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チャイコフスキー, ピョートル(1840-1893)

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    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/憂鬱なセレナード/ワルツ・スケルツォ(カーラー/ロシア・フィル/ヤブロンスキー)

    チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、古今東西のあらゆるヴァイオリン協奏曲の中で、最も大衆的な人気を誇る作品ということができるでしょう。親しみやすく覚えやすいメロディー、効果的なオーケストレーション、そして独奏者の名人芸の三拍子が完璧に揃った名曲中の名曲です。「なつかしい土地の思い出」はヴァイオリンとピアノのために書かれましたが、ここではグラズノフ編曲によるオーケストラ版で演奏されています。この曲集の「瞑想曲」は、元来協奏曲の第2楽章として企図されたものですが、こうしてオーケストレーションされてみると、大変に興味深い曲想の親近性がより浮かび上がってきます。(2007/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557690

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    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/ドヴォルザーク:ロマンス Op. 11 (シュミット/パノン・フィル/ボガーニ)

    1968年ウィーン生まれのベテラン・ヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット。世界中の主要コンサートホールで演奏活動を行う他、ジャズプレイヤーとしても味のある演奏を行ってきました。これまでにバッハから現代音楽、ジャズまで数多い録音があるシュミットですが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はこれまでに録音しておらず、このアルバムが満を持してのリリースとなります。同時収録のドヴォルザークのロマンスは、自身の「弦楽四重奏曲第5番」の第2楽章を改作したもの。優美で哀愁漂う旋律が特徴的な美しい作品を、シュミットは感情を込めてたっぷりと歌い上げています。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC467

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    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/他(ミルシテイン)

    録音の古さを超越した、滴り落ちるような美音と揺るぎない解釈。ミュンシュ&ボストン交響楽団の比類なきバックを得て、朗々と鳴り渡るミルシテインのヴァイオリンは聴き手に至福の時を与えてくれます。同時収録の小品集もチャーミング。名バリトン、ピンツァの張りのある声も聴きものです。(2007/10/17 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111259

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    チャイコフスキー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集(ジェニファー・コー/オーデンセ響/ヴェデルニコフ)

    1994年のチャイコフスキー国際コンクールで、アナスタシア・チェボタリョーワと第二位を分け合った(一位なし)韓国系アメリカ人ヴァイオリニスト、ジェニファー・コー。コンクールからほぼ20年を経てリリースされるこのアルバムは、まさに現在の彼女が世界のトップランクの水準にあることを如実に示すものです。数多くの指揮者と共演を重ねている彼女ですが、中でもヴェデルニコフとは長年協力関係にあり、ここでも極めて息のあった演奏を繰り広げています。難曲として知られる《協奏曲》はもちろんのこと、昔ながらのエレガンスと遊び心が融合した《懐かしい土地の思い出》そして珠玉のような小品まで、溢れる情熱に満たされた素晴らしいアルバムです。(2016/10/21 発売)

    レーベル名:Cedille
    カタログ番号:CDR90000-166

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    チャイコフスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(カガン/ロバノフ)

    (2010/08/09 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE733-2

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    チャイコフスキー/ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲(エルマン/ロンドン響/バルビローリ 他)(1929, 1950)

    エルマンの有名な警句、「ヴァイオリンは歌う楽器である。」その言葉を誰よりも体現したヴァイオリニストは、他ならぬエルマン自身でした。現在の美学的基準からすると、彼の演奏スタイルはあまりに奔放であるかのように聞こえるかもしれません。しかしヴァイオリンからかくも濃厚な調べを引き出し、旋律線を歌わせる演奏者が他にいたでしょうか?チャイコフスキー(エルマンはこのCDの収録において、アウアー版に自身のヴァリアンツを加えています。)の節回しだけに限らず、ヴィエニャフスキにみられる「リズムの脈動感」という点においても、エルマンは自在なテクニックをもって、曲に「唄」というべき生命を与えています。(2002/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110912

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    チャイコフスキー/ヴィエニャフスキ/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(ハイフェッツ/ロンドン・フィル/バルビローリ/ビーチャム)(1935-1937)

    ロマン派ヴァイオリン協奏曲の金字塔、チャイコフスキーの協奏曲。この曲を多くのヴァイオリニストが手がける中、ハイフェッツが師アウアーの版で演奏している点で異彩を放っているのは有名ですが、このCDに収録されているのは、よく知られる1958年盤のF.ライナーとの共演とまた異なる演奏です。約20年の歳月でハイフェッツの演奏がどのように変遷したか聴き比べる貴重な資料的音源でもあります。超絶技巧の弦の妙技を堪能できるヴィエニャフスキ、実質的にはハイフェッツが世に送り出したとも言えるシベリウスとの豪華カップリングの一枚です。(2001/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110938

  • チャイコフスキー:交響曲第5番/歌劇「スペードの女王」 - 序曲(ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    お待ちかね、キタエンコ&ギュルツェニヒ管のコンビによるチャイコフスキー第3弾! ( 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC667

  • ( 発売)

    レーベル名:指揮者キタエンコは1940年生まれの実力派。2010年からケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の名誉指揮者として活躍していて、ショスタコーヴィチやプロコフィエフの交響曲全集などの録音があり、これらにおいても、オーケストラの機動力を存分に生かした、切れ味のよい演奏を聴かせることで人気の高い人です。
    カタログ番号

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    1 ( 発売)

    レーベル名:今作は、チャイコフスキーの交響曲の中でも、もっともメロディアスでドラマチックな味わいが光る第5番と、「スペードの女王」序曲を収録。もちろん録音の良さはお墨付きであり、演奏の面でも音質の面でも、聴けば聴くほどに新たな発見があることでしょう。
    カタログ番号:2012.01.11

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    チャイコフスキー:歌曲全集 1 (カザルノフスカヤ/オレフェノーヴァ)

    日本人なら皆大好きなのがチャイコフスキーのメロディー。力強く、そして独特の哀愁を帯びた息の長い歌の魅力はたまりません。ならば歌曲がもっと注目されて当然!ということで全集録音を敢行するナクソス、第1集ではロシア出身の名歌手(カラヤンも注目した美形ソプラノ)とピアニストを起用しました。サウンド状態も非常に良好です。バラエティ豊かで見事な作品が満載で、例えばOp.47の数曲の凄さは聴き手に一直線の感動を与えます。生涯に渡って書き綴られた歌曲にこそ、作曲者の心の襞を読み解く鍵があるのです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554357

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    チャイコフスキー:歌曲全集 2 (カザルノフスカヤ/オレフェノーヴァ)

    「子供のための歌Op.54」は、子供でもわかるような易しい曲想を持つ、というわけではありません。生涯、自らの子に恵まれることはなかったものの、子供に限りなく優しい眼差しを向け続けた作曲者の想いがいっぱいの、大人の曲集なのです。第5曲の旋律は、我が国でも長らく親しまれてきたものです。第8曲「かっこう」のユーモアも聴き物。「6つの歌Op.73」は作曲者の最期の年に完成、思い入れたっぷりの重要作。交響曲「悲愴」など彼の器楽曲の残像がはっきりとわかり、晩年の心境を窺い知る、チャイコフスキー・ファンには興味深い曲集です。(2000/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554358