チャイコフスキー, ピョートル(1840-1893)
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ナクソスが新しいチャイコフスキーの交響曲録音を、バーンスタインや小澤征爾の弟子で、一連のバーバーの録音が好評を博している女性指揮者オルソップと、彼女が音楽監督を務めるコロラド交響楽団に託します。名曲として不動の地位を獲得している「交響曲第4番」はライブ録音。一心不乱にクライマックスへと突進する盛り上がりが爽快で、特に終楽章は興奮必至、拍手は収録していませんが、ブラヴォーの嵐を想像させます。スタジオ録音の「ロメオとジュリエット」も同様に、小細工せず旋律を朗々と歌い上げます。ホールの豊かなサウンドを捉えた録音も良好です。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555714 |
20世紀を代表する指揮者の一人、ハンス・ロスバウトが演奏するチャイコフスキーの交響曲第4番と第5番。ロスバウトが南西ドイツ放送管弦楽団と録音したチャイコフスキーの交響曲はこの2曲のみですが、どちらも正統的な解釈に則った素晴らしい演奏です。オーケストラのほぼ全ての楽器を演奏できたとされるロスバウトは、このチャイコフスキーの演奏でも楽団員に的確な指示を送り、自身の理想の演奏を成し遂げました。爆発的なエネルギーを内包した第4番の終楽章では冷静なクライマックスを迎え、美しい旋律が散りばめられた第5番でも、ロスバウトは折り目正しい演奏を行い、作品の持つ本質を探ることを試みています。SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19062CD |
(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0064 |
【パーヴォ&トーンハレ、チャイコフスキー交響曲全集始動、第1弾は第5番!】2019年にトーンハレ管弦楽団の音楽監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。彼にとって、またスイスのオーケストラにとっても初めてという、チャイコフスキーの交響曲全集録音が開始されます。第1弾として選ばれたのは第5番。華やかな内容といい人気といい、申し分ない選曲と言えますが、実は1895年にチューリヒで初めて演奏されたチャイコフスキーの交響曲でもあり、翌年に「悲愴」が、そして1901年に「フランチェスカ・ダ・リミニ」が演奏されて以来、その管弦楽作品はトーンハレ管弦楽団の重要なレパートリーであったという、歴史的な経緯もあります。その第5番では、パーヴォ特有の軽やかさとトーンハレの力強い音の鳴りのブレンドが心地よいメリハリと推進力を生み、細部にまで歌心が感じられながらも、押しの強さだけで聴かせるチャイコフスキーとは一線を画す演奏に仕上がっています。フィナーレ冒頭での一つ一つの音を深く歌いながらノーブルさを失わないバランス感覚、テンポが明確にキープされつつも圧倒的な盛り上がりを聴かせる主部も格別。カップリングの「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、チャイコフスキーの交響曲を除く純管弦楽作品では比較的長く、どちらかというと難解とされるものですが、パーヴォは嵐のような曲想を見通しよく整理しながらも猛然と鳴らし、ロマンあふれる旋律をオーケストラに積極性を持って歌わせ、全体をテンポよく聴かせることで作品の魅力を最大限に引き出しています。今後のシリーズも大いに楽しみな、期待を上回る素晴らしいアルバムです。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA659 |