マルシュナー, ハインリヒ・オーギュスト(1795-1861)
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ハインリヒ・マルシュナーは、ウェーバーとワーグナーの間の世代におけるドイツ・ロマン派オペラの代表的な作曲家として知られていますが、その優れた室内楽作品はしばしば見過ごされがちです。とりわけ彼はピアノ三重奏曲を愛し、生涯で7曲を作曲。友人であったシューマン夫妻からも高く賞賛されています。このシリーズ第1集には初期の第1番と円熟期の第7番を収録。抒情的でコントラストに富んだ第1番は軽快なリズムと清々しい旋律が特徴。第7番はより洗練されたスタイルで、エネルギッシュで力強いテーマと、内省的なセクションが交互に現れる中、3つの楽器が巧みに対話を繰り広げます。古典派から現代まで幅広いレパートリーを持つグールド・ピアノ・トリオの演奏で。(2024/12/06 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574612 |
ドイツ・オペラ史上ウェーバーとワーグナーの間に位置するマルシュナーは、劇場に徹したオペラ職人かと思っていたら、何と室内楽も書いていたんですね。これらのピアノ三重奏曲は、オペラで失敗が続いた晩年のマルシュナーが器楽曲に向かった時代の作品です。オペラ専門の作曲家が他の分野に手を出すとうまく行かない例が多いのですが、これは意外なA級掘り出しもの。シューマンをベースに時折シューベルトやメンデルスゾーンが顔を出す初期ロマン派の情熱の嵐が吹きすさび、構成的にも実にしっかりと書かれた秀作です。(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999721-2 |