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チャイコフスキー, ピョートル(1840-1893)

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/弦楽セレナード(コンセルトヘボウ管/メンゲルベルク)(1938-1941)

    この「悲愴」を始めて聞いた人は絶句するでしょう。作曲家グリーグも、若き日のメンゲルベルクの「悲愴」を聞いて打ちのめされたそうです。これほどまで雄大で濃密な「悲愴」は空前絶後です。メンゲルベルクはあらんかぎりの個性を投入し激しくデフォルメしながら、チャイコフスキーの狂おしい情熱を極限まで高めることに成功しています。地滑りのようなテンポの緩急、すすり泣くようなポルタメント、むせかえるほどの音色の熱気、全てが呪術的なオーラを放っています。従来単発CDで入手しやすいものがなかったところに、オバート=ソーンの良質の復刻がお届けできます!(2004/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110885

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」(ポーランド国立放送響/ヴィト)

    チャイコフスキーの三大交響曲の最後を飾る「悲愴」と、愛に苦悩するフランチェスカの悲劇を雄弁に歌いあげた「フランチェスカ・ダ・リミニ」。ヴィトの”説得力のある演奏”(英「クラシックCD」誌)でお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550782

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/幻想的序曲「ハムレット」(ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル/ポッペン)

    (2011/07/27 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC761

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/祝典序曲「1812年」(アカデミー室内管/マリナー)

    2016年10月2日、92年の生涯を閉じた名指揮者ネヴィル・マリナー。亡くなる直前まで闊達な演奏を繰り広げていただけに、その訃報は音楽界を瞬時に駆け巡りました。この「悲愴」は1990年の録音で、当時シュトゥットガルト放送交響楽団の音楽監督を辞し、カダケス管弦楽団の首席客演指揮者に就任した頃の演奏です。イギリス音楽に深い洞察力を示したマリナーですが、このチャイコフスキー(1840-1893)も得意のレパートリー。たっぷりとした響きと歯切れの良い音運びが持ち味です。序曲「1812年」の品の良いクライマックスも聴き所です。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C8005

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/ドゥムカ(フィラデルフィア管/エッシェンバッハ)

    (2010/08/09 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1131-5

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/他(ベルリン・フィル/フルトヴェングラー)(1938)

    フルトヴェングラー自身がチャイコフスキーをあまり高く評価していなかったため、彼のレパートリーとしては伏流であるかのように見られがちですが、演奏史上に残る名演録音をいくつか残しました。とりわけこの38年の「悲愴」は、戦前のSP盤録音の中では傑出したものとして知られています。チャイコフスキーが「謎として秘すべき標題もつ交響曲」として作曲し、実質彼の「白鳥の唄」になったこの作品の持つ抒情~とりわけ第1・4楽章の絶望的なまでの哀しみを、フルトヴェングラーは余すところなくとらえ、ロマン主義の直系らしい解釈を施しています。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110865

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/幻想序曲「ロメオとジュリエット」(チューリッヒ・トーンハレ管/P. ヤルヴィ)

    【室内楽的アンサンブルから雄大なフォルテまで、パーヴォ渾身の「悲愴」】2019/20のシーズンに予定されていた、トーンハレ管弦楽団と新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィによるチャイコフスキー・チクルス。新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により、2021年1月に無観客ライヴにて約1年遅れで完結し、併せて行われた録音が交響曲全集として発売されることとなりました。先に発売されていた第5番、第4番(と第2番)に続き、後期3大交響曲の完結として第6番「悲愴」の分売も決定。パーヴォ・ヤルヴィにとって2007年のシンシナティ響との盤(Telarc)以来の再録音となる「悲愴」ですが、実は第4番と並んでチクルス最初期に演奏・録音されていたもの。しかしながら、新たにタッグを組んだ彼らの相性の良さを示す、各奏者の自発的な表現とアンサンブルの緊密さの同居、全体がうねるような濃密さを既に聴くことが出来ます。木管楽器同士のやり取りが室内楽的な印象を与えながら、オーケストラが高みに導かれるフォルテもまた雄大で、映像に例えれば高解像度かつ被写界深度の深い演奏といえ、比較的速めのテンポ設定の中でも、作品の魅力を十二分に引き立てています。「ロミオとジュリエット」はチクルス終盤に収録されたもの。こちらも美しく力強い演奏です。(2021/10/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA782

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    チャイコフスキー:交響曲第7番/ピアノ協奏曲第3番(ジルベルシュテイン/ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    キタエンコのチャイコフスキー(1840-1893)は、前作の第4番(OC671)で、交響曲全集が完成したと思っていた方も多いのではないでしょうか?しかし、実は「交響曲第7番」がまだあったのです。この作品、もともとは1892年に着手された「人生」と呼ぶ交響曲のスケッチ(途中で放棄)がピアノ協奏曲第3番に作り替えられ始めたものの、こちらも第1楽章のみが完成されました。そしてチャイコフスキーの死後、1950年になって作曲家セミヨン・ボガティレフが、この協奏曲をもとに交響曲の復元(・・・というよりっ素材を用いて新しい曲を創り上げた)に着手、第1楽章は協奏曲に若干の手を加え、第2楽章と第4楽章は協奏曲に使われるはずだった第2楽章と第3楽章のスケッチから、そして第3楽章は全く別の曲「ピアノのための小品Op.72」の第10曲を引用。なんとか交響曲の形に仕上げたというものです。日本の女性指揮者が「幻の交響曲」として演奏し話題になった曲としても知られています。このキタエンコ盤は、ピアノ協奏曲第3番(ソロはジルベルシュタイン!)も併せて収録。この興味深い作品の理解度を高めてくれること間違いありません。もちろん演奏は最高です。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC672

  • チャイコフスキー:交響曲全集(ロンドン・フィル/ユロフスキ)

    (2017/09/22 発売)

    レーベル名:LPO
    カタログ番号:LPO-0101

  • チャイコフスキー:子供のアルバム/四季(オセチンスカヤ)

    1975年生まれのピアニスト、ポーリナ・オセチンスカヤ。6歳で演奏活動を始め、7歳でモスクワ音楽院付属中央音楽学校に入学。「神童」の名を欲しいままにしてきた(本人はこの呼び方が嫌いだったそう)オセチンスカヤは、これまでも一部のアルバムでの濃厚な表現と絶妙なタッチが絶賛されており、アルバム・リリースが強く望まれているアーティストの一人です。古典派の作品だけでなく、現代作品を積極的に演奏することに喜びを感じるというオセチンスカヤですが、このアルバムではチャイコフスキーの2つの曲集を心をこめて演奏。ピアノを学び始めた人たちでも演奏できるような易しい曲調の中にも、彼女の特徴でもあるまろやかな音色と、曲ごとに表現を違える変幻自在さを味わう極上の1枚です。(2017/04/28 発売)

    レーベル名:Melodiya
    カタログ番号:MELCD1002488