儲望華(1941-)
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1939年に作曲家である?星海が、管弦楽と合唱のために書いたカンタータ「黄河」。こちらは7曲からなる壮大な合唱曲ですが、1969年の文化大革命の時期に、この中から4曲だけを抜粋し、当時の作曲家集団によってピアノ協奏曲へと編曲されました。毛沢東の妻、江青が大絶賛したというこの作品、1976年の「四人組」の失脚後は演奏がタブーとされ、一時期は「幻の曲」として珍重されていたものです。もう1曲の「梁山伯と祝英台」は本来、ヴァイオリン協奏曲として作られましたが、ここでは作曲家の一人、陳剛によって全く新しいピアノ協奏曲へと変貌させられています。豊かな文化に支えられた広大な国である中国。どのような状況に於いても、美しいものを愛する心は不変であることを願うばかりです。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570607 |
テンションの高いオーケストラによる導入に続き、モーレツな勢いで炸裂するピアノ・ソロによる炎の大アルペジオ、さらには絵に描いたような「いかにも中国風」の旋律の堂々と登場、といった冒頭部分に象徴されるように、ピアノ協奏曲「黄河」の持ち味はど真ん中ストレートによる、センチメンタルでロマンティックなヴィルトゥオジック路線にあります。恐らくモデルにしたであろうラフマニノフやアディンセルのピアノ協奏曲すらしのぐ強烈・濃厚な中華ロマンは、そのあまりのわかりやすさゆえに聴くものをして赤面させるほどといっても過言ではありません。飛び切りセンチメンタルな音楽をという方には必携の一枚です。*8.223412の再発売品(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554499 |