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ガブリエリ, アンドレア(1533-1585)

Search results:11 件 見つかりました。

  • 16世紀後半ネーデルラントのマドリガーレ集

    【北方に花開いたイタリア語ポリフォニーの粋を、イタリア最高の声楽集団の名解釈で】ヨーロッパ各地で多声音楽の全盛期を支えたネーデルラント(現在のベネルクス三国とその近辺に相当)の名匠たちが、16世紀後半にイタリアの作曲家たちから刺激を受けつつ地元ネーデルラントで出版したイタリア語重唱曲=マドリガーレを厳選。ナポリで活躍したデ・マッケ(ド・マック)や、ヴェネツィアのA. ガブリエーリ、ローマのマレンツィオなどイタリアに軸足を置いていた作曲家たちの作品も含め、全ての収録曲はこの地域の文化拠点アントウェルペンで出版されていながら(1603年に出版されたフェルドンクの1曲〔トラック7〕以外は全て1580~90年代に刊行)歌詞は全てイタリア語で、オランダ独立戦争の動乱をよそに、ヨーロッパの南と北をまたにかけた刺激的な文化活動のあったことが判ります。コルネやフェルドンクなど重点的に紹介される機会の少ない作曲家たちも興味深く、緻密なポリフォニーや歌詞を活かした音作りの機微を存分に味わえる内容。しかも演奏は、音楽監督の早世により惜しまれながら活動休止したイタリアの名団体ラ・ヴェネシアーナのメンバーを多く含む気鋭集団、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ。温もりをたたえながら曲構造を明瞭に聴かせる精緻な歌唱で、濃やかな和声変化や多声書法の味わいをよく伝える解釈の妙はさすがというほかありません。Musique en Wallonieレーベルの常通りブックレットも美麗図版の数々はじめ情報満載です(伊語歌詞、仏・英・蘭・独語歌詞訳&解説)。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Musique en Wallonie
    カタログ番号:MEW2410

  • ヴァイル/ダウランド/ガブリエル/A. ガブリエリ/セルトン/ロジャーズ/マンシクール:声楽作品集(ジングフォニカー)

    ドイツの大人気ヴォーカル・グループ「ジンクフォニカー」の最新アルバムです。 ( 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC801

  • ( 発売)

    レーベル名:ジンクフォニカーと言えば、伝説的名盤「サイモンとガーファンクル」(OC-321)で、多くの人の度肝を抜いたのは忘れることができません。他にも伝統的な歌と現代曲を絶妙に取り合わせたプログラムが斬新なアルバムをcpoレーベルとOEHMSレーベルに何枚もリリースしています。今作も、何とも彼ららしい選曲がgood!いつもの通り、ルネサンスのマドリガルからジャズまで、彼らなりのスタイルで歌いこなしてしまう柔軟さがたまりません。クルト・ワイルとコスマとジョビンが同じテーブルに並べられるなんて、何だか想像を絶したディナーですね。
    カタログ番号

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    1 ( 発売)

    レーベル名
    カタログ番号:2011.10.19

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    カヴァッツォーニ/フォリアーノ/アンティーコ/ヴァレンテ/マック:オルガン作品集(マルコン)

    (2010/05/01 発売)

    レーベル名:Divox
    カタログ番号:CDX-70005

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    A. ガブリエリ:鍵盤作品集 - リチェルカーレ/プラエアンブラ/カンツォーナ(ウィルソン)

    イタリアのルネサンス期において、最も影響力があったとされるジョヴァンニ・ガブリエリ。彼の叔父にあたるのが、このアンドレア・ガブリエリです。彼の若い頃については、ほとんど知られていませんが、聖マルコ大寺院のオルガニストの座を争って敗れ、1557年にヴェネツィア共和国カンナレジオ地区のオルガニストになったことはわかっています。イタリアの鍵盤音楽の発展に大きく寄与し、フーガ、リチェルカーレ、トッカータなどに優れた作品を残しています。合唱音楽を始め、多くの作品を残しましたが、自作の出版に対してはかなり慎重で、彼の作品が世に出回るようになったのは死後のことでした。華やかな中に落ち着きのある優雅な曲集です。(2010/10/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572198

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    A. ガブリエリ:ダヴィド詩篇集(ヴェネツィア・カペラ・ドゥカーレ/ピコッティ)

    ジョヴァンニに比べてディスクが少ないアンドレアの方のガブリエリ。教皇グレゴリオ13世に捧げられた「ダヴィデの詩篇曲集」から7曲を選びました。男声の低音の聖歌で始まり、これはキレイな声楽曲です!ジョヴァンニを金管で豪華絢爛に演奏することがあるのに比べ、歌手と楽器奏者8人ずつによってこのように優しく、暖かく演奏してくれると、ガブリエリもヒーリングっぽくなります、嬉しい限り。就寝前の睡眠薬になってくれそう。歌手陣に日本人女性の名前も見えます。(2002/11/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999863-2

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    恋の目隠し - 歌と器楽で綴る16-17世紀イタリアの世俗重唱曲さまざま(コンチェルト・ディ・マルゲリータ)

    【みずみずしい解釈で、生きたマドリガーレ芸術を400年後の世界に甦らせた俊英たち!】1600年前後のイタリア宮廷音楽の世界で、高度な文学性と複雑精緻な音楽技法を試す場として大いに愛された重唱ジャンル、マドリガーレ。16世紀流のポリフォニックな音作りが独唱中心のバロック・スタイルへと移ってゆく過渡期の興味深い作品が多いこのジャンルでは、イタリアに活路を見出したネーデルラント楽派後期の作曲家たちからモンテヴェルディまで、新旧さまざまな作曲家が傑作を綴っていますが、その真相を妥協なく追求しながら時代の変化を追った充実のアルバムがARCANAから登場しました。すぐれた古楽奏者が集うバーゼル・スコラ・カントルム出身の俊才たちによるコンチェルト・ディ・マルゲリータ(1600年前後に最も実験的な音楽が生み出されていたフェラーラに、公妃として迎えられたマントヴァ公女マルゲリータに由来)は、全員が古楽器奏者であり歌手であるというルネサンス期さながらの頼もしいグループ。歌詞となる詩の味わいを多声の綾に埋もれさせずに引き立てる聴き取りやすい発音に、撥弦中心の楽器を折々盛り込みながら、マドリガーレの面白さを十全に際立たせます。即興演奏に由来する技法ディミヌツィオーネ(分割装飾奏法)もごく自然に使いこなす彼らの素晴らしい技術とセンスで、ルネサンス末期からバロック発祥期にかけての多彩なイタリア音楽をお楽しみいただけます。(2022/02/11 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A498

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    サイヴ:晩課のために(アンサンブル・ポリハルモニーク/コンチェルト・インペリアーレ/ムラール/シュナイダー)

    【晩期ネーデルラント楽派の重要潮流、リエージュ楽派の栄華を味わう充実の選曲と演奏】現在のフランス語圏ベルギー最大の都市、同国東部に位置するリエージュ。後にフランクやイザイ、グレトリーといった作曲家たちを生んだこの地は、昔からリエージュ司教を君主としながら地元の聖堂参事の発言力や市民の力も強く、西のフランドル地方とはやや違った歴史を歩みました。ここではスペインのビクトリアやイタリアのG.ガブリエーリ、マレンツィオなどと同世代で、リエージュ司教領を離れ神聖ローマ皇室の人々に仕え大きな成功をおさめたランベール・ド・セーヴと、リエージュを拠点に長く活躍をみせたランベール・コーレンの作品を中心に、ネーデルラント楽派晩期から17世紀前半にかけて活躍したリエージュ育ちの作曲家たちの妙技を概観できる好企画。グレゴリオ聖歌をはさみながら晩課の音楽礼拝を再現する形で、フランス王太后マリー・ド・メディシスの葬送音楽で知られるオデモン(オドモン)、リエージュでの活躍の後ドイツのノイブルクに活路を見出したエーヌ、スペイン王室のネーデルラント楽派最後の栄光を飾ったロマラン(ロメロ)など、複合唱形式やコンチェルト様式が発展をみせてゆく末期ルネサンス~バロック初期に花開いたリエージュ楽派の古雅な魅力を堪能できます。ヘレヴェッヘやリリング、ラーデマンらとの共演でも知られるシュナイダーやルッツェら名歌手が集い、RAUMKLANGに好企画盤多数のアンサンブル・ポリアルモニークと、多忙な活躍をみせる実力派古楽器奏者たちの充実解釈に、Musique en Wallonieレーベルならではの図版満載解説(仏・英・蘭・独語)も頼もしい1枚です。(2022/10/14 発売)

    レーベル名:Musique en Wallonie
    カタログ番号:MEW2201

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    装飾楽句の嵐~木管コルネットのための作品集(イ・カヴァリエーリ・ディ・コルネット)

    【木管コルネットの新世代名手、故郷イタリアの昔日を縦横無尽に旅する傑作集】木管コルネット(ドイツ名ツィンク)とは、リコーダーをやや大きくした木管ないし骨材管に金管式のマウスピースがついた、ルネサンス~バロック期に流行した管楽器。400年前の欧州では非常に愛されていた楽器にもかかわらず、吹きこなすのは並大抵ではなく、古楽復興の流れでもプロ演奏家の登場が比較的遅かった楽器のひとつでもあります。しかし1980年代に登場した伝説的名手ブルース・ディッキーが数多くの名手を育てたおかげで、この楽器を巡るシーンは21世紀に飛躍的な広がりを見せました。イタリア出身の超実力派インギシアーノもまさにディッキー門下の俊才のひとり。彼の卓越した息遣いと指回りで、昔日の精鋭奏者たちが吹きこなした大作曲家たちの独奏名品を心ゆくまで味わえるこの新録音は、イタリア人古楽器奏者によるイタリア古楽がこれほどまでに作品の存在感にぴたりと寄り添うものかと驚かされる、絶妙の歌心がたまりません。共演が鍵盤楽器ひとつというシンプルな編成なのも魅力のひとつ。木管コルネットの旨みをきわだたせるシャープなイタリア式チェンバロやポシティフ・オルガンの響きも味わい深く、昔日のイタリアの音楽世界を満喫できる上質アルバムに仕上がっています。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A120

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    ファンタジア~アンドレア・ガブリエリからバッハへ、3つの世紀の鍵盤芸術(ブッカレッラ)

    【18世紀ドイツ式チェンバロと、大小2種のイタリア式チェンバロが綴る豊穣なファンタジー】2018年のブルージュ(ブルッヘ)古楽コンクールで独奏者として優勝、近年さらに注目を集めつつあるイタリア出身の古楽鍵盤奏者アンドレア・ブッカレッラ。トッカータという曲種の変遷を辿ったRICERCARデビュー盤(RIC407)に続き、今回のアルバムではファンタジア(幻想曲)という曲種の歴史を概観します。トッカータ同様に鍵盤奏者の即興演奏に由来する比較的自由な作曲形式であるこの曲種の歴史は古く、ここでは前作同様に演奏作品の時代に合わせ三つの楽器を使い分けながら、16世紀のイタリアとヨーロッパ北部(英国、オランダ)の伝統に遡ったのち17世紀を概観、18世紀初頭のバッハに流れ着くという、音楽史の変遷を追えるプログラムとなっています。古い作品では粒立ちのよいイタリア型のチェンバロから驚くほど瑞々しくも整った音の流れを紡ぎ出し、ドイツ後期バロック作品では楽器の味わいを活かしたダイナミックな音楽展開が魅力的。ピアニストたちの名盤も多いバッハの2傑作も、この流れで聴くと歴史的文脈に沿った作品だったことが改めてよくわかり、才気豊かな演奏が作品像を新鮮に洗い直します。フランス語圏を中心に古楽器奏者たちの信頼も厚い古楽器鍵盤製作家フィリップ・ユモーの精緻な仕事を十全に活かした雄弁な解釈によって、チェンバロという楽器の可能性に改めて目を見開かされる充実盤になっています。(2023/11/24 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC438

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    プレトリウス/ホフハイマー/ハスラー/A. ガブリエリ/ブル/シャイト/コッター/シャイデマン/ブクステフーデ:オルガン作品集

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C49444