チャイコフスキー, ピョートル(1840-1893)
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(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0039 |
今や、ヴァイオリニストとしてよりも指揮者としてその名前が知れ渡りつつあるクリストフ・ポッペン。彼とドイツ放送フィルによるチャイコフスキー・ツィクルスも4作目となりました。今回も見通しの良い構成感と、的確なテンポ設定は健在、チャイコフスキーの全交響曲の中では比較的地味な存在である第2番と第3番に、新しい風を送ることに成功しました。1872年に作曲された第2番は3つのウクライナ民謡を用いた明晰な作品で、初演時に大成功を収めたことで知られています。第3番は1875年の作品で「ポーランド」の愛称が付いてますが、こちらは終楽章にポーランド舞曲のリズムが使われているだけであり、別にタイトルに固執することもなさそうです。ポッペンは弦の響きを最大限に引き出しながら、小気味よいテンポで曲を進めていきます。両曲ともライブならではの盛り上がりが素晴らしく、とりわけ第3番の終楽章の鮮やかさは類を見ません。聴衆たちの熱狂を肌で感じる拍手入りです。(2012/05/09 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC762 |
【パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレによるチャイコフスキー第2弾!】好評を博した交響曲第5番(ALPHA659/日本語解説付NYCX-10175)に続く、パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキー交響曲全集第2弾。わずか12年ほどの間に次々と交響曲を発表した時期の最後、そして後期3大交響曲の最初を飾る第4番と、小規模ながらロシア民謡を多用した親しみやすい作風で人気の第2番の組み合わせです。第4番にも第4楽章にロシア民謡の引用が聴かれるほか、その発表直後に第2番の大規模な改訂が行われているという点で、実は繋がりの深い2曲のカップリング。ヤルヴィは第2番を躍動的に駆け抜けたと思うと、第4番では深く情熱的な音楽運びを聴かせています。テンポを絶妙に揺らし旋律を深く歌いながら圧倒的なクライマックスを形作る様は、彼が敬愛するバーンスタインを思わせつつも、さらにスタイリッシュな爽快さも持ち合わせたヤルヴィならではのチャイコフスキー像を築き上げています。(2021/04/09 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA735 |
期待のシリーズ、キタエンコのチャイコフスキー(1840-1893)交響曲集。第1番、第5番、第6番でのアグレッシヴな音楽作りはここでも変わることがありません。第2番の交響曲はチャイコフスキーが1872年に作曲した曲で、初演時は大変な成功を収めたのですが、なぜかその後にチャイコフスキー自身が大幅な改定を行ったことでも知られています。ウクライナ民謡が効果的に使われているため、評論家ニコライ・カシュキンから「小ロシア」という愛称を付けられたと言われています。この演奏、冒頭からメロディをたっぷりと歌わせ、大きな流れを作っていくという極めて聴き応えのあるものです。併録の「ロココ」でチェロを弾くエルシェンブロイヒがこれまた美しい音色を持つ人で、こちらも大満足いただけることでしょう。彼はムターに認められた俊英で、来日の際も高い評価を受けています。最後におかれたアンダンテ・カンタービレも絶妙です。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC669 |
(2018/11/23 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0109 |
【全集より分売!パーヴォ・ヤルヴィの「ポーランド」】新型コロナ・ウイルス感染症による世界的パンデミックを乗り越えて完成、2021年10月に発売され大ヒットとなったパーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキーの交響曲全集。セットのみでの発売だった交響曲第3番が待望の分売にて登場しました。第1楽章第1主題やスケルツォ、終楽章のポラッカなどでのキビキビとしたリズムの処理、そして各パートまで行きわたった細やかな歌心はパーヴォならでは。作品の魅力を最大限引き出しており、現状、ほかの交響曲と比べて人気があるとは言えない評価を引き上げるに十分です。やはりリズムのキレが際立つ「ポロネーズ」、「1812年」と同じロシア帝国国歌をラストで高らかに歌い上げる「戴冠式祝典行進曲」も素晴らしい演奏。(2022/05/20 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA839 |
1875年に作曲されたチャイコフスキー(1840-1893)の第3番の交響曲は「ポーランド」という副題が付されていますが、これは第5楽章の主題にポーランド舞曲である「ポラッカ」のリズムが用いられているから。それなら第2楽章が「アッラ・テデスカ(ドイツ風)」と題されているので「ドイツ」でもいいのでは?という疑問はさておき、全体に漲る明るさと活気が愛されている作品です。第1楽章はなぜか「葬送行進曲」風に始まりますが、第1主題はニ長調の美しい音楽。第2楽章は三拍子ですがワルツではなくレントラー(ここがドイツ風)です。第3楽章は落ちつきのある牧歌風の音楽。第4楽章はチャイコフスキーらしい風が戯れるような軽やかなメロディ。そして力強く堂々とした終楽章を迎えます。カップリングは「眠りの森の美女」から4曲。キタエンコはいつものように壮大で勇壮な部分を強調しながらも、繊細さを打ち出すメリハリのある演奏で楽しませてくれます。もちろん音質は最高です。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC670 |
1876年から1877年にかけて作曲されたこの交響曲第4番。この時期の彼は、メック夫人という素晴らしいパトロンを手に入れ、ようやく経済的な余裕が生まれ作曲に専念できるようになった、彼にとっては穏やかな日々がやってきたのです。しかしながら、身にまとわりついた「同性愛疑惑」を晴らすだめに1877年に彼の元弟子であった娘と結婚するのですが、これが失敗。精神的打撃を負った彼は自殺未遂を起こしてしまいます。そんな相反する生活の中でこのような素晴らしい作品が生まれたのはほとんど奇跡とでもいえるのではないでしょうか?そんなドラマティックな作品をキタエンコはいつものように冷静沈着に分析。決して感情に溺れることなく見事に音にしています。(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC671 |