ヘンツェ, ハンス・ヴェルナー(1926-2012)
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ヘンツェ(1926-2012)の交響曲第7番は、ベルリン・フィルハーモニー協会創立100周年記念の委嘱作として書かれたもので、オスティナート(ある種のパターンを何度も繰り返すこと…偏執的なという意味を持つ)を多用した新古典派風の趣きと、第3楽章に見られるロマンティックな和声の両方を兼ね備えた、現代音楽の中でも比較的耳馴染みのよい作品です。ヘンツェ自身も「私の交響曲の中でも、最も古典派のモデルに近い」と述べるなど、彼にとっても自信作であったことが伺われます。「7つのボレロ」は歌劇「ヴィーナスとアドニス」と同時期の作品で、各々にスペイン語の副題が付されています。「劇場のための序曲」はヘンツェの最後の作品、ベルリン・ドイツ・オペラの創立100周年の委嘱作です。この曲が初演された7日後にヘンツェは惜しまれつつこの世を去りました。最後に収録された「蒼い時間」はフランクフルト歌劇場で初演された歌劇「ヤツガシラと息子の愛の勝利」の一場面です。夕暮れの空の色を音で描いたという美しい小品。ヨーロッパでは「ヘンツェのスペシャリスト」として高い評価を受けてるシュテンツによる演奏。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC446 |
現代のドイツで最も重要な作曲家の一人であるヘンツェ(1926-)。彼は多彩な音色を駆使した特異で重厚な作品を発表し続け高い人気を誇っています。このアルバムは、歌劇「ルプパ」の初演などで評価され、ヘンツェ解釈の第一人者と目されているシュテンツの指揮によるもの。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に着想を得たという交響曲第8番など特有の濃厚な世界が広がります。CAPRICCIO 71134の再発売盤(SACDから通常盤への変更あり)(2008/10/22 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
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カタログ番号 | :Phoenix113 |
ヘンツェ(1926-)とギター。一見ミスマッチな組み合わせですが、その奥深い味わいは第1集(8.557344)でも実証ずみ。まさにギター音楽に新たな地平を拓いたと言っても過言ではありません。このアルバムも、ファンならずとも一聴の価値あるものとなっています。シェークスピアの戯曲の登場人物に触発された「王宮の冬の音楽」を始め、幼年期に触れたおとぎ話や、メリケの詩による「エオリアン・ハープ」など感覚的で抒情性溢れた作品を聴くことができます。マンドリン、ハープなど典雅な音を用いているところもポイント高しです。「ネオロマン」という言葉がぴったりの音楽です。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557345 |