葉小鋼(1955-)
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現代中国を代表する作曲家、イェ・シャオガン。この『共和国への道』は1911年の辛亥革命から100年を記念して書かれたカンタータです。近代革命先行者として称えられる孫文を主人公とした、古典的な詩と現代的な詩が用いられた歴史的な物語を彩るのはさまざまな中国民謡で、モダンな響きと融合した耳なじみのよい旋律は聴き手の心をつかみます。広東組曲も広東州に伝えられる民謡がふんだんに使われた美しい作品ですが、こちらはドイツのラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団による演奏です。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579089 |
現代の中国において最高の作曲家の一人として知られる葉小鋼(1955- イェ・シャオガン)の作品集。彼は中央音楽院で学び、1987年からはニューヨークに留学もしています。彼の作品は極めてシンフォニックであり、どれもがまるで映画音楽のように鮮やかで、聞き映えのするものです。彼の名を一躍高めたのは2008年の北京オリンピック開会式で、この時は彼のピアノ協奏曲を名手ラン・ランが演奏。光の乱舞とダンスを伴うその演奏は、世界中の30億人の観衆を魅了したのでした。この「マカオの花嫁」は4幕からなるバレエ組曲で、中国の船乗りとポルトガル船の船長の娘の物語を描いたものです。迫りくる荒波を越えて2人は幸せな結婚式を挙げるというストーリーです。「4つの嶺南の詩」はやはりマカオの文化局から委嘱された作品で、テノールと管弦楽のために書かれており、使われた詩はそれぞれ、唐、宋、明、清王朝の時代に書かれたものです。今日の中国芸術家の情熱と願望を反映し、古代の傑作に新たな次元を融合させるという作曲家の意図が見事に反映されています。(2014/05/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573131 |
1955年に上海で生まれたイェ・シャオガンは、現代中国を代表する作曲家の一人です。彼は、自作に中国の民間伝承のエピソードや風景、自然などのモチーフを取り入れることで知られ、演奏会用の音楽だけでなく、数多くの映画音楽でも権威ある賞を受賞するなど、その作品は高く評価されています。このアルバムには2つの作品を収録。「言葉のない告別の歌」は、精緻で美しいメロディーと洗練されたオーケストレーションが特徴で、芸術的創造のインスピレーションや死というテーマに深く迫ったストーリー性のある作品です。琵琶や京胡、笛など、中国の伝統的な楽器が巧みに用いられています。「消失的銀杏」は、イェ・シャオガンが愛する「イチョウの木」をモチーフにした植物シリーズの最新作。優雅で繊細な音色の変化が美しいこの曲には、中国に数億年前から存在するイチョウへの想いが込められるとともに、未知のものに対する人間の探究心と好奇心、そして人間と自然の相互依存への関心、さらに人間の心の奥底にある美への深い洞察が表現されています。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579151 |
1909年のヨーゼフ・ハイドン没後100周年の際には、6人のフランス人作曲家、ラヴェル、ドビュッシー、デュカス、アーン、ダンディ、ヴィドール・・・によって、ハイドンを讃える音楽が書かれ、盛大な記念行事が催されたのでした。さて、2009年のハイドン没後200年を記念するこのプロジェクトは、世界中から才能ある作曲家たちが偉大なる天才のために曲を捧げています。彼らの出身国を見てみますと、オーストリアから6人、他のヨーロッパから6人、アメリカ、オーストラリア、中国、日本、南アフリカ、そしてアルゼンチンからの6人。と何とも多彩な人選です。各々の国の風情を湛えつつ、様々に形を変えたハイドンの音楽は、オリジナルの素晴らしさを彷彿させながらも、限りない可能性を聴き手の前に提示します。曲の長さはどれもが6~7分にまとめられていて、作曲家たちの個性も巧みに生かされているのです。名手、アイゼンシュタット・ハイドン・トリオの目の覚めるような力量にも唖然とすることでしょう。現代音楽がちょっと苦手な人でも、心の底から楽しんでいただける好企画です。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7020 |