリはギリシャ出身の奏者。ギリシャ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者であり、BBCフィルハーモニックやハレ管とも共演経験があります。エイラ・リン・ジョーンズは英国を代表するハープ奏者。コンサートから録音まで幅広く活動しています。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25179

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    エリザベート王妃国際音楽コンクール ヴァイオリン部門 2024

    【日本先行発売!吉田南が入賞したQEC2024】6月1日(日本時間2日)に閉幕したばかりのエリザベート王妃国際音楽コンクールから、熱演を収めたライヴ盤が早くも登場!エリザベート王妃国際音楽コンクールは、チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールと共に「世界三大コンクール」と呼ばれる屈指の名門コンクール。前身のウジェーヌ・イザイ・コンクール時代を含めれば、ヴァイオリン部門の優勝者にはダヴィド・オイストラフ(1937)、レオニード・コーガン(1951)、堀米ゆず子(1980)、ヴァディム・レーピン(1989)、戸田弥生(1993)、レイ・チェン(2009)など、錚々たる顔ぶれが並びます。2024年のヴァイオリン部門は当初予定の2023年から1年延期されて開催され、5月6日から熱戦が繰り広げられました。日本でも奈良県出身でボストンのニューイングランド音楽院修士課程を5月に修了したばかりのMINAMIこと吉田南が入賞し、メディアで紹介されたので、ご覧になった方も多いと思います。このアルバムではCD1からCD3には入賞者6名による選りすぐりの演奏を収録し、CD4には順位が付かなかったファイナリストたちの演奏を収めていますが、難関で知られるコンクールだけに、ファイナリスト12名の全員が非常に高水準であったことが伝わる内容となっています。中でもウドヴィチェンコは力強い美音と造形力を持ちながら、時にグロテスクなサウンドを出すこともいとわず曲の核心をえぐり出そうとする、師のクリスティアン・テツラフにも通じる演奏を展開しており、インターネット中継を見ていた人たちの多くが優勝候補筆頭に挙げたことも頷けます。ちなみにウドヴィチェンコは6月1日生まれ。優勝を手にしたのは25歳の誕生日でした。CD2のモーツァルト2曲は演奏者がカデンツァも作曲しています。吉田南はロマンティックな美感を前面に出したものを披露していて、これが実にモーツァルトの音楽とつながりが良く、全曲の造形の確かさと相俟って聴きものとなっています。CD3のトラック4はファイナルの、CD4のトラック3はセミ・ファイナルのための新作課題曲です。<結果>第1位 ドミトロ・ウドヴィチェンコ第2位 ジョシュア・ブラウン第3位 エリー・チョイ第4位 ケヴィン・ジュー第5位 ジュリアン・リー第6位 吉田南(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Queen Elisabeth Competition
    カタログ番号:QEC2024

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    エリザベート王妃国際音楽コンクール チェロ部門 2022

    【2022年、エリザベート王妃国際音楽コンクールの記録】世界3大コンクールの1つとされ、ファイナリストは本選前の1週間隔離生活を送るなど、過酷な内容で知られる「エリザベート王妃国際音楽コンクール」。ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽と年によって内容が変わりますが、2022年はチェロ部門が開催されました。この優勝者チェ・ハヨンを始め、ファイナリスト全12人の演奏を収めた4枚組が登場。若きコンテスタントたちの熱演が生々しく記録されています。(2022/08/26 発売)

    レーベル名:Queen Elisabeth Competition
    カタログ番号:QEC2022

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    王立デンマーク音楽アカデミーの150年(1867-2017)

    デンマーク音楽アカデミーは、デンマークのコペンハーゲンにある音楽大学。1867年に作曲家ニルス・ゲーゼによって設立された、デンマーク国内最古で最大の音楽教育機関で、現在の学生数は400人です。創設以来150年に渡り、デンマークの音楽界において中心的な役割を担い、数多くの音楽家たちがこの学校から巣立っています。この12枚組のBOXには、20世紀前半の「歴史的録音」から、このBOXのために録音された最新の音までが含まれており、作曲家だけでなく、種々の演奏家たちの足跡もたどることができます。128ページのブックレット(英語、デンマーク語)には、アルバムの解説と、現在の学長ベルテル・クラルプの包括的なエッセイが収録されています。(2018/02/23 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.201202

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    クレツキ:ヴァイオリン協奏曲/シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番/ルトスワフスキ:パルティータ(ダヴィドヴィチ/ロイヤル・フィル/ノヴァーク)

    ポーランドの3人の作曲家による3曲のヴァイオリン協奏曲集。パウル・クレツキはどちらかというと指揮者として知られ、マーラーとベートーヴェンの一連の録音で高い評価を得ています。そんなクレツキ、実は作曲家としても素晴らしい才能を持っていて、交響曲「イン・メモリアム」を始めとした聞き応えのある作品を書いていたのですが、戦時中に作曲を続ける意思を失い、それ以降は指揮者として活躍したのでした。このヴァイオリン協奏曲は、どことなくコルンゴルトを思わせる甘さを持った美しい作品です。シマノフスキのヴァイオリン協奏曲は、作曲年代はクレツキのものよりも少しだけ後ですが、曲想はもっと神秘的であり、いかにもシマノフスキらしい幽玄な響きに満ちています。ルトスワフスキの作品は色彩的で流動的。とはいえ血も涙もない現代作品とは違った、なんともいえない面白さに溢れた曲です。ここでヴァイオリンを演奏しているロバート・ダヴィドヴィチ。彼は2004年から2006年までの2年間、大阪フィルのコンサートマスターを務めたことでも知られる人。卓越した技巧と幅広いレパートリーを持ち、どんな曲でも容易く演奏してしまいます。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:Royal Philharmonic Orchestra
    カタログ番号:RPOSP045