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フィリップス, ピーター(1561-1628)

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    フィリップス:カンツィオーネス・サクレ(5声)/5声の宗教声楽曲集(チューダー・コンソート/ウォールズ)

    ルネッサンス時代のアカペラ声楽曲をこよなく愛する方に贈る一枚です。同時代のバードというビッグネームに隠れて、この分野にかなり詳しい人しかその名前を知らないフィリップスですが、当盤を聴く人は、音楽の余りの美しさと、ダイレクトに心に響いてくる力強さとで、認識を新たにする筈。収録曲は1612年出版の5声のための聖歌集からの抜粋です。6のノエルの連呼などが特にお薦め。演奏者はニュージーランドの20名強の室内合唱団で、国際的知名度はそれほど高くありませんが、柔らかさと親しみやすさが印象的で、演奏家発見という意味でも価値の高いアルバムになっています。(2002/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555056

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    フィリップス/デリング:ラテン語によるモテット集(ケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団)

    【大陸に渡ったカトリック英国人作曲家たちの至芸】16世紀のエリザベス1世治世下での音楽文化発展を受け、さらにイタリア音楽などの影響も受けつつ独自の深まりをみせた17世紀初頭の英国音楽。ここでは英国国教会のもと前世紀以来抑圧されてきたカトリック信仰を守り、海を渡ってスペイン領ネーデルラントで活躍をみせた2人の英国人作曲家たちによるラテン語モテットの数々が集められています。ピーター・フィリップスはダウランドやモーリーと同世代の1560年頃の生まれ、デリングはその20年ほど年下でギボンズやイタリアのフレスコバルディと同世代。独唱主体ではないルネサンス風の多声様式をベースにコンチェルト様式をほどよく取り入れた作風の魅力を、さまざまな音楽家たちとの共演で知られ、上質かつ安定したハーモニーで定評のあるケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団の味わい深い解釈で。この合唱団ともゆかりの深い大御所ヒギンボトムがオルガンを弾き、器楽勢にはヴァイオリンのボヤン・チチッチ、ガンバのリチャード・ブースビーら名手が揃い、合奏曲トラックでも豊かでインスピレーションに満ちた音楽を聴かせてくれます。(2023/05/12 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD717

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    フィリップス:ハープシコード作品集(ファー)

    同時期にバードらの大作曲家が居並ぶため、どうしても目立たないピーター・フィリップス。しかし彼の残した作品の素晴らしさは、より有名な大作曲家に匹敵し、今日の演奏家たちを惹きつけて止まない魅力をたたえています。当盤は、鍵盤音楽の代表作を網羅。カッチーニ、ラッスス、マレンツィオらの作曲による、当時流行したと思われる歌曲やマドリガルのトランスクリプションは、原曲を知る聴き手にとっては極めて興味深いもの。パヴァーヌやガイヤルドと言った定番タイトル曲も、もちろん収録。17世紀イタリアの古楽器を使用した録音です。一日の締め括りに心を落ち着かせて鑑賞すべきは、こういう音楽ではないでしょうか。(2006/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557864

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    ベーム/マルティンソン/ムーア:オルガン作品集(ジェイコブス)

    タイトルの「パーセニア」とは1613年、プファルツ選帝侯フリードリヒ5世とジェイムズ1世の娘であるエリザベス・ステュアートの結婚を祝して出版された曲集のこと。ここでは現代の名手、サイモン・トーマス・ジェイコブスが3曲の世界初録音を含む、16世紀から21世紀までのバラエティ豊かな作品を選び出し「新しいパーセニア」としての魅力的なアルバムを創り上げました。彼は2013年に開催された「セント・オールバンズ国際オルガン・フェスティヴァル」で最優秀賞と聴衆賞を獲得したオルガニスト。このアルバムがデビュー作となります。使用楽器はロンドン、ハノーヴァー・スクエアの聖ジョージ教会のオルガン。アメリカのオルガン・ビルダー、リチャード・フォークス社が製造した素晴らしい響きを持つ楽器です。(2020/09/11 発売)

    レーベル名:Fugue State Films
    カタログ番号:FSRCD009