チャイコフスキー, ピョートル(1840-1893)
Search results:509 件 見つかりました。
ドイツに生まれ、1771年にサンクトペテルブルクに赴きエカテリーナ大帝の宮廷に使えた作曲家ティッツ。彼は当時のウィーンで流行していた弦楽四重奏曲の形式をロシアに紹介し、この国での伝統の礎を作った功績でも知られています。そのティッツの作品を冒頭に置き、グラズノフの「ノヴェレッテ」と、第2楽章に美しい「アンダンテ・カンタービレ」が含まれたチャイコフスキーの名曲「弦楽四重奏曲第1番」を組み合わせたこの1枚は、まさに“ロシア音楽の宝探し”。古典派の珍しい作品の紹介に力を注ぐカザル弦楽四重奏団ならではの興味深い選曲です。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
---|---|
カタログ番号 | :SM241 |
アメリカ出身のチェリスト、ジョン=ヘンリー・クロフォードが演奏するチャイコフスキーとドヴォルザークの名作2曲。彼はスズキ・メソードの実践者であるヴァイオリニスト、ローラ・クロフォードを母に持つ期待の若手で、2019年「CRF=クラシカル・レコーディング財団」のヤングアーティスト・オブ・ザ・イヤーに選出されました。以降、これまでにピアニスト、ビクトル・サンティアゴ・アスンシオンとデュオを組み3枚のアルバムを発売、これらは300万回以上もストリーミング再生が行われるなど、幅広い人気を博しています。今回は初となるオーケストラとの共演アルバムで、彼が愛奏するという2作品をじっくりと聴かせています。(2024/06/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100292 |
このアルバムでは、西ヨーロッパから東ヨーロッパ、日本、イラン、韓国へと旅をする気分を味わえるような多彩な音楽を紹介します。その中にはバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」やモンティの「チャールダーシュ」、戦後の日本ギター界の黎明期にギター奏法を発展させた横尾幸弘の「さくら変奏曲」、プロコーピオ自身が編曲した韓国民謡や、彼の自作などが含まれており、2人の奏者は息のあったアンサンブルを披露しています。シルヴィア・スキアフィーノは、ミラノのクラウディオ・アバド音楽学校でエミリオ・ヴァピに師事し、通常7年の課程を2年で修了。その後、フィレンツェやボローニャ、ミラノで著名なフルート奏者に学び、ジェームズ・ゴールウェイの音楽祭にも招待されました。レナート・プロコーピオは1974年サヴォーナ生まれのギタリスト。作曲家、アレンジャーとしては、クラシック音楽や映画音楽のアルバムを多数制作、2014年には自作曲を収めたアルバム『Se fosse poesia..』を発表して好評を得ています。(2025/01/17 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
---|---|
カタログ番号 | :CDS8046 |
夕暮れ、修道院の遺跡と思しき窓枠にもたれ思索にふける男。/ジャケットに使われている絵から多くのイマジネーションを得たというハープ奏者パウリーネ・ハース。そして生まれたこのアルバムには、たくさんの彼女の想いが詰まっています。吟遊詩人がハープを弾きながら歌う歌。一滴の雫が大河になるまでの物語「モルダウ」。チャイコフスキーの抒情的な「四季」の中から2曲。時、死、愛をモティーフにした3つの作品など、ハース自身の編曲も含む、ハープのためのこの上なく美しい作品集です。/(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.579015 |
ドビュッシーとチャイコフスキー。この対照的な作風を持つ2人の作曲家の作品を「同じコインの両面」と表現する指揮者ヨーゼフ・スヴェンセン。彼は2人の作品を並べ、その特性と共通性を探っていきます。モーツァルトを含む古典派の作品を敬愛し、美しい旋律を紡ぎ出したチャイコフスキーの「弦楽のためのセレナード」、旋律だけではなく、新しい響きを模索したドビュッシーの弦楽四重奏曲。同じ19世紀後半に書き上げられながらも、全く違った様相を持つ音楽を改めてじっくりと聴いてみてください。ドビュッシーの弦楽四重奏曲は、スヴェンセンの手によって弦楽合奏版に拡大され、更なる色彩と広いダイナミック・レンジが与えられています。(2020/09/25 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
---|---|
カタログ番号 | :CDAccordACD271 |
2020年、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートに登場予定の現代を代表する指揮者アンドリス・ネルソンス。若きネルソンスがOrfeoレーベルに残したバーミンガム市交響楽団との名演奏が「9枚組BOX」で登場!アンドリス・ネルソンスは、トランペット奏者として経歴を開始し、ラトビア国立歌劇場の首席指揮者を経て、2006年から2009年には北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。2008年よりバーミンガム市交響楽団、2014年よりボストン交響楽団の音楽監督を務めると同時に、2017/18シーズンよりライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター(楽長)にも就任。現在、その活動が最も注目を集める存在です。バーミンガム時代のネルソンスの演奏は、弦楽器の美しい響きを重視し、作品の個性を際立たせるだけでなく、新たなレパートリーの開拓にも積極的に取り組み、前任者であるサイモン・ラトルとサカリ・オラモが築き上げたオーケストラの名声を更に高めました。Orfeoはバイエルン放送交響楽団に客演したネルソンスの才能に早い時期から注目し、彼がバーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任した時から野心的なプロジェクトを企画、一連の作品を録音しました。チャイコフスキーの後期交響曲集を始め、得意とするリヒャルト・シュトラウスの交響詩集、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、そしてショスタコーヴィチの「レニングラード」など、若いエネルギーに満ち、颯爽とした演奏のネルソンスを存分に味わっていただけます。(2019/12/13 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
---|---|
カタログ番号 | :C987199 |
【1959年シュトゥットガルトのチェリビダッケ】20世紀後半の指揮者の中で、チェリビダッケは間違いなく最も偉大かつ強烈な個性を持つ人物の一人でした。とことんまで作品の解釈を練り上げ、納得のゆく音が出せるまでリハーサルに時間をかけた演奏は、極めて完成度の高いものでありながら、同時にライヴ特有の燃焼度も備えていました。現象学から影響を受けた独自の理により、録音では自身の音楽は伝えられないと主張し続けたチェリビダッケですが、放送録音には同意しており、そのおかげで彼の演奏に触れて強い感銘を受けた音楽ファンや音楽家が世界に多くいます。このCDもそうした放送用録音の一つで、放送スタジオでのライヴ収録です。演奏曲目として選ばれた2曲はチェリビダッケがとりわけ好んでいた曲で、繊細さと透明感を持つハイドン、緩急強弱の振幅を大きくとったドラマティックなチャイコフスキーと、コントラストのあるプログラムになっています。晩年のミュンヘン・フィルとの演奏のような極端に遅いテンポをとることはありませんが、引き締まった造形の中でも、ハイドンの第1楽章での壮大な序奏や、チャイコフスキーの第2楽章の中間部での不気味なティンパニが刻むリズムにはチェリビダッケらしさがうかがわれます。またフォルティシモでの爆発するような迫力も壮年期のチェリらしいもの。SWRが保有するマスターテープから最新のリマスターが行われており、モノラルながらたいへん聴きやすい音となっています。 その後チェリビダッケは、1971年6月にシュトゥットガルト放送交響楽団創立25周年コンサートにおけるブルックナー:交響曲第7番の指揮が好評を博したのをきっかけに、翌1972年から1977年まで実質的な首席指揮者として同楽団をドイツ有数の水準に引き上げました。(2022/08/12 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
---|---|
カタログ番号 | :SWR19118CD |