キルヒナー, テオド-ル(1823-1903)
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シューマンの番号付きの3つのピアノ三重奏曲のうち、徐々に精神が蝕まれていく時期に書かれた第3番は人気が薄いのか、録音もそれほど多くありません。しかし、後半の2楽章の幻想性など秀逸、シューマンの名に恥じない逸品です。伝統的な4楽章形式を崩すOp.88では7の妙なる旋律をお楽しみ下さい。当盤の掘出物(シューマン・ファンなら見逃せない!)は、鍵盤音楽が原曲のOp.56を後世の作曲家がピアノ三重奏の形態に編曲した珍品。10、12などはシューマンでも屈指のメロディーに彩られ、この原曲でさえ忘れられかけている作品の再評価を迫ります。(2000/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553837 |
現代もそうですが、シューマン(1810-1856)の時代にも「演奏会のプログラム」を家庭て楽しむために、管弦楽曲や室内楽、オペラなどをピアノ独奏、もしくは連弾に編曲するという需要がかなり多かったのです。一連のリストの編曲作品はすでにお馴染みですが、シューマンの音楽も家庭やサロンで人気が高く、例えば「ピアノ五重奏曲」は妻クララの手によって、弦楽四重奏曲は、若く才能ある作曲家オットー・ドレーゼルが巧みにピアノ連弾版へと移し替えています。ピアノで演奏することで、原曲のくすんだ美しさに新たな輝きが付け加えられ、また違った面持ちの作品に変貌しています。珍しい作品である6つのカノン風小品を編曲したテオドール・キルヒナーは、シューマンの他の作品(たとえばリーダークライスOp.39など)もピアノ独奏版に編曲したりと、その素晴らしいアレンジで知られている人です。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572878 |
エルベ川の支流にあるハンブルクは、長い間音楽都市としてその名を誇っていました。18世紀にはテレマン、C.P.E.バッハが市の音楽監督を務め、ロマン派時代にはメンデルスゾーンやブラームスがこの地に生まれ、現在はNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団が本拠地とするなど、現代でも話題の多い都市です。ハンブルクには小さな博物館がいくつもあり、ブラームスやテレマン、メンデルスゾーンなどの資料が展示されています。このアルバムはハンブルクに関連した作曲家の興味深い作品を集めて演奏したもの。ハンブルクで生まれた作曲家、ハンブルクで初演された作品などさまざまな曲が選ばれており、演奏する2人もまたハンブルクを拠点に活躍するという、まさに「ハンブルク」尽くしのアルバムとなっています。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM300 |