アサド, セルジオ(1952-)
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2012年にチューリヒで結成されたギター六重奏団「ギターラ・ア・セイス」。メンバーの出身国はドイツ、ブラジル、ポーランド、スイスと多岐にわたり、個性も弾き方も多彩。収録曲の作曲家もバロックから現代まで、ドイツ、イタリア、ブルガリア、フランス、スイス、ブラジルにまたがり、6本のギターという珍しい演奏フォーマットの持つ表現力を様々に引き出しています。ブランデンブルク協奏曲第3番の第3楽章の対位法に乗って競い合うような演奏、ロッシーニ・クレッシェンドの高揚感、マ・メール・ロワでの繊細さなど、どれも魅力的。現代曲ではシリアスな作品もあれば、メンバーのクレープスによる「パンアメリカン」組曲のようなポップスのノリもあり。バッハの名前をもじったセルジオ・アサドの「フアン・セバスチャンのバー」は思い切りポップなブラジリアン・サウンドの中に突如バッハの旋律が顔を出すユーモラスな作品。ライヴなら拍手喝采間違いなしのプログラム、難しく考えずに楽しみたい1枚です。(2022/10/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551475 |
マテウシュ・コヴァルスキは1995年、ポーランドのコシャリン生まれの若きギタリスト。7歳よりギターを始め、12年間コシャリンの音楽院で学んだ後、ワルシャワ音楽院を優秀な成績で卒業。10代の頃から注目され、アントニー国際ギター・コンクール(フランス)やルスト国際ギター・コンクール(オーストリア)など数々のコンクールで優勝。東欧を含む欧州各地、イギリス、南アフリカなどで演奏を行い、ウィーン楽友協会のホールでも演奏しています。2019年6月にはワルシャワ音楽院の卒業生を代表し、ワルシャワ・フィルハーモニーにてロドリーゴのアランフェス協奏曲を演奏しました。コヴァルスキの演奏は、若いエネルギーに溢れつつ、純真でノーブルなサウンドを持ち、とりわけ美しいピアニッシモに定評があります。バッハからタレガ、ポンセ、ピアソラ、バリオスからシューベルト、そしてマスタークラスで教えを受けたセルジオ・アサドの世界初録音作品も収録。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD251 |
クロマ・デュオは、世界有数のギター・デュオであり、著名な音楽家たちとの友情を通じてレパートリーを大きく広げてきました。このアルバムに収録されている5つの作品はすべて名ギタリストによって書かれており、4つはクロマ・デュオのための作品です。イアンナレッリの「フリーダ・カーロの7つの絵」は、カーロの情熱的な絵画からインスパイアされています。ブローウェルはカナダの作家マーガレット・アトウッドから創作の刺激を受け、ボグダノヴィチはジャズを融合させたユニークな作品を提供しています。カヴァナーの作品は故郷の伝承からヒントを得ており、アサドの作品は、2016年にこの世を去った名ギタリスト、ローラン・ディアンスへのトリビュートとして、ブラジルとフランスの音楽要素を融合させて書かれています。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574578 |
2016年、若手ギタリストの登竜門である「GFA(GUITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギターコンクールで優勝したザビエル・ジャラのリサイタル・アルバム。アメリカ、ミネソタ州に生まれ12歳よりギターを始め、2011年にGFAが主催する「高校ギターコンクール」で第1位を獲得した他、すでに数多くのコンクールの優勝経験を持つ彼は、2015年には東京国際ギターコンクールでも優勝、すでに日本国内でツアーを開催したという、ギター好きにはお馴染みの奏者です。ギターだけでなくリュートも演奏するというジャラ、このGFA国際コンクールにおける優勝記念リリース・アルバムでは、彼の持つ確かな技術に加え、ドラマティックな音楽性、レパートリーの広さとダウランドへの愛も存分に味わえます。(2017/06/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573797 |
2016年、スペインで開催された「アルハンブラ国際ギターコンクール」の優勝者、アンドレア・ゴンザレス・カバレロのデビューアルバム。スペインのギタリストの中で最も若い世代に属する1992年生まれの彼女は、8歳でソロ・デビューを果たし、スペイン、ロンドンをはじめとした世界各国のホール、音楽祭で演奏、国際的な賞も獲得するなど、その活躍が期待されています。彼女が優勝したアルハンブラ国際ギターコンクールは、もちろんタルレガとアルベニス作品の演奏は必須ですが、他の課題曲は幅広い時代の作品から選択されており、コンクールのための新作も準備されるなど、コンテスタントに要求される要素も大きく、勝者である彼女の才能は飛びぬけています。聴き手にとっても、ロマン派から現代曲までの多彩なプログラムはとても楽しいものです。●(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573767 |
2015年に開催されたハインスベルク国際ギター・コンクールの優勝者、パヴェル・クフタのリサイタル・アルバムは、彼の故郷であるベラルーシを始め、キューバ、スペイン、カタルーニャ、ブラジル、フランスの作品がバランス良く配された、この若きギタリストの可能性を探る興味深い1枚です。1984年に生まれ、ミンスクの音楽アカデミーで学び、ベラルーシ政府から奨学金を得た後、ミケーレ・ピッタルガ国際コンクールで第3位、アンドレス・セゴビア国際コンクールで第2位など、数多くのコンクールに入賞、着々と実力をつけてきたクフタ、現在、最も将来を嘱望されているギタリストの一人です。どの曲も技巧と表現力を駆使した素晴らしい演奏ですが、とりわけ冒頭に置かれたベラルーシの女性作曲家、ゴレローヴァの「ミールの城」は、当地の有名な16世紀の要塞を音で表現したアルバムの冒頭を飾るにふさわしい1曲です。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573577 |
世界で最も有名なギタリストの登竜門である「GFA(全米ギター協会)国際ギター・コンクール」2017年度ICAC(International Concert Artist Competition)部門の優勝者ツァン・テンユエのデビュー・アルバム。中国、河北省に生まれ、父の手ほどきで5歳からギターを始めたというテンユエ、7歳で北京音楽院付属校に入学、その後はジュリアード音楽院に留学し、在学中に前述のコンクールで優勝を獲得。すでに日本でもファンを獲得している逸材です。このアルバムでは、自身の編曲によるスカルラッティのソナタやバッハのシャコンヌなどの古典的な作品から、タンスマン、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ブローウェル、アサドなど多彩な作品を演奏。どんな曲でも完璧に分析することで定評があるテンユエ、ここでも熟考の上での素晴らしい演奏を披露しています。(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573905 |
近年、多くの作曲家が新しい響きを得るため様々な探求を行っています。ここで聴けるのは南米と東ヨーロッパの作曲家たちによるギターとチェロのアンサンブル。この珍しい組み合わせからは、技術的な困難はあるものの、極めて野心的な響きが生まれます。ユーゴスラビアの作曲家ボグダノヴィチの印象的な「4つの内なる小品」を始め、セルジオ・アサドやエドウィン・グェバラの躍動するリズムが魅力的な曲、ブルガリアの作曲家ウルクズノフの民族舞曲を取り入れた「タンゾロジア」、ラパス生まれのゼナモンによるギターのアルペジョが美しい「Reflexoes」。2つの楽器が生み出す親密な調べをお楽しみください。(2017/06/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573761 |
2011年、GFA(Guitar Foundation of America)国際ギターコンクールで第1位を獲得した、ロシア生まれの若いギタリスト、ウラディーミル・ゴルバッチのリサイタルCDです。彼はノロシビルスク音楽学校、グリンカ音楽院を経て、ケルン音楽アカデミーでギターを学びました。メニューイン財団の主宰する音楽会に出演したことで、一躍有名になり、その後は各国で開催されたギター・コンクールで賞を獲得しながら、50回を超す演奏会もこなし、着々と腕を磨いています。ここで聴けるのは、スカルラッティからピアソラまでと多種多彩。ピアソラでの力強さもさることながら、スカルラッティで聴かせる独創性と器用さは、特筆ものです。アセンシオの「内なる思い」も名演であり、この若者の揺るぎない感性には驚かされるばかりです。(2012/07/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573023 |