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ティルツァー, アルベルト・フォン(1878-1956)

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    アル・ジョルスン - コンプリート・レコーディング 第1集 1911-1934

    アル・ジョルスン・・・名前だけは聴いたことあるんだけどなあ、という貴方は正常です。普通、ここまでは遡らない。何とリトアニア生まれで7才で米国移住。サーカスやミンストレル・ショウの一団と一緒に興業旅行(いわゆるビータですな)をやったという筋金入りの芸人です。ここでは彼の初期録音集をドバドバと大公開。いい声ですねえ。やっぱ苦労人は違うわ。手の甲を一緒にブーブーと吹いてると思しき口笛もいい味出してます。江戸家猫八のルーツか?(2001/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120514

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    アル・ジョルスン:コンプリート・レコーディング第2集1916-1918

    SP時代の代表的なエンターテイナーの第2集。とにかく、その存在感が違います。今から85年前後も大昔の音盤から立ち上る訴えかけに満ちた歌声は、21世紀に生きる私たちの耳とハートにもビンビン響いてくるのですから・・・。〈ロッカバイ・ユア・ベイビー〉、〈ヤッカ・フラ・ヒッキー・デュラ〉などの代表作も収録。〈ホエア・ディッド・ロビンソン・クルーソー・ゴー・ウィズ・フライデイ・オン・サタデイ・ナイト?〉といった具合に歌のタイトルが長いのもジョルスンの特徴の一つですが、圧倒的な個性でもってそのユニークなタイトルをまくしたてながら、調子よく歌いきってしまうあたりにもぜひともご注目のほどを!続編も大いに楽しみです。(2002/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120535

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    1920年のヒット曲集「ウィスパリング」オリジナル・レコーディングス

    第一次世界大戦が終わり、疲弊したヨーロッパ諸国を尻目に空前の繁栄を謳歌していたアメリカで1920年にヒットした曲を集めたディスクです。フィッツジェラルドの小説「楽園のこちら側」がベストセラーになったこの年は、“ジャズ・エイジ”がスタートした年でもありました。ガーシュウィンの出世作《スワニー》は、先輩のアーヴィング・バーリン風の書法ですし、のんびりとした大らかな歌声によるチューンもあれば、“ジャズ王”として人気を博することになるホワイトマンが率いる楽団やエキゾティックな地を取り上げた《ジャパニーズ・サンドマン》、《ダーダネラ》など、新機軸を打ち出した楽曲も大ヒット!まさに、時代の胎動が聞こえてきます。(2002/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120635

  • I Lift My Lamp 私は灯をかかげよう

    アルバム・タイトルの"I Lift My Lamp"は自由の女神像の台座に刻まれたエマ・ラザラスの詩の結び、”I lift my lamp beside the golden door!”から採られたもの。アメリカを黄金の扉にたとえ、はるか離れた祖国から辿り着いた人々を迎え励ます言葉です。ジャクリーン・シュワブは友人のアーティストが歌った”I belong to Glasgow"に感銘を受け、移民の人々が自らの心のよりどころとしてきた歌を集め、ピアノ・ソロにアレンジしました。そうした背景を知らずに聴いても、懐かしさやぬくもりを感じる1枚です(2022/12/16 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92257

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    アンドリュー・シスターズ:ヒット・ザ・ロード (1938-1944)

    シンコペーションのリズムとクローズ・ハーモニーを駆使したヴォーカル・グループが人気を呼んだ1930・40年代に、全米で爆発的に受けたのがアンドリュース・シスターズでした。ミネソタ州ミネアポリス出身の三姉妹が、《ティピティン》などで大ブレイクした38年の時点で、一番年が若く、リード・ヴォーカルを担当していたパトリシアは18歳。その絶妙な歌い口に加え、2人の姉と織りなすフレッシュで洒脱なハーモニーが、聴く人のハートをくすぐります。ビング・クロスビーと共演した《ピストル・パッキン・ママ》をはじめ、全米第1位に輝いた《ラムとコカコーラ》など、まさに彼女たちのベストアルバム的な選曲になっている点も見逃せませんね!(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120550

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    エラ・フィッツジェラルド:Aティスケット、Aタスケット (1936-1941)

    エラは、サラ、カーメンとともに、いわゆる女性ジャズヴォーカルのビッグ3と呼ばれるわけですが(ま、三波春夫、村田英雄、三橋美智也、みたいなもんか・・・)、ここでエラのスイング時代の録音が出ました。誰も指摘しませんが、サラ・ヴォーンが「これぞ黒人」という声と歌唱法を持っているのに対し、エラの歌は実は殆ど黒人っぽくありません。寧ろ、とても端正です。ここでは伝説のチック・ウェッブ楽団との録音をはじめとする戦前のエラです。何と19歳~24歳でこの完成度!これがあって、後の奔放なエラがある。(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120540