セアンセン, ベント(1958-)
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デンマークを代表する現代作曲家ベント・セアンセン(ソレンセンとも)。彼が音で語る宇宙には、孤独、郷愁、喪失感や離別の悲しみが盛り込まれていると評されています。このアルバムに収録された「L’Isola della Citta 都市の島」は三重協奏曲の形式を取る作品。セアンセン自身が語る「この音楽は、私の他の音楽のほとんどがそうであるように夜に書かれたため、夜の雰囲気が広がります」この言葉そのままに、ヴァイオリン、チェロとピアノがオーケストラと静かな語らいを繰り広げます。これまでにもセアンセン作品を数多く演奏しているトリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲンの3人がソリストを務めています。「交響曲第2番」は古典的な形式を持つ作品。豊かな楽想と旋律を備えた聴きごたえある曲です。ユッカ=ペッカ・サラステが指揮するデンマーク国立交響楽団の演奏で。(2022/09/16 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226086 |
「静寂」に重きを置く現代作曲家の一人、ベント・セアンセンの作品集。この「ミニョン」は2013年から2014年に作曲された“三部作”の一つ。ピアノが奏でる漣のような音に、幽玄な弦の響きが融合。バッハ、モーツァルトの旋律の断片を含む音の渦は、セアンセンが求める静寂の風景を丁寧にトレースしています。初期の作品であるW.ウォーターハウスの絵画からインスパイアされた「シャロットの女」、実験的な要素が大きい「罪深い歌」、他にもセアンセンの内的世界を垣間見る神秘的な曲集です。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226134 |
2019年、デンマーク国立交響楽団の来日の際に、演奏曲目の一つとしてその作品が選ばれていた、デンマークを代表する現代作曲家ベント・セアンセン(ソレンセンとも)。このアルバムには、最近の3つの協奏曲が収録されており、いずれも北欧を代表する名手を迎えての演奏です。「ラ・マッティーナ」はノルウェーの名手アンスネスに献呈された曲。アンスネスの存在そのものが作曲のインスピレーションの源になったという、まさに彼のための作品です。「セレニダード」は名クラリネット奏者フレスト、ヴェネツィアの憧れを表現したという「トランペット協奏曲」は女性トランペット奏者ティーネ・ティング・ヘルセットがそれぞれソロを担当しています。ピアノ協奏曲とトランペット協奏曲はセアンセンの60歳を記念して開催された“ウルティマ・フェスティヴァル”にて録音、クラリネット協奏曲は2014年にフレストがデンマークの文化賞「Sonning賞」を受賞した際のライヴ録音でいずれも世界初録音です。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226095 |
漠然として捉えどころのない音楽でありながら、確かな存在感を放つセアンセンの作品。このアルバムには、三部作「蝶々」の中の2つの作品がメインに収録されています。ミニョン(8.226134に収録)、ローゼンバッド、パントマイム、この三つの作品で構成された「蝶々」には恐怖、希望、郷愁を主題とした共通の音楽素材が用いられており、ピアノが重要な働きを担っています。ここでピアノを演奏しているのは、セアンセンの妻ギスリンジェ。北欧を代表するピアニストである彼女は、独奏曲「ファンタジア・アパッショナータ」でも夢幻的な演奏を聴かせます。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226135 |
作曲家セアンセン(1958-)は、25歳になってから専門的な音楽教育を受け、いくつかの作品を書いて注目されるも、「まだ作曲家として学び足りない」とコペンハーゲンの大学で32歳まで生徒として在籍。ここで徹底的に自らを鍛え上げたという人です。そんな彼の作品は、どれもまずタイトルから凝りに凝っていて、例えばエドガー・アラン・ポーの作品からヒントを得た「赤死病の仮面」は、物語をそのまま音楽にするのではなく、あくまでも象徴として描くことで、その不可思議な世界を新たに映し出しているのです。基本的に静かな音楽であり、ここから広がるイメージは無限大です。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226045 |
『SOLO ALONE AND MORE』は、コペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーで学び、パリ音楽院を卒業した若きクラリネット奏者ヨナス・フローントを紹介する初のアルバムです。アルバムを作成するにあたり、彼は様々なクラリネット…一般的なB♭管、A管だけでなく、A管バセット・クラリネット、B♭管バス・クラリネットを用いることで、聴き手が多彩な音色を楽しめるように工夫を凝らしています。プログラムには、彼が「あらゆる現代音楽の起源」と考えるワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》からの旋律や、ストラヴィンスキーの「3つの小品」、ソリストに打楽器の演奏までを要求するステーン=アナセンの「深き淵より」の他、フローントのために書かれたメテ・ニルスンの「アローン」も含まれています。(2023/08/18 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :6.220681 |
オーケストラの楽器の中でも特別な存在であるヴィオラ。地味でありながらも、その深い音色に魅了されている作曲家は多く、数多くの印象的な作品が生まれています。現在オーデンセ交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務めるラファエル・アルティーノはヴィオラの音色と可能性を追求するために、デンマークで活躍する現代作曲家たちに「無伴奏ヴィオラのための作品」の作曲を依頼しました。音作りの道具としてヴィオラを用いる人、とことん歌わせる人など、作曲家によって楽器の扱いの違いにご注目ください。(2019/03/22 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226588 |