ヴラニツキー, アントン(1761-1820)
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録音設備など存在しなかった18世紀当時、大規模なオラトリオである「天地創造」を家庭や仲間内で楽しむためには、曲自体を小さな編成に書き換える必要がありました。楽器の編成はどこまで小さくできるか、アリアや合唱、レチタティーヴォなどの聖書のテキストはどうするか…様々な問題を当時の作曲家・アレンジャー、アントン・ヴラニツキーは極めて画期的な方法で答えを導き出しました。音楽の部分は弦楽四重奏に、聖書のテキストは朗読で。これで全曲を心行くまで楽しめます。演奏はオリジナル楽器使用のアンサンブル、パンドルフィス・コンソート、朗読はオーストリアの俳優、フリッツ・フォン・フリードルが担当。聴きごたえある演奏が完成しました。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99199 |
古き佳きウィーンの香り高い、2つのオーボエとイングリッシュ・ホルンという、非常に特徴的な音色の編成による三重奏曲の3題です。ベートーヴェン作品は、87という作品番号にもかかわらず初期の作品で、明るい嬉遊感覚が前面に出ており、リラックスして楽しむことができます。お馴染みの旋律による「ドン・ジョヴァンニ」変奏曲も同時期、同趣向の作で、旋律が有名な分、さらにこの編成の面白さが際立っているように感じられます。もう一方の作曲家、ヴラニツキーは決して有名な存在ではありませんが、実はベートーヴェンやハイドンの友人であり、作品の出来映えからも、この両巨頭が一目を置いていたことが、よく伝わってきます。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554550 |