チャイコフスキー, ピョートル(1840-1893)
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ポーランド出身のヴァイオリニスト、イダ・ヘンデル(1928-2020)が弾く名ヴァイオリン協奏曲集。ベルリンでカール・フレッシュに、またパリでジョルジュ・エネスコに師事、情熱的な感情表現と、巧みな演奏技術によって「ヨハンナ・マルツィやジネット・ヌヴーと並ぶ伝説のヴァイオリニスト」と呼ばれ、デビューから70年にわたり聴衆を魅了してきたヘンデル。録音の少ないことでも知られ、この1950年代から60年代の一連の録音はとても貴重なものです。バックを務めるシュトゥットガルト放送交響楽団を指揮するのは当時首席指揮者のハンス・ミュラー=クライ。ニュアンスに富んだ彼女の演奏を支えています。(2021/10/08 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19427CD |
大好評シリーズの「ブリタニック・オルガン」の第6集です。ここで選ばれているのは「ヴィクトリア朝」時代に活躍した5人のオルガニストたち。1837年から1901年まで、ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた時代は、政治的には混乱していましたが、産業革命による経済や文化が著しく発展した「激動の時代」でもありました。この時代に活躍したイギリスのオルガニストたちも、挙ってヴェルテの自動演奏システム(ロール)に録音、かなりの分量のロールが保存されています。今回はこの中から注目すべきオルガニストたちの記録を「ブリタニック・オルガン」で再現しました。100年以上も前の空気を鮮烈に伝える貴重な響きです。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC845 |
史上最大のヴィオリストの一人であるプリムローズは、この独奏用レパートリーに恵まれない楽器のために、自ら編曲を行いました。もちろんヴィルトゥオーゾの作品だけに、名人芸的なパッセージも随所に聴くことができますが、それだけでなく、いかにもヴィオラらしい、ちょっとくすんだような中声部の音色の魅力を、素直に活かすように書かれているのは流石といえましょう。例えばヴィラ=ロボスのアリアなど、ソプラノによって歌われる原曲とは一味違った、男性的な魅力が前面に出てきています。プリムローズ自身が使用していた、アマティの銘器の威力も素晴らしく、特にヴィオラ・ファンには必聴のマスト・アイテムです。(2006/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557391 |
スコットランド生まれの偉大なるヴィオラ奏者プリムローズ。控え目な存在であったヴィオラの存在価値を飛躍的に高めた功績で知られます。彼がいなければ、ヴィオラが深い音色と多彩な表現力を秘めた楽器であることを多くの人々は知ることができなかったかもしれません。このアルバムでは、そんな彼の妙技をとことん味わうことができるでしょう。偉大なるアルト歌手、マリアン・アンダーソンとのアンサンブルも絶品です。そして注目すべきはトラック10と15で、こちらは、彼が経歴の初めに演奏していたヴァイオリンの音が収録されています。この滴るようなカンタービレは、やはりヴィオラの落ち着いた音色がふさわしいのかもしれません。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111382 |
「ビートルズ・ゴー・バロック」などのユニークなアレンジ作品で知られるピーター・ブレイナー。彼はまた並外れた才能を持つ作曲家であり、ピアニストであることも忘れてはいけません。昨年リリースされ大好評を博した『穏やかでロマンティックなピアノ・ミュージック』第1集(8.574256)は、ピアノと管弦楽によるオリジナル作品を収録したアルバムでしたが、第2集となるこのアルバムでは、洗練された旋律を持つオリジナル作品だけではなく、フルートのオブリガートが印象的なJ.S.バッハの「前奏曲 第1番」や、ピアノの分散和音による伴奏が際立つドヴォルザーク「新世界より」などの有名曲のアレンジも含まれており、一層親しみやすい雰囲気を備えています。タイトル通り、疲れた心をそっとほぐしてくれるような、穏やかでロマンティックなピアノ曲を存分にお楽しみいただけます。(2021/03/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574257 |
近代ヴァイオリン奏法はアウアーによって切り開かれ、偉大なるヤッシャ・ハイフェッツによって頂点に達し、現代に継承されていると言ってよいでしょう。しかしもはや駆逐されたかにみえる“旧世代”の奏法から醸し出される音色にも、抗いがたい魅力があるのは間違いありません。20世紀前半期に活躍したフーベルマンはまさにそうしたヴァイオリニストの代表格です。彼の奏法を「時代遅れの弓の持ち方、ヴィブラートのかけかた」と批判するむきもあるでしょう。しかし分厚く甘い魅惑的な音色、メロディーの要求するフレージングと一体となったアゴーギクなど、昨今の演奏がメカニカルな正確さを優先するあまりないがしろにしがちなものが、フーベルマンの演奏にはあふれています。“豊潤なる弦の響き”をぜひ味わってください。(2000/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110903 |
チェロとアコーディオンというレアな組み合わせによる様々な音楽集。「歌や舞曲」からインスパイアされたということで、確かに人の声に似た響きを持つチェロにはうってつけの曲ばかりが選ばれています。ベートーヴェンの変奏曲も、本来ならピアノが伴奏を務めるのですが、アコーディオンに替わると素朴な佇まいに変化します。淡々と歌うパーセル、情熱的なチャイコフスキーやドヴォルザーク、妖艶なヴィラ=ロボスと、曲によってその表情も変幻自在。バッハ作品は二人それぞれがソロを披露、一味違う音色を楽しめます。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0023 |