ヒンデミット, パウル(1895-1963)
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フィルハーモニア管とロイヤル・フィルの首席ホルン奏者を長年務め、2021年には再びフィルハーモニア管に復帰した名手ローレンス・デイヴィスのソロ・アルバム。ピアノを担当するのは実の母であるヘレン・デイヴィスで、2人での録音は今回が初めてとのこと。2020年のロックダウンで人と人との繋がり(connections)について考えた彼らは、ヘレンの父親がイギリス系ドイツ人であったことからこのアルバムの構想を広げました。ベートーヴェンの名曲に始まりヨーゼフ&リヒャルト・シュトラウス父子の作品、そしてヒンデミットを収録。最後に収められたクックはヒンデミットに学んでその作風を受け継いだイギリスの作曲家で、今回のテーマにまさにぴったりの選曲といえそうです。安定した技術と表現力が聴きものです。(2023/10/27 発売)
レーベル名 | :Willowhayne Records |
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カタログ番号 | :WHR084 |
【王道レパートリーの初出音源多数!SWRのマスターテープから知られざるベームの演奏が鮮やかによみがえる】没後30年余りを経た今も日本でファンの多いカール・ベーム。ベルリン・フィルやウィーン・フィル、ロンドン響との演奏が多数発売されていますが、シュトゥットガルトのSWRにも少なからぬ量の演奏が遺されており、この度オリジナル・テープからまとめて復刻されます。嬉しいことにレパートリーはモーツァルトやベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、ドヴォルザーク...とベームが得意としたものが多数。CD1はSWRレーベルで出ていた93.014と同一音源(新規リマスターではないとのこと)ですが、他はオリジナル・テープからの初CD化となります。録音は1951年からベーム晩年の1979年まで広範囲にわたっていますが、演奏はいずれもベームらしく力強いサウンドと堅固な造形による弛緩の無いもの。シュトゥットガルト近郊で生まれた詩人シラーの生誕200周年を祝う「第九」のような特別な演奏会の記録は特に貴重です。尚、ブルックナーの第7番は放送局のマスターで冒頭2小節が欠落しているとのこと。いきなり第1主題から始まりますが、演奏自体はベームらしい立派なものとなっています。※オーケストラの欧文表記は演奏当時の名称です。(2023/04/14 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19123CD |
「骨董箱」といった意味を持つタイトルの「Curio Box」ここでは中国の奇妙な箱を指しています。アルバムには新古典音楽の代表とも言えるヒンデミットの室内音楽、民謡と現代音楽の融合を図ったベリオのフォーク・ソング、第1楽章に「Curio Box」と名付けられたアンダーヒルのチェロ協奏曲の3曲が収録されており、神秘的な箱の中から次々と現れる小さな芸術そのものを見るかのような驚きに包まれます。2002年に結成されたターニング・ポイント・アンサンブルはカナダのバンクーバーに拠点を置くグループで、オペラ、ダンス、ビジュアルアートなどと積極的にコラボレーションを行い、新しいアートを生み出すことを目指しています。(2018/08/24 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0037 |
NAXOSの新しいシリーズ「モダン・トランペットの芸術」。20世紀から21世紀にかけてトランペットとピアノのために書かれた様々な作品を集めるという趣旨のもと、第1集では1906年に作曲されたエネスコの「伝説」をはじめ、ヒンデミット、マルティヌーら近代の作品から、マクスウェル・デイヴィス、リゲティといった現代作品を収録しています。なかでもエネスコの「伝説」は、楽器特性の進歩により半音階奏法が完全に可能となった証と言える作品で、近代トランペット作品の中でも重用視される曲。他のレパートリーでも数々の特殊奏法を用い、万華鏡のような音色を駆使しており、トランペットの可能性を極限まで追求した聴きごたえのあるものばかりです。アンサンブル「セプトゥーラ」のメンバーであり、バーゼル交響楽団の奏者、ヒュー・モーガンの超絶技巧でお楽しみください。使用楽器:YAMAHA(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573995 |
ドイツのラジオ放送が開始されてから6年を経た1929年、世界は財政的な恐慌に陥りましたが、芸術や文化は新しい時代の幕開けを迎えていました。新しいメディアであるラジオの編集者たちは、魅力的な番組を制作するために日夜奔走、コンサートやニュースを次々と放送し、更なるリスナーを獲得していきました。とりわけ人気が高かったのは「音楽劇」であり、多くの作曲家たちが競って新しい劇を作ったのです。この劇は再生装置の能力も高め、各家庭でもコンサートホールの雰囲気が楽しめるように、数々の工夫が凝らされました。cpoは、当時の市民たちを楽しませた興味深い作品を実際に聴くことができるシリーズを立ち上げ「ラジオのための劇」をそのままの形で再現。この第3集では、チェコの作曲家パーヴェル・ハースのドラマをチェコ語とドイツ語の2ヴァージョンを収録するなど、面白い企画を楽しむことができます。(2017/03/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777839-2 |
【日本でも大人気を博した指揮者バルシャイ、生誕95周年記念アルバムが登場!】1924年、ロシアのラビンスクに生まれ、モスクワ音楽院でヴァイオリンとヴィオラを学び、当初はヴィオラ奏者として活動を始めたルドルフ・バルシャイ。1955年から指揮者に転向、自ら創設したモスクワ室内管弦楽団を率いて、ソ連国内で活発な活動を行い、同世代の作曲家の作品を次々と初演。なかでもショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は自ら「室内交響曲」に編曲するなど、アレンジャーとしても素晴らしい成果を上げています。また、晩年は若いころから愛していたというマーラーの「交響曲第10番」を補筆完成、録音を残したことでも知られています。この5枚組では、優れたヴィオラ奏者としての活動と、指揮者としての非の打ちどころのない完璧な演奏を3枚のアルバムに収録、残る2枚には、晩年、病床にあっても編曲を続けていたという「フーガの技法」全曲と、同じくバルシャイが編曲したプロコフィエフの小品を併せることで、彼の音楽に対する愛情と偉大な功績を探ることに成功しています。(2020/03/27 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002600 |