ルーセンベリ, ヒルディング(1892-1985)
Search results:2 件 見つかりました。
20世紀半ばまで、ほとんどのスウェーデンの作曲家たちは、パリやウィーン、ベルリンから来る「新しい傾向」を受け入れることを拒否していました。しかし一部には前衛的な音楽の支持者は存在していたのです。この1892年生まれのルーセンベリもそんな一人であり、彼はスウェーデンに「無調」をもたらした人として20世紀のスウェーデン音楽界において最も影響力の強い作曲家となったのです。貧しい家庭に生まれたルーセンベリ(1892-1985)は1915年にストックホルム音楽院で勉強を始める前に、既にオルガニスト、ピアニスト、音楽教師として活躍していました。その後、ドレスデンでシェーンベルクの室内交響曲を聴き「前衛音楽」に覚醒。その時の衝撃は最初の弦楽四重奏に反映されています。このアルバムには5つの作品が収録されており彼の作風を端的に知ることができます。興味深いのは「主題と17の変奏曲」で単純なメロディがどのように変化していくかが鍵と言えるでしょう。アンナ・クリステンソンの揺るぎない演奏で。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C5116 |
長らく入手不能になっていたSWRレーベルの人気タイトル。鉄道をめぐる管弦楽作品を一堂に集め、世界中のクラシック・ファン、鉄道ファンを狂喜させたアルバムが待望の再登場です。ヴィラ・ロボス「カイピラの小さな汽車」、オネゲル「パシフィック231」、J.シュトラウス「観光列車」、ドヴォルザーク「ユーモレスク」などの有名曲はもちろん、コープランドやレブエルタスの残したマイナー作品を聴くことが出来るのがなんとも嬉しいところ。収録作品の多くで用いられる、鉄道ならではのリズムに乗りに乗った楽しい演奏で、最後まで飽きさせることありません。(2019/02/22 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
---|---|
カタログ番号 | :SWR19401CD |