マルティーニ, ジョヴァンニ・バッティスタ(1706-1784)
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モーツァルトの時代。ボローニャは傑出した学園都市、また音楽都市として知られていました。10世紀に創立された世界で最も古いとされる大学、また、音楽を愛好する貴族、聖職者と音楽家から構成されるアカデミア・フィッラルモニカ(楽友協会)があり、活発な活動をしていました。ここには数々の名音楽家たちも集まり、教会では日々オルガニストたちが腕を競っていました。1770年、14歳のモーツァルトは初めてこの都市を訪れ、多大なる感銘を受けます。その時に出会ったのがジャン・バティスタ・マルティーニ神父で、彼は楽友協会のリーダーであり、イタリアきっての理論家、教育者でもありました。そんな偉い人がモーツァルトの演奏を褒め称えたというのです。モーツァルト父子の喜びはいかばかりだったことでしょう。このアルバムはそんな時代の音楽を一堂に集めました。モラルディの華麗なオルガンでお聴きください。(なお、モーツァルトのK282が5トラックあるのは、メヌエットを3つのトラックに分けているからです)(2011/02/23 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-70903 |
ニューヨーク・トランペット・アンサンブルは、1974年に当時トランペット奏者及び指揮者として活躍中のジェラード・シュワルツにより組織されました。1980年代には大西洋のリゾート地マデイラ島でのバッハ音楽祭(ポルトガル)、バーモント・モーツァルト音楽祭(アメリカ)などで数多くの録音を残しています。ここではバス・トランペット2本を含む合計8本のトランペットにオルガン、バスーン、ティンパニが加わったアンサンブルが奏でる輝かしく壮麗な響きが見事です。アンサンブル全体を率いるのは、シカゴ出身でジュリアード音楽院を出たトランペット奏者エドワード・キャロル。録音は伝説のチームと知られるエリート・レコーディングスのジョアナ・ニクレンツとマルク・オボールが手がけました。MMG(Moss Music Group)原盤。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :MMG |
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カタログ番号 | :MCD10001 |
古典派の3曲のピアノ協奏曲をピリオド楽器の演奏で収録した1枚。18世紀に優れた音楽理論家として活躍したジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニはJ.C.バッハやミスリヴェチェク、モーツァルトらに厳格対位法を指導したことで歴史に名を残しており、彼の作品も当時高く評価されました。ここで聴ける彼のピアノ協奏曲は歌心に溢れています。このアルバムに登場するヨハン・フランツ・クサーヴァー・シュテルケルもマルティーニの弟子の一人。ベートーヴェンやウェーバーと親交があったというシュテルケルの作品は当時高い人気を誇り、このピアノ協奏曲もベートーヴェンを思わせるエネルギーに満ちています。そしてモーツァルトの協奏曲はベートーヴェンが愛奏したことでも知られるドラマティックな名作です。名鍵盤奏者ヨルク・クローネンベルクの闊達なフォルテピアノ演奏とバーゼル在住のファゴット奏者、福井美穂が参加するカプリッチョ・バロック管弦楽団の演奏で。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :Tudor |
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カタログ番号 | :TUDOR7211 |