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マリピエロ, ジャン・フランチェスコ(1882-1973)

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  • Piano Recital: Chan, Claudia - FILIDEI, F. / SCIARRINO, S. / LORUSSO, G. / CARDINI, S. / BUSSOTTI, S. (Toccare)

    第33回エックハルト・グラマッテ音楽コンクールで優勝を飾り、2017年から2020年までロワイヨモン財団のアーティスト・イン・レジデンスを務めた、現代音楽のオーソリティであるカナダのピアニスト、クラウディア・チャンが弾くイタリアの作品集。20世紀中盤から約70年に渡る、様々な特殊奏法なども駆使した作品を聴くことが出来ます。(2024/10/18 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM069

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    カゼッラ/ドナトーニ/ゲディーニ/マリピエロ:20世紀イタリアの管弦楽作品集(スイス・イタリア語放送管/イオリオ)

    19世紀後半のトリノでは、イタリア全土の交響楽団に先駆けて「Concerti popolari(ポピュラー・コンサート)」が開催されるなど、当時全盛だった歌劇の人気に隠れてしまった“器楽曲の人気”を取り戻すための活動が行われていました。その流れに乗ったカゼッラ、マリピエロら何人かの作曲家たちによって1923年に「イタリア新音楽協会」が設立され、次々と新しい器楽曲が生まれることとなります。このアルバムには、色彩豊かで対照的な性格を持つ小規模な作品を4曲収録。カゼッラの「ディヴェルティメント」は彼の幼い娘フルヴィアのために書かれた曲で、古典的で親しみやすい曲想が溢れた楽しい作品です。カゼッラの友人、マリピエロの作品は、タイトルの通り、神秘的な雰囲気を持つ小品。ドナトーニの曲は、シェーンベルクを少し新古典派よりにしたような作風で、ちょっぴりユーモラスな面も持っています。ゲディーニの「合奏協奏曲」は完全にバッハ、ベートーヴェンへのオマージュであり、古典的な作風に重厚な響きを付け加えた興味深い作品です。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573748

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    「ドビュッシーのトンボー」と関連作品(レフ/ロストルフ=ザミール/ガンデルマン/ヤブロンスキー/セルッシ/ドーマン)

    1918年に55歳でこの世を去ったドビュッシー。その早すぎる死から2年を経た1920年12月、パリで同年創刊されたばかりの音楽雑誌「La Revue musicale」がドビュッシーの思い出に捧げる特集号を発行しました。ドビュッシーから影響を受けた9人の作曲家がそれぞれ作品を寄稿、これらはドビュッシーの美学を反映させながらも、各々のスタイルが強く打ち出されており、当時のパリの音楽界を象徴する作品集となったのです。このアルバムは「ドビュッシーのトンボー」編纂100年を記念し録音されたもの。これまで断片的に知られていた作品を完全に網羅し、またそこには含まれていない「ドビュッシーの思い出」に捧げられた3つの作品も添えて、100年前のパリを想起させます。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573935

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    女性ピアニストたち - 歴史的名演集 3 (1928 - 1954)

    (2007/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111217

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    ピツェッティ/マリピエロ/アレグリ/マクミラン/プッチーニ:合唱作品集(ヴァサーリ・シンガーズ)

    DE PROFUNDISとは聖書の詩篇第130番(129番)の言葉で、日本語では「深き淵より」と訳されています。絶望の底に沈んだ人々が神に向かって、自らの願いを聞き入れてもらおうと願う祈りの言葉は、多くの作曲家にインスピレーションを与え、様々な曲が付けられることになったのです。このアルバムでは2人のイタリアの近代作曲家ピツェッツィとマリピエロの「深き淵より」を収録。無伴奏合唱で清楚に歌われるピツェッツィの作品と、対照的にヴィオラ、オルガン、バス・ドラムとバリトンという編成で歌われるマリピエロの作品の聴き比べは何とも興味深いものです。そして有名なアレグリの「ミゼレーレ」。詩篇第51番の言葉を元に書かれたこの究極のハーモニーは、あのモーツァルトが一度聞いただけで採譜してしまったという門外不出の名作です。そしておよそ350年の時を経て書かれた次の「ミゼレーレ」はイギリスの作曲家、ジェームズ・マクミランの作品で、こちらは神秘的な響きに包まれた現代の「憐れみたまえ」です。続く2つの「レクイエム」はプッチーニとピツェッツィの作品。珍しいプッチーニの「レクイエム」はヴェルディの没後4周年である1905年の記念式典のために書かれたもので、短いながらも成熟した作風を持つ、プッチーニの心からの追悼の音楽です。ピツェッツイのレクイエムは、彼の妻マリアの追悼のために作曲されたもの。グレゴリオ聖歌のメロディをはじめとした様々な旋律を用いた無伴奏合唱で歌われる作品です。サンクトゥスで少しだけ明るさを見せますが、その他は終始静かな悲しみを湛えています。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573196

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    マリピエロ:英雄の交響曲/墓より/悲劇的ディテュランボス(テッサローニキ州立響/クルーセル)

    4曲の世界初録音を含むこのマリピエロ(1882-1973)の作品集は、どれもが興味深い音色に満ち溢れています。ただ、もし彼が現在生きていたとしたら、私たちがこれらの録音を聴く事を防ごうとしたかもしれません。晩年の彼は「初期の作品のほとんどは破壊された」と称し、実際にはそれらを地下室の箱に隠していました(死後に発見)。そんな自己評価の厳しかったこれらの作品ですが、重々しい雰囲気を持つ「英雄交響曲」と「墓より」やアルメニアの旋律をふんだんに用いた「アルメニア」、破壊的な「グロテスク」ちょっとストラヴィンスキー的な味わいもある「ディテュランボスの悲劇」と、創意工夫の見られる面白いものばかりです。最近、復興著しいNAXOS「イタリア近代の音楽集」にまた新たな名演が加わりました。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572766

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    マリピエロ:歌劇「アルレッキーノの嘘」より交響的断章/ヴィヴァルディアーナ/7つのインヴェンション/4つのインヴェンション(ヴェネート・フィル/マーク)

    ピツェッティ、カゼルラと並んで再評価の進む近代イタリア三羽烏の雄・マリピエロの素晴らしく手の込んだ管弦楽曲集です。二つのインヴェンション集は、映画音楽としても使用されたこともある作品ですが、ハリウッド風ロマンティシズムとはまるで対照的、急進派としても名を轟かせた彼らしく大胆な不協和音の使用も目立ちますが、どんなときでも青く澄み切った空のように抜けるような透明感を持っている、不思議といえば不思議な彼流の流儀が貫かれています。また彼はヴィヴァルディ作品の校訂者としても知られますが、「ヴィヴァルディアーナ」は文字通りヴィヴァルディ作品を素材として、彼流のオーケストレーションを施したユニークな編曲的作品です。*8.223397の再発売品(2001/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555515

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    マリピエロ:ガブリエリアーナ/セレナータ/マドリガーリ/5つの寓話/7つのヴェネツィアのカンツォネッタ(カメラータ・ストゥルメンターレ・チッタ・ディ・プラト/コンティ)

    カセッラと同時代に活躍したマリピエーロは、その生涯に10曲以上の交響曲、6曲のピアノ協奏曲、8曲の弦楽四重奏曲、他、夥しい数の管弦楽曲や歌曲など数多くの作品を残しています。彼はモンテヴェルディやヴィヴァルディの作品を校訂し、音楽研究者として高い評価を受けているのですが、彼自身の作品は、未だに正しい評価がなされているとは決して言えないのが実情です。このアルバムでは、ヴェニスの大作曲家、ジョヴァンニ・ガブリエリに捧げられた「ガブリエリアーナ」など、彼が生涯を通じて研究していたイタリア古典派の音楽と、新時代の音楽が見事に融合した、まさに無尽蔵音楽的遺産とも言える作品を収録しています。かのムーティが設立に関与しているイタリアの室内オーケストラ、カメラータ・ストゥルメンターレ・チッタ・デ・プラトによる説得力ある演奏が華を添えています。(2010/02/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777322-2

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    マリピエロ/カリージョ/マーラー:声楽作品集(白井光子)

    ドイツの権威ある音楽誌“STERN”で「歌曲におけるファースト・レディ」と評されたメゾ・ソプラノ歌手、白井光子。彼女の70歳の誕生日(2017年5月28日)を記念しリリースされるこのアルバムには、未発表の3つの作品が収録されており、ドイツを中心に、あまり演奏されることのない珍しい作品を好んで取り上げてきた彼女らしく、ここでもそのレパートリーの多彩さが際立っています。イタリアの近代作曲家マリピエロ、微分音の作曲家として知られるメキシコのカリージョの前衛的な歌曲と、マーラーの「大地の歌」の最終楽章。性格の違う3作品を白井は完璧に歌い分けています。(2017/08/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5324

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    マリピエロ:カルヴァルカーテ/月に寄せる小詩集/秋のプレリュード/3つの古風な舞曲/共鳴(リム・リラ)

    最近、ようやく復興の兆しが見えてきたイタリアの作曲家ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973)。このアルバムでは彼の青年期から壮年期にかけてのピアノ曲を聴くことができます。マリピエロ自身が記した友人への書き込みによると、彼はピアニストたちに対して、複雑な思いを抱いていたようで、彼らを「奇妙な敵」と呼びながらも、「何一つ悪意を抱いていない」など愛とも憎しみとも取れる言葉が書き連ねてあるのです。彼は作曲家としては珍しくピアノを正式に学んだことがなかったにもかかわらず(ヴァイオリンは6歳から演奏していた)、25歳のマリピエロによる最初の作品は「ピアノのための6つの小品」でした。以降も、彼は自身における「奇妙な敵」と戦い続け、驚くほどに華麗なテクニックを駆使し、時にはユニーク、あるいはシニカルな作品を書いていきます。1910年頃に書かれた「3つの古風な舞曲」はその親しみやすさから人気を獲得、また「秋の前奏曲」や「月に寄せる小詩集」は、イタリアの音楽雑誌の付録として出版され、この多彩で繊細な音楽はたくさんの聴衆から高く支持されたのです。しかしこの曲に見られる陰鬱さは、彼の後の作品をも覆う一種の暗さでもあるのかもしれません。1921年の「カルヴァルカーテ-乗り物」は「つかの間のアイデア」とされ、風変わりなユーモアに満たされています。まだまだ全容解明は難しそうなマリピエロのピアノ曲。少しずつでも楽しんでいただければと思います。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572517