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ホイットマン, ウォルト(1819-1892)

Search results:54 件 見つかりました。

  • シューベルト/ゴルナウ/R. シュトラウス:合唱作品集(アンサンブル・ヴォーカペラ・リンブルク/アンサンブル・インプロンタ/マイスター)

    季節の移り変わりは、命ある全ての物に「最期」があることを告げています。このアルバムはそんな日常の一こまから香りたつ「生と死」の概念を歌い上げた曲を収録、収録された20作品のどれもが、清冽で力強い男声合唱で、限りある命の大切さを真摯に訴えかけています。アンサンブル・ヴォーカペラ・リンブルクは2007年に創立されたアンサンブルで、2014年のドイツ合唱コンクールに入賞するなどの高い実績とレパートリーの広さで、これからが期待されています。シューベルトやシュトラウスといった良く耳にする曲だけでなく、ほとんど知られていない作曲家たちの作品からも、素晴らしい音楽の息吹を感じることができるでしょう。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6102

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    ショウ:イズ・ア・ローズ/リスナーズ(オッター/アムロウ/バートン/フィルハーモニア・バロック・オーケストラ&合唱団/マギーガン)

    【若くしてピュリッツァー賞とグラミー賞を受賞した、今最も注目されるアメリカの女流作曲家!】1982年に生まれ、ニューヨークを拠点としてヴォーカル、ヴァイオリン、作曲、プロデュースで活躍するキャロライン・ショウ。2013年作曲の「8声のためのパルティータ」でピュリッツァー賞を最年少で受賞、2020年のグラミー賞ではアルバム「オレンジ」が最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞を受賞し、今アメリカで最も話題となっている若手作曲家の一人です。18世紀スコットランドの詩人ロバート・バーンズ、現代イギリスの詩人ジェイコブ・ポーリー、そしてショウ自身の詩による「Is a Rose」は、コラール風の弦合奏、アイリッシュ風のハープなどと、名花オッターの奥行きのある歌声が絡む美しい作品。続く「The Listeners」は、ショウにとって初めての大作で、天文学者カール・セーガンが中心となって製作され、1977年ボイジャー探査機に搭載されたゴールデン・レコードへのオマージュとなっています。セーガンのスピーチやレコードに収録されている各国の挨拶などが引用され、ソリスト、合唱と古楽器の管弦楽団が壮大な響きを作り上げる、規模の大きなオラトリオです。(2020/05/22 発売)

    レーベル名:Philharmonia Baroque Productions
    カタログ番号:PBP12

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    スタンフォード:合唱作品集(バッハ合唱団/ボーンマス響/ヒル)

    アイルランド、ダブリンに生まれ、幼い頃から優れた音楽教育を受けたスタンフォード(1852-1924)。父の「法律の専門家になってほしい」という希望に沿うことはなく、音楽の道を志し、トリニティ・カレッジのオルガニストに任命されます。その後、ライプツィヒに移りカール・ライネッケから作曲の指導を受け、彼が心魅かれていた合唱音楽を数多く書き始めます。その一つが、クロプシュトックによる「Die Auferstehung=復活」の短いカンタータで、ライネッケもその仕上がりに大層満足し「イギリスでの初演」を勧め、1875年に英語版での初演が行われました。マーラーが同じ詩に出会うのは1894年、ハンス・フォン・ビューローの葬儀の時であり、この作品は「復活交響曲」を完全に先取りしたものとして評価されることでしょう。1906年に完成された「スターバト・マーテル」は大規模な管弦楽と合唱、ソリストを要する作品で、劇的な描写はまるでオペラを思わせるほど。世紀末の退廃的な雰囲気を漂わせながらも、荘厳で颯爽とした佇まいが印象的な作品です。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573512

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    スタンフォード:信仰の歌/愛の勝利/ナンセンスな詩(信仰と愛とナンセンス)(ウィリアムズ/ウェイ/ウェスト)

    アイルランド出身の作曲家、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード。7曲の交響曲を含む数多くの作品を残し、19世紀英国音楽発展の立役者と目されながらも、20世紀になると一部の合唱作品の他はほとんど忘れられてしまいました。このアルバムでは、名バリトンのロデリック・ウィリアムズと、2017年に開催された「第62回キャスリーン・フェリアー賞」で第2位を獲得した若きテノールのジェームズ・ウェイの歌唱で、スタンフォードのさまざまな歌曲を収録。中でも「ロバート・ブリッジの詩による3つの歌」と「愛の勝利」は世界初録音となります。他にはウォルト・ホイットマンの詩による「信仰の歌」、遺作となったエドワード・リアの詩によるユニークな曲調を持つ「ナンセンスな詩」など、どの曲も英国詩人たちが紡ぐ美しい言葉が巧みにロマンティックな音楽へと織り込まれています。ピアノを担当するアンドルー・ウェストも力強い演奏を聴かせます。(2021/02/19 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0627

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    スモール:戦争の子守歌/ルノワールの祝宴/音の3つの練習曲(レイナー/ナセリ)

    アメリカの作曲家ハスケル・スモール(1948-)の作品集です。彼の作品はヨーロッパを始め中国、日本でも演奏され、その豊かな表現と安定した音楽性が高く評価されています。このアルバムには彼の代表的な作品が3つ収録されています。ナレーションとピアノによる「戦争の子守歌」は、ピアニスト、ナセリの依嘱作品で、時として荒々しさを隠せないピアノの音色にの奥底に戦争の悲哀をにじませています。フィリップス・コレクション美術館から依嘱された「ルノワールの祝宴」は館の目玉作品である「舟遊びの昼食」が返還された記念の作品。3つの練習曲は、表題性を一切排し、音の動きのみを追求した作品です。(2011/07/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559649

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    ダニエルプール:孤独の歌/戦争の歌/素晴らしい都市に向けて(ハンプソン/ナッシュヴィル響/ゲレーロ)

    幾度季節が巡ろうとも、人々の記憶から失われることのない事項の一つに「9.11」があります。ニューヨークで活躍する現代作曲家ダニエルプール(1956-)は、自作の「アメリカン・レクイエム」の初演のために、9月11日の朝、演奏会場であるピークスキルの"コープランド・ハウス=コープランドが所有していた家"でスコアのチェックを行っていました。その時マンハッタンの出版社から電話が来て、同時多発テ口の勃発を知ったダニエルプールは、その事件と「アメリ力ン・レクイエム」との関連性に震憾したのです。もともと「アメリカン・レクイエム」は20世紀を通じて異なる戦争で戦った60人以上の退役軍人たちのインタビューから生まれた作品であり、ソリストには卜ーマス・ハンプソンが起用されていました。そこでダニエルプールは、今度は9.11を含む、世界中で起きる悲惨な戦いの犠牲者たちのために、同じく卜ーマス・ハンプソンが歌うことを想定した2つの新たな歌曲集を創り上げました。一つはウィリアム・バ卜ラー・イェーツの詩を用いた「孤独の歌」、もう一つはウォル卜・ホイッ卜マンの詩を用いた「戦争の歌」です。そして、1992年に作曲された「素晴らしい都市に向けて」はまだその事件を知らなかったニューヨークの肖像画です。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559792

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    誕生日の花束~ヴォーン・ウィリアムズと彼にまつわる歌曲集(ウィリアムズ)

    2022年に生誕150年を迎えた作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズを記念したアルバム。収録されているのは、ヴォーン・ウィリアムズの曲をはじめ、彼の師であるスタンフォードやパリー、友人のホルスト、ガーニー、フィンジ、そして彼の弟子たちのギップスやマコンキーらによって、およそ1世紀にわたって書かれた歌曲で、これらはどれもシェイクスピアやテニソン、W.B.イェイツ、ウォルト・ホイットマンらの英国詩人の詩が用いられており、英国歌曲の粋を集めたような1枚となっています。世界初録音の作品も含まれ、なかでも1995年生まれの作曲家サラ・カットリーの歌曲集は、ヴォーン・ウィリアムズと親戚関係にあった詩人のフランシス・コーンフォード(博物学者チャールズ・ダーウィンの孫娘でもある)の詩が用いられているところにも注目。またアルバムの最後には、見事な歌唱を聴かせるロデリック・ウィリアムズ自身の曲も収録されています。(2024/03/22 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0683

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    ディーリアス:アパラチア/海流(編曲:T. ビーチャム)(ウィリアムズ/タンパベイ・マスター・コラール/フロリダ管/S. ザンデルリンク)

    「人生のミサ」では、イギリス精神とドイツ精神のどちらもを高らかに歌い上げたディーリアス(1862-1934)ですが、この「アパラチア」では彼が若い頃に過ごしたフロリダでの豊かな経験が反映されています。1880年代に「オレンジの栽培をする」と言ってアメリカに渡ったディーリアスは、そこで黒人たちの労働歌に触れ、帰国後にこの「アパラチア」を書き上げます。出来上がった音楽は、W.ホイットマンに触発された彼独特の自然崇拝と、アメリカの親しげな雰囲気が混在する神秘的で繊細なもの。あくまでも英国人の目を通した「アメリカ文化」が感じられる、あのドヴォルザークの曲にも似た郷愁たっぷりの音楽です。「海流」は、やはりホイットマンの詩集「草の葉」から取られた「ゆりかごの中から」という詩に基づいて書かれた曲で、つがいのカモメたちに自らの心を映し出す少年の物語を、時には激しく、時には優しく包み込むように描きだしたもの。少年のナイーヴな心に残された、小さな別離の悲しみは、やがて死へと繋がるであろうことを否応なく意識させられる感動的な作品です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572764

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    ディーリアス:管弦楽作品集 2(ビーチャム)(1927-1936)

    明確な標題が付せられていなくとも、ディーリアスの音楽を聴くとある種の光景が喚起されると良く言われることですが、それがしばしば「懐かしさ」を感じさせるのは、精妙な和声や半音階的で流れるようなメロディーラインによって展開されるディーリアスの魔術の故かもしれません。このような音楽は演奏家が独り善がりの耽溺をしてしまうと、脆弱で背骨のないものになってしまう危険をはらみますが、ビーチャムのタクトは過感傷に陥ることなく、曲全体を引き締まったものとしています。事実、この第2集に収録されている「楽園への小道」は、作曲者自身が「最高の録音」と賛辞を送ったもの。ディーリアスが自身の作品をどのように演奏してもらいたいと望んだか、それを知る重要な資料ともなる貴重な一枚ともいえるでしょう。(2000/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110905

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    ディーリアス:人生のミサ/前奏曲と牧歌(ワトソン/ウィン=ロジャース/ケネディ/オピー/バッハ合唱団/ボーンマス響/ヒル)

    ニーチェの「ツァラトゥストラ」からインスパイアされた音楽と言えば、R.シュトラウスやマーラーを思い出しますが、このディーリアスの「人生のミサ」も同じテキストを用いて、全く違ったテイストの音楽を書き上げました。ディーリアスと言えば、イギリスを代表する作曲家と思われていますが、彼の両親は実はドイツ人であり、彼自身もドイツ語を操り、ドイツ文学をこよなく愛していたのです。このタイトルにある「人生」とは超人ツァラトゥストラの辿った人生の遍歴であり、ディーリアスは、そこに普遍性を見出していたようです。この作品、当初はウォレスによる英訳歌詞で歌われることが多かったのですが、最近は原語歌唱によるものが増え、この録音もドイツ語で歌われています。(2012/07/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572861-62