ミュラー, ヴィルヘルム(1794-1827)
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ベニー・グッドマンやアーティ・ショウを始めとしたジャズ・プレイヤーからもこよなく愛される楽器『クラリネット』。1700年頃にドイツの楽器製作者J.C.デンナーがフランスの古楽器「シャリュモー」を改造して作ったとされていますが、正確な製作年代はわかっていません。しかしそのまろやかで魅力的な音色はモーツァルトを始めとした作曲家たちに愛されたことで、数多くの名作が生まれました。このアルバムには古典派からロマン派にかけての名作の聴きどころばかりを収録。モーツァルトの友人、シュタッドラー等、当時の名手たちの見事な技術も伺える技巧的な作品の数々をじっくりとお楽しみください。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578174 |
1820年代にウィーンのギター製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファー(1778?1853)により発明された、6弦の弦楽器「アルペジオーネ」。ギターのような24のフレットを持ちながら、チェロの特性も備えており「ギター・チェロ」という別名でも呼ばれ、発明から10年間ほどは高い人気を誇りましたが、やがて歴史の中に消えてしまいました。このアルバムではヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として知られるドゥフトシュミットがアルペジオーネの復元楽器を使い、名作「アルペジオーネ・ソナタ」を演奏。共演がパウル・グルダで、楽器がアルペジオーネが発明されたのと同じ1824年製のグラーフのオリジナルという点も見逃せません。5つの歌曲ではその直前に歌詞の朗読を入れることで、歌の無いアルペジオーネの演奏でも楽しめるようにしています。ピアノ 教則本の作曲家として知られるブルグミュラーの「3つの夜想曲」はギターの伴奏で演奏。こちらもアルペジオーネの発案者であるシュタウファーのオリジナル楽器を使うという徹底ぶりです。企画から演奏までこだわり抜いた一枚をお楽しみください。(2022/07/29 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555446-2 |
【フランスで活躍するポップス界の歌姫が贈る、シューベルトの新しい魅力】フランスを中心に活躍し、1930-50年代のポップスを歌うバンド"モリアーティ"のヴォーカリストであるローズマリー・スタンドレーと、近現代音楽を中心にクロスオーヴァー系もアコースティックな楽器でセンスあざやかにこなす実力派集団、アンサンブル・コントラストが手を組んだシューベルトの作品集。ピアノを担当するグループの中心メンバー、ジョアン・ファルジョによる、原曲のイメージを生かした美しくも物憂いアレンジで収めています。方々から引っ張りだこでALPHAレーベルお馴染みのソプラノ、サンドリーヌ・ピオーと、ヨーロッパ・ジャズ界で話題の女性トランペッターでALPHAからアルバム(ALPHA298)をリリースしているエレル・ベッソンも参加。心地よく力の抜けたヴォーカルと演奏が、シューベルト作品が本質的に持つ魅力を新しい角度から楽しませてくれます。ピオーがリードする「夜と夢」も絶品。(2020/09/11 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA418 |
パリのテアトル・ド・ラテニーでライヴ録音された「美しき水車小屋の娘」。歌っているのはオランダ出身のバリトン歌手トーマス・オリーマンス。彼はアムステルダム高等音楽院でマルグリート・ホーニックに歌唱を学び、フィッシャー=ディースカウを始めとした大歌手の薫陶を受け、オランダ国立歌劇場でパパゲーノとしてデビュー。以降、この歌劇場に定期的に出演するほか、ヨーロッパを中心にリタイタルを行っており、また2011年には来日、武蔵野市民文化会館で「冬の旅」を歌い好評を博しました。この2019年のライヴは、彼の「今」を聴くための絶好の1枚。若々しいだけではなく、熟成が感じられる演奏です。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM025 |
シューベルトの名作「水車屋の娘」にはすでに様々な名唱が存在し、聴き手としても選択肢が多すぎて迷ってしまうほどですが、そんな中に新たな1枚を投入いたします。ここで見事な歌唱を聴かせるギルクリストは1970年生まれのイギリスのテノールです。最初は医者として薬学を学びつつ、ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊で歌っていましたが、1996年に完全に音楽家へと転向し、以降は合唱団のソリストを務めたりコンサートで歌ったりと八面六臂の活躍をしています。イギリス室内管弦楽団を始めとしたイギリスの主要オーケストラと共演し、高い評価を得ています。このシューベルトの「水車屋」も彼の得意とするレパートリーで、ピアニストのアンナ・ティルブロックとツアーを組み全英中でコンサートを開き喝采を浴びています。線は細めで端正な声質が魅力で、この曲集が要求する「一途な若者のひたむきさ」を存分に表現しきった素晴らしい仕上がりです。とりわけ甘さたっぷりの高音は彼ならではのもの。全20曲での緊張感を湛えつつも情感溢れる歌いぶりには思わず感動します。(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100006 |
古楽演奏で人気を博しているマキシミリアン・シュミット。レーゲンスブルクの少年合唱団を皮切りに、1999年にベルリン芸術大学で学び、バイエルンでオペラにも出演。最近はシャイーの「マタイ」でも瑞々しいテノールを聴かせました。OEHMSにおける録音はシューマンの「詩人の恋」(OC819)に続く2枚目のもの。伴奏は同じくベテラン、フーバーです。途切れることのない小川の流れのように、数多くの歌手たちが演奏を重ねていくこの名曲、シュミットの演奏も新たな心象風景をみせてくれるものです。どこまでも伸びていくような高音と繊細な弱音が魅力です。(2013/08/21 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC882 |
デンマークのバリトン歌手、ボー・スコウフスのシューベルト「三大歌曲集」の第1作は若々しい感情が漲る「美しき水車屋の娘」。スコウフスはこの曲をかれこれ20年前、デビューしたばかりの頃に録音していますが、今回の再録音に関して、「この曲をもう一度録音できてうれしいです。若い頃はあまり深く考えずに歌った部分もありますが、年齢を重ねて、より深く音楽を理解でき、この曲についての違った見解を持つことができました。」と語っています。重要な役割を担うピアノ・パートはウィーンの名手ヴラダーが担当。歌と親密な対話を繰り広げつつ、作品に新たな光を当てています。/(2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5290 |