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ヴォーン, ヘンリー(1622-1695)

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    ブリテン:「聖ニコラス」/合唱のためのクリスマス組曲「キリストの生誕」/詩編150番(ラングリッジイギリス室内管/ヘッドフォード)

    まずは余り知られていない「キリストの生誕」をご紹介します。これは驚くことに20歳になる前の作品で、翌年の「みどりご生まれたまいぬ」へと繋がる無伴奏混声合唱曲。随所に閃きがあるこの作品の全曲初演は、作曲者の死後15年を経過してなされたのです。サンタクロースのモデルとされる人物を描いた「聖ニコラス」は、テノール独唱、混声合唱、同声合唱、ピアニスト2人、オルガン、打楽器、弦楽合奏を要し、テノール独唱、第一打楽器奏者、弦楽各パートのトップ奏者以外はアマチュアの演奏参加を念頭に置いています。独特の楽器編成を自在に操るブリテンの天才的手腕が聴きもの。「詩篇第150番」は少年合唱で奏されます。COLLINSから発売されていた貴重な音源の最発売盤です。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557203

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    マサイアス:時と永遠の幻影(声楽作品と室内楽作品集)(ウィリアムズ/ルース/フレーカー/グレイジャーカンター/ロス/ポーラ・ファン/ウッズ)

    幼い頃から楽才を発揮、20世紀ウェールズにおける「最も重要で多作な作曲家」の一人として評価されるウィリアム・マサイアス。主として合唱作品が知られていますが、歌曲や室内楽のジャンルでも、親しみやすい旋律がふんだんに使われた美しい作品を数多く書いています。このアルバムは、2本のトランペットで奏でられる「祝祭ファンファーレ」で幕を開け、独唱曲を交えながら、ピアノ曲、クラリネット、ヴァイオリン曲などの様々な作品を聴くことができる趣向になっており、前衛的な手法を取り入れながらも、優雅さを忘れないマサイアスの作風をじっくり堪能できる1枚です。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574053

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    マッケイブ:合唱作品集(ヴィジョンズ)(BBCシンガーズ/ファーリントン/ヒル)

    英国有数の作曲家、ピアニストであるジョン・マッケイブ(1939-)。彼の作品はほぼ全てのジャンルに及び、そのどれもが高い評価を受けています。もちろん使われている音は現代的なものですが、どこか親しみやすさも備えており、とりわけ声楽作品はわかりやすいメロディが多いせいもあり、ファンも少なくありません。このアルバムには世界初録音を含む14作品が収録されています。作曲年代はまちまちで、ごく最近に書かれたものから、50年近くも前のものまで多彩なスタイルが混在しています。彼の音楽の変遷を感じたいのであれば、まず最初におかれた「3つのマリアのキャロル」はいかがでしょう?16世紀の作者不詳のラテン語のテキストを含む3つの曲は、美しく神秘的であり、マッケイブ自身も喜びをもって作曲したと語っています。その他、いろいろな機会のために書かれた合唱曲はBBCシンガースの最良の声を得て、素晴しい光を放っています。(2013/01/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573053

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    ミシュキニス/メアロウ /プラウリニュシュ/イェイロ/フェルステル:合唱作品集(光と愛)(ゾヌクス・アンサンブル)

    RONDEAUレーベルのクロスオーヴァー・プロジェクトを担うゾヌクス・アンサンブルの現代的テイストの1枚です。即興性たっぷりのシリウス弦楽四重奏団とサックスのクーヒェルの演奏と、絶妙のハーモニーを紡ぎ出す若き男声メンバー「ゾヌクス・アンサンブル」のコラヴォレーションは、まるで別世界の音楽を聴くかのような不思議な体験をもたらします。たとえばトラック8のウィテカーでは神秘的な導入部が一転、賑やかな喧騒を描き出したり、トラック1のミシュキニスの作品では、サックスが鮮烈な合いの手を入れたりと、一味違う声楽アンサンブルを楽しめます。(2013/11/20 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6075