ハリス, ウィリアム・ヘンリー(1883-1973)
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「愛の挨拶」などで知られるイギリスの作曲家エドワード・エルガーは、若い頃にヴァイオリン奏者として活動しましたが、故郷のウスターにあるセント・ジョージ・カトリック教会のオルガニストを務めていた時期もあり、彼にとってオルガンは音楽的素養の形成に欠かせない楽器のひとつでもありました。このアルバムでは1895年作曲の「オルガン・ソナタ第1番」を中心に、エルガーのオルガンのためのオリジナル作品すべてと、エルガー自身による編曲、および現代の著名なオルガニスト4人による編曲を聴くことができます。オルガン・ソナタ第1番はアメリカの教会音楽家たちがウスターを訪れた際、エルガーの親友であったオルガニスト、ヒュー・ブレアから依頼を受け書き上げたもの。多彩な音色を駆使した交響的な作品で、一部の主題はエルガーがブレアに献呈したカンタータ『黒騎士』のテーマに似ているといわれています。エルガーの友人であるアイヴァー・アトキンスは「セヴァーン組曲」をオルガン用に編曲することをエルガーに勧めましたが、彼はアレンジすることなく、アトキンスが着手。各々の楽章にタイトルが付いた「オルガン・ソナタ第2番」として仕上げています。(2022/09/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574366 |
「われらが父よ・・・」この2つの言葉は、キリスト教の最も知られた祈りの言葉であり、イエスが弟子たちに教えた言葉でもあります。その弟子たちは数え切れないほど多くの人々にこの言葉を伝え、何世紀にも渡って祈られ続けています。このアルバムは父であり、また神である「主への祈り」が25編収録されています。その時代は様々ですが、人々の深い思いは何時の時代も変わることがありません。2009年度のグラミー賞を受賞したキングス・シンガーズによる、えも言われぬ美しい響きは心の底に溜まったいろいろなものを全て洗い流してくれるでしょう。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572987 |
余り知られていないことですが、カナダという国の合唱の素晴らしさは正にウルトラ級。名合唱指揮者ノエル・エジソンが率いる、この教会の聖歌隊の澄み切った歌声の、何と美しいこと!モーツァルトやメンデルスゾーンの名曲も聴けますが、この人は誰?という作曲家の音楽を見逃さないでください。冒頭のスレーター作品の、動的なオルガンが活躍するアンセムは、聴き手を不思議なワクワク感で包みます。結婚式アンセムとして使われることもある「立て、美しい人よ」の作曲家ウィランの名前も、カナダと言えば挙げなければなりません。日本でも注目が集まりつつある「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も実に美しい小品。アルバムのタイトル曲も含め、英国の素晴らしい合唱曲も堪能できます。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557037 |
2004年からチェルトナム・カレッジのオルガニストとして活躍するアレクサンダー・フィンチ。1990年代にはランカスター市のレジデント・オルガニストとして100回以上のリサイタルを開催、高い人気を誇っています。前作「Transformations=変容」(DDA-25193)でフィンチは、さまざまな変奏曲を披露していました。今作ではプライス、ロックレア、ボエルマンのオリジナル作品を中心に、ホルストやエルガーをはじめとした名作をオルガン用に編曲した作品を並べ、オルガンの響きの多様性と豊かな音響を探ります。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDX21112 |
英国近代の合唱音楽の充実ぶりは今更言うまでもありませんが、サー・ウィリアム・ヘンリー・ハリスの作品も忘れるわけにいきません。その代表作である「天は美し」は、2つに分かれた合唱団が掛け合って歌う、いわゆるダブルコーラスの手法によっています。その技法が織り成すふくよかな響きが余りにも美しいため、英国では定番となっている名曲です。当盤はハリスの教会合唱曲を、3曲の世界初録音も含めて集めました。演奏は、観光地としても有名なウィンザー城の聖ジョージ教会の聖歌隊。作曲者はこの教会のオルガニストを務めたことがあり、伝統に立脚した演奏を聴くことができます。(2007/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570148 |