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チェレプニン, アレクサンドル(1899-1977)

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    エヴァルド:金管五重奏曲第1番 - 第3番/A. チェレプニン:金管五重奏曲(ゴマラン・ブラス・クインテット)

    【吹奏楽ファンにはおなじみ、ヴィクトル・エヴァルドの金管五重奏曲をゴマラン・ブラス・カルテットが演奏!】ヴィクトル・エヴァルドはロシア生まれのチェロ奏者、作曲家。彼はの本業は建築技師でしたが、当時サンクトペテルブルクで音楽家たちを支援していたミトロファン・ベリャーエフを中心とした集まりである「ベリャーエフ・サークル」に属し、チェロを演奏するなどアマチュア音楽家としても活躍していました。また、もともとはコルネットを演奏していたこともあり、1912年までに3曲の金管五重奏曲を作曲しました(弦楽四重奏曲からの編曲とされる第4番もあり)。これらは金管五重奏というジャンルにおける最初期の作品であり、その演奏技術を駆使した作風が高く評価されています。とりわけ第3楽章にロシア民謡の旋律が用いられた第1番 Op. 5は現在でも演奏機会の多い作品です。アルバムにはアレクサンドル・チェレプニンが1970年に作曲した金管五重奏曲も収録、ロシア革命を逃れパリに亡命したチェレプニンの、祖国へのオマージュが詰まった陽気な作品です。演奏は1999年、イタリアの金管楽器奏者5名によって結成されたゴマラン・ブラス・クインテット。ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリー卓越したアンサンブル能力を誇り、25年以上にわたり世界中の評論家と聴衆を魅了し続けています。(2024/08/16 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555680-2

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    エコール・ド・パリのフルート(ルーラント/トリンドル)

    第一次世界大戦後、才能ある若い芸術家たちがフランスに集結。パリのモンマルトルやモンパルナスで活動を行っていました。1925年、出版業を営むミシェル・ディラールは彼らを「エコール・ド・パリ(パリ楽派)」と呼び、とりわけ才能が突出していたハルシャーニ、タンスマン、マルティヌー、チェレプニン、ミハロヴィチの作品の普及に尽力しました。このアルバムでは、この5人のフルートのための作品に、やはり才能に満ちたスイス出身のコンラート・ベックのソナチネを加え紹介。世界初録音を含む多彩な曲を“オーパス・クラシック賞“受賞歴を持つフルーティスト、タチアナ・ルーラントがピアノのトリンドルとともに演奏しています。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC494

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    アレクサンドル&イヴァン/ニコライ:チェレプニン:室内楽作品集(ユアン・クァン/ヘルシュマン=チェレプニン/グレイツァー/バーマン/ウィッテン)

    このアルバムでは、ロシアの音楽一家「チェレプニン家」の3世代にわたる作品を紹介しています。ニコライ・チェレプニンはサンクトペテルブルク出身。法律家を志すも断念し音楽家に転向。サンクトペテルブルク音楽院にてニコライ・リムスキー=コルサコフに師事し、指揮者として1909年から1914年にかけてセルゲイ・ディアギレフのロシア・バレエ団に参加しました。1918年にジョージアにわたり、その後パリへ亡命。フランス印象主義音楽の影響を受けた作品を残しています。彼の息子アレクサンドルもサンクトペテルブルク出身。ニコライから音楽を学ぶとともに、父がかかわっていたバレエ・リュスの関係者から多大な影響を受けました。家族とともに移住したパリではフランス6人組と親交を持ち、その後はロシアやアゼルバイジャン、ペルシャなどの民謡を採取、1930年代には日本を含むアジアを訪れ、若手作曲家の指導を行っています。そしてアレクサドルの三男であるイヴァンも幼い頃から母でピアニストのミン・チェレプニンからピアノのレッスンを受けるなど音楽に親しんできました。7歳の時に両親がデポール大学で教職を得たのに伴いシカゴに移住、ハーバード大学でレオン・キルヒナーに師事、ヨーロッパではピエール・ブーレーズ、カールハインツ・シュトックハウゼンのレッスンを受け、1972年にはハーバード大学、電子音楽スタジオのディレクターに就任、亡くなるまでこの職にありました。この録音は、世界初録音を含む様々なスタイルの作品を収録。イヴァンの未亡人でフルート奏者のスー=エレン・ヘルシュマン=チェレプニンも亡き夫の作品に参加、印象的な演奏を披露しています。(2022/03/25 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0012

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    アレクサンドル&ニコライ・チェレプニン:ヴァイオリンとピアノのための作品集(サハチ/パエチュ/コウクル)

    【ニコライ・チェレプニンと息子アレクサンドルのヴァイオリンとピアノのための作品集】父ニコライ・チェレプニンは、セルゲイ・ディアギレフのロシア・バレエ団に指揮者として参加し、最初のパリ公演でも指揮を務めました。その作品にはフランス印象派の影響が感じられます。アルバムに収録された「幻想的カデンツァ」は、スクリャービンを彷彿とさせる夢と狂気の狭間を漂うような作品です。また、「パストラール」と「古い歌」は、もともと木管楽器のために書かれた作品ですが、ここではヴァイオリンで演奏されています。息子アレクサンドルは、父ニコライから音楽の手ほどきを受け、家族とともに移住したパリではフランス6人組と親交を持ち、その後はアジアの民謡に関心を寄せ、日本の音楽界にも大きな影響を与えました。このアルバムに収録された「ヴァイオリン・ソナタ ハ短調」は、最近バーゼルのポール・ザッハー財団のアーカイヴで発見され、ジョルジオ・コウクルが編集した新しい版で演奏されています。「トリオ・コンチェルタンテ」は、1930年に作曲された三重協奏曲をアレクサンドル自身がピアノ三重奏に編曲したものです。他には「アラベスク」と「ピアノ三重奏曲」が収録されています。ピアニストのジョルジオ・コウクルは、GRAND PIANOレーベルにアレクサンドルのピアノ作品全集を録音しており、このアルバムでも安定感のある演奏を披露しています。ヴァイオリンのクライディ・サハチは、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の第1コンサートマスターです。(2024/11/08 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP937

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    チェレプニン:歌曲集「わが花開く杖」(デュカチ/ケブラーゼ/ウィーラン/アクメイスト男声合唱団)

    (2020/05/29 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0537

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    チェレプニン:ピアノ協奏曲第2番/交響曲第2番/オーケストラのための組曲(チェレプニン/ルイヴィル管/ウィットニー)

    チェレプニン賞を設置したことでも知られる作曲家が、自作自演で聴かせる協奏曲はパワフルな作風。近年、交響曲やピアノ協奏曲が再評価されているだけに、世界初録音のこの音源は、時代を伝える意味もあって注目されるでしょう。(ピアノ協奏曲、組曲はモノラル録音)(2007/01/01 発売)

    レーベル名:First Edition
    カタログ番号:FECD-0024

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    チェレプニン:ピアノ作品集 1 (コウクル)

    ディアギレフのロシア・バレエ団の指揮者を務め、バレエ音楽作曲家としても知られるニコライを父としてロシアに生まれた作曲家アレクサンダー・チェレプニン。ロシア革命後、グルジアを経由しパリに亡命、この地でフランス6人組の薫陶を受けますが、結局はそのような「定まった技法」からの脱却を図り、様々な国の民謡を採り入れた音楽を書くようになります。民謡採取旅行の傍ら、中国や日本で若手作曲家の育成に当たり、早坂文雄や伊福部昭らを指導、多くの感銘を与えたことでも知られています。そんな彼の作品の中には、様々な要素が混在しています。この第1集には比較的初期の作品である「バガテル」などの小品と、青年の巧みな書法が目立つ「ソナタ第1番」そして、それに対比するかのような「練られた音楽」が際立つ「ソナタ第2番」など5つの曲集が収録されています。彼の音楽を知るための絶好の入門作としてもオススメです。録音 2011年3月13日 スイス ルガーノ,スイスイタリアーナ・コンセルヴァトーリオ(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP608

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    チェレプニン:ピアノ作品集 2 (コウクル)

    ロシアの芸術一家(父はリムスキー・コルサコフの弟子であったニコライ・チェレプニン(1899-1977)に生まれた、作曲家&ピアニスト、アレクサンドル・チェレプニンのピアノ作品集第2集です。とても若い頃から曲を書いていた彼ですが、1918年にロシア革命に伴い、一家でパリに亡命したことがきっかけで、フランス6人組やストラヴィンスキー、ラヴェルらと親交を結び、フランス風の語法を身に付けます。このアルバムに収録されているのは比較的初期の作品であり、プロコフィエフやラフマニノフ風の機知に溢れた楽しい曲が並びます。1926年に作曲されたOp.39の「伝言」はチェレプニンの傑作とされていて、劇的なアプローチと爆発的なパワーに満ちた音楽は確かに「時代」を先取りしています。(2013/01/23 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP632

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    チェレプニン:ピアノ作品集 3 (コウクル)

    父ニコライが、あのリムスキー・コルサコフに師事したという作曲家であったため、自宅には常に最高の音楽家たちやクリエイティブな人々が集っていたという、恵まれた環境で育ったアレクサンドル・チェレプニン(1899-1977)。もちろん幼い頃からピアノを演奏し、作曲もこなしていたという早熟の天才でした。そんな彼、当時のロシアの過酷な状況(飢饉、コレラの流行、革命による政治的動乱など)を避けるために10代後半でグルジアに亡命した際には、すでにピアノ・ソナタを含む数百曲の作品を書いていたのです。しかし結局はグルジアも避け、パリへ亡命。ここで本格的に作曲家、ピアニストとしての活動を始め、ラヴェルやストラヴィンスキー、六人組などとも交流を深めました。その後の彼は、アメリカ、日本、中国などを訪れ、数多くのものを吸収し、彼自身の音楽へと反映させていくのです。このアルバムには若き頃の作品から、酸いも甘いも噛み分けた円熟期の作品までがバランス良く収録されています。ピアニストのコウクルはマルティヌーの解釈者として知られル名手です。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP635

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    チェレプニン:ピアノ作品集 4 (コウクル)

    なんと鮮やかで多彩な音楽でしょうか?まずは最初に置かれた「対話」を聴いてみてください。どれもが1分前後の小さな曲ですが、人生の様々な部分を象徴するかのような音の連なりは、聴き手によって全く違う世界を喚起させることでしょう。その傾向は「12の前奏曲」でより強く表明されます。1曲ごとの分量が少し大きくなった分、問いかけてくるものは大きくなり、この混迷の世界に絡め取られていくことは間違いありません。甘さよりは苦味が強い「4つのロマンス」で少しだけ息抜きをして、最後の「組曲」をどうぞ。チェレプニン(1899-1977)が実際に中国を訪れて耳にしたメロディや楽器の音色が反映されています。もちろん作品は後に妻となったミン・リーシェンに捧げられています。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP649