クラウディス, マティアス(1740-1815)
Search results:36 件 見つかりました。
シューベルトの様々な作品を、ギターを交えた演奏で楽しむ2枚組。モーツァルトを思わせる「ギター四重奏曲」は1918年に発見されたシューベルトの18歳の時の作品とされていますが、実はシューベルトより少し年上のボヘミアの作曲家マティエクカの「ノットゥルノ」をそのまま書き写し、そこにチェロ・パートを付け加えた“編曲”であり、シューベルトがなぜこの形での編曲を試みたのかはわかっていません。。現代には存在しない楽器「アルペジオーネ」のためのソナタは、通常チェロとピアノで奏されますが、ここではギターとチェロの二重奏。ピアノ伴奏よりも慎ましい響きが魅力的です。CD2は歌曲のギター伴奏版。シューベルト自身はギターで作曲をしていたという説もあり(ピアノが買えなかったとも)この素朴な響きは作品の姿を良く伝えます。イタリアのギタリスト、メシルカが全曲を通じてギターを担当しています。(2017/04/21 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
---|---|
カタログ番号 | :PMR0058 |
シューベルト、シュレーカー、コルンゴルトの歌曲集。シューベルトは19世紀、シュレーカーとコルンゴルトは20世紀と、それぞれが生きた時代には、およそ100年の開きがあります。しかし、時代は違っても、彼らの歌曲には常に「美しき世界への憧れ」があるようです。それは神話の世界であったり、古き良き時代であったり、または美しい乙女たちが住む世界であったり…と、彼らは想像力を駆使してこれらの美しい歌曲を書きました。名ソプラノ、シュヴァネヴィルムスは、そんな憧憬を鮮明に歌い上げています。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C5233 |
【ウィーンで流行していた楽器で、素顔のシューベルトへ。ガンバの名手バレストラッチが伝えるアルペジョーネの機微】チェロのように縦に構えて弓で弾く、しかし指板にはギター風のフレットがついている……19世紀初頭に一時だけ流行したアルペジョーネという弦楽器は、シューベルトの傑作ソナタひとつによってその名を歴史にとどめたと言っても過言ではありません。その演奏に慣れ親しんだ奏者は今や非常に少なく、かの「アルペジョーネ・ソナタ」も今日ではチェロで演奏されることも多いのですが、しかし作曲家自身が想定していた通りアルペジョーネと当時のピアノの響きで聴けば、実にいろいろな発見に驚かされるもの。できれば手練の名手の演奏で聴きたいところですが、そんな渇を癒してあまりある新譜がここに登場します。古楽器録音に実績の多いベルギーRicercarレーベルが世に問う新たなシューベルト・アルバムには、今や失われたアルペジョーネという楽器をたくみに操る敏腕ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者グイード・バレストラッチを中心に、19世紀初頭当時に使われていたギターやフォルテピアノの名手が加わる編成。たおやかでどこか切ないアルペジョーネの響きを、かの有名なソナタだけに閉じ込めず、ヴァイオリンのために書かれたソナチネや歌曲でも活躍させ、作風との相性をあざやかに浮き彫りにしてみせています。シューベルトも愛した19世紀初頭のギターが活躍するトラックも多く、時には当時まだ楽器が残存していたに違いないリュートも適宜使っている点は見過ごせません。深い作品愛が形をとった、企画先行に終わらない充実の古楽器系シューベルト・アルバムです。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
---|---|
カタログ番号 | :RIC409 |
ゲーテやシラーといった文豪でなくとも、良い詩であれば選択して旋律を付けたシューベルト。ヘルティやクラウディウスら、いわゆる「感傷主義」の詩人から詩をとった作品にも、実は名曲が目白押し。当盤にも、シューベルトの全歌曲中で必ず言及しなければ始まらない名曲である「死と乙女」や「水の上で歌う」を収録しています。「月に寄す」や「至福」も負けず劣らずの人気歌曲。当盤では曲本来の姿を追求するべく、伴奏に現代ピアノの代わりにフォルテピアノを使用しています。世界中のオペラハウスで活躍し、管弦楽付き声楽曲でもひっぱりだこのホルツマイアーの独唱でお届けします。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557568 |
シューベルトの歌曲創作活動において重要な役割を果たした、いわゆる「感傷主義」の詩人たち。彼らのテキストによる歌曲の世界を巡るアルバムの第4集です。何と言っても、シューベルトの膨大な歌曲の中でも特に有名なトラック24「子守歌」を含んでいます(ただしこの曲は作詞者不詳)。何でもないようでいて母のような優しさを表現するトラック3「自然に寄す」、たった1分半の中で詩の内容に機敏に反応するトラック12「ナイチンゲールに寄す」、強い表出力を持つトラック22「アンセルモの墓で」などの名作も並びます。作曲者の時代の雰囲気を再現するため、伴奏にはフォルテピアノを使用しています。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557569 |
シューベルトの珍しい合唱アンサンブルのための作品集第2集です。この中の男声のための曲集は知れ渡っていますが、女声のための作品はほとんど知られていません。しかしシューベルトはそんな女声のためのアンサンブルに極めて野心的な作品を多く書いたのです。讃美歌による曲から、彼が教えていた女生徒の誕生日を祝う曲まで、さまざまな歌がひしめいています。添えられたピアノの伴奏もどれも巧妙に書かれていて、シューベルトを聴く楽しみ満載の1枚となっています。厳選された歌手たちの楽しげな表情にもご注目ください。(2009/10/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570962 |
「歌曲の王」シューベルトの全リート作品を録音するという偉大なるプロジェクトの完結編です。全てに渡って高水準の演奏を収録するというコンセプトはこのアルバムでも変わることはありません。完全版を目指すNAXOSレーベルとしては、スケッチも洩らさず収録します。歌詞がなければチェロで歌わせ、途中で楽譜が終われば、歌もそこで終わり。そんな潔さの中に思いもかけぬ美しいものが見え隠れしています。ルーベンスとロートの2人の歌唱も万全。おなじみのアイゼンロールの他、ハープやヴァイオリンが最終巻に華を添えます。(2010/05/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572322 |
ドイツの歌手エリーザベト・シューマン(1888-1952)は、同い年のロッテ・レーマンとともに、両大戦間のウィーン国立歌劇場を代表する人気ソプラノとして活躍しました。オペラでは、ドラマティックなレーマンに対してシューマンは清純可憐な娘役を得意としており、歌曲においてもその声質を活かして高い評価を得ました。このCDには1927年から45年までの録音が収められています。初期のものは2番目の夫でウィーン国立歌劇場の指揮者アルヴィンの伴奏、その後の録音もリーヴスにムーアと、イギリスのすぐれた伴奏者が弾いています。(山崎浩太郎)(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110731 |