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ジーツィンスキー, ルドルフ(1879-1952)

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    サロン・オーケストラ名曲集第1集(シュヴァネン・サロン・オーケストラ/フーバー)

    19世紀の終わりから20世紀の初め頃、まだまだ放送や録音が未発達の時代において、ヨーロッパ中で大変ポピュラーだったのが、当盤に聴くような小編成の室内オーケストラによる作・編曲の演奏です。時代が進むにつれ、クラシック業界の中で音楽の持つ娯楽性が肩身を狭くしていく中、失われてしまった「古きよき」風習ともいうことができるでしょう。この一枚を聴いていけばどなたでもきっと、おなじみのあの旋律、あるいは題名はよくわからなくてもどこかで耳にした懐かしい旋律を耳にされることと思います。重厚長大な交響曲やソナタももちろん結構ですが、たまにはリラックスしてこういった気楽な音楽を、肩の力を抜いて楽しむのもオツなものです。(2000/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554756

  • サロン音楽の黄金期(シュヴァンネン・サロン・オーケストラ/フーバー)

    (2009/09/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578003-04

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    エリザベート・シューマン:ウィーン・オペレッタ・アリア集(1926-1938)

    「永遠の少女のような美声」を持ったエリーザベト・シューマン。美声のみならず、苦労をみじんも感じさせないコロラトゥーラなどの技巧や弱声の絹糸のような伸びやかさ、それらを駆使した歌唱は、今なおドイツリート・オペラ・オペレッタの領域における至高の財産といえるでしょう。とりわけこのCDに収録されている多数のオペレッタでは、彼女もリラックスした状態でのびのびと歌い上げており、その軽やかさと洒脱さ、そして愛らしさと、彼女の魅力を余すことなくとらえています。トラック最後の「わが夢の都ウィーン」は数ある録音のうち、もっともコケティッシュで味わいのある歌唱と言っても過言ではないでしょう。(2007/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111100

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    シュトラウスII世/レハール/ジーツィンスキー/シュトルツ/スッペ:声楽と管弦楽作品集(ウィーン、わが夢の街)(中嶋彰子)

    国際的に活躍するソプラノ、中嶋彰子のソロ4枚目のアルバム。ウィーン・フォルクスオーパーで活躍した彼女が強い思い入れを持つ、ウィーンの名曲を集めた一枚。同じくフォルクスオーパーで活躍しオペラのエキスパートとして知られるニールス・ムースのタクトのもと、大人のユーモアとあでやかさ香り立つアルバムに仕上がっています。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola98908

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    人生最高の日~1930年代のテノール・ヒッツ

    【オーストリアの注目テノールが歌う、両大戦間のヒット曲】リヒャルト・タウバー、ヨーゼフ・シュミットといったテノール歌手たちが歌った、映画音楽などのヒット曲を集めたアルバム。オーストリアを中心に、イタリアなどの名曲も収録。オーストリアの若きテノール、マルティン・ミッタールッツナーが艶のある声で歌いあげています。タクトを取るのは名ヴァイオリニストでもあるクリストフ・ポッペン。(2021/03/12 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19104CD

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    ロッテ・レーマン:リート録音集 4 (1941)

    エリーザベト・シューマンと並んで称される歌姫ロッテ・レーマン。彼女の目指したものは、ドイツ系の作品にほぼ限りながらも、その枠で歌唱表現の可能性を広げることでした。天性の馥郁たる声を武器とし、1曲ごとに細やかな解釈を施すことによって、歌う曲各々にまったく異なった色と香りを付与することが出来た稀有な歌手でした。このCDに収録されている、ブラームスの民謡集とワーグナーの「温室にて」における歌い分けは無論のこと、レーマンの愛唱したもう一つの分野、トラック21「わが夢の都ウィーン」以降のウィーン世俗歌曲を聴くと、一人の歌姫の歌唱とは思われない別世界が展開されています。(2007/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111095