マッケイ, ジョージ・フレデリック(1899-1970)
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2009年は「偉大な解放者」エイブラハム・リンカーンの生誕200年にあたります。第16代大統領リンカーンの存在は文学、芸術、音楽の分野において多くの名作を励起させたことでも知られていて、それは彼の理想に基づくものであったり、彼によって霊感を受けた詩人の言葉を使ったものであったりと多岐に渡るものです。このアルバムはスラットキンとナッシュビル交響楽団という最良の表現者を得て、輝かしい功績を存分に讃えたものとなっています。新しい指導者を得たアメリカにふさわしき「マイルストーン」と言えるでしょう。(2009/04/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559373-74 |
調性の枠内で書かれているマッケイの作品には、革新性の要素は希薄ですが、その代わり「趣味の良さ」があり、それが聴くものを魅了します。ヴァイオリン協奏曲は、期待通り演奏効果満点のヴィルトゥオジテが横溢しており、ハイフェッツに高く評価されたというのも納得です。第1楽章に、シベリウスのヴァイオリン協奏曲に似たモチーフが現れるのもご愛嬌でしょう。また「大平原に広がる歌」は、スタインウェイ社創立100年記念を祝うために書かれた作品で、ピアノは高音域で煌くようなオブリガート(ちょっとだけメシアン調!?)を奏するのですが、出番は控え目なくらいにもかかわらず、その絶品ともいうべき美しさは、強く印象に残ります。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559225 |
当盤ではマッケイの小規模な、しかし大変に気の効いた作品の数々に焦点を当てています。収録曲のうちかなりの部分を占めているのがピアノ独奏曲で(ジャズの影響随所にあり)、その全てが何らかのタイトルを持っていますが、基本的にそのタイトルを意識しながら聴くと、興味深さが増すタイプの楽曲となっています。ここでは、マッケイの弟子でもあるコンポーザー=ピアニストとして高名なボルコムが、実に爽快で歯切れのよい演奏を楽しませてくれます。親しみやすい活気に溢れる歌曲や、ちょっと渋くて機知にも溢れるヴィオラとピアノのための組曲(第2曲の深い瞑想は感動的!) も楽しく聴けます。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559143 |
ご当地色の豊かな作風が楽しく美しいマッケイの管弦楽作品集です。彼の音楽を一聴してまず感じるのは、透明感溢れるオーケストレーションの巧みさと、伸びやかな旋律の豊かさがマッチした独特の瞑想的で涼しげな雰囲気でしょう。「港の物語」は元々ピアノ曲として作曲されたものをオーケストレーションしたものということもあって、ピアノが重要な役割を果たしていますが、表題どおりの情景が眼前に表出するような、豊かな描写力を見せています。フォークの要素を取り入れた「月明かりの儀式より」、そして「シアトルのための交響曲」では内省的な傾向も強まり、特に後者では緊張感の高い響きを随所で耳にすることができます。(2001/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559052 |