ヘンデル, ゲオルク・フリードリヒ(1685-1759)
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バロック期に活躍した5人の作曲家の作品集。バッハの才能ある弟子で、14歳の時に「ゴルトベルク変奏曲」を演奏したとされるJ.G.ゴルトベルクの作品も収録されています。作曲技術はイマイチだったと評されていますが、実際にはこんなにも素晴らしい作品が残されています。現在ヘルフォルトの音楽大学で教会音楽を教えているリコーダー奏者シュヴァンダと、やはりハノーヴァーで古楽全般の教授を務めるロールの精緻なアンサンブルでお楽しみください。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6107 |
バロック時代のトランペットは現代のようにバルブを有していなかったため、旋律を滑らかに吹くことは困難であり、作曲家たちもこの楽器のための協奏曲をそう多くは書いていません。そのため現代、トラッペットでこの時代の作品を吹くためにはオーボエやリコーダーのための作品を転用することが多くあります。このアルバムではシュテルツェルや、ヨハン・フリードリヒの弟であるヨハン・ミヒャエル・ファッシュのオリジナル・トランペット作品の他、テレマンとヘンデルのオーボエ協奏曲や、シックハルトのリコーダー・ソナタをアレンジ、見事なトランペットのための作品として聴かせます。演奏は1969年、ドイツ生まれのトーマス・ライナー。12歳の時にモーリス・アンドレの演奏に触れたことで奏者を志し、活躍してきたヴェテラン奏者です。バックをつとめるインテルプレーティ・ヴェネツィアーニは設立35周年を迎えたヴェネツィアのモダン楽器アンサンブル。ヴィヴァルディの作品を得意とするほか、現代作品や古典派作品の演奏にも定評があります。(2022/11/11 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551419 |
【感涙!パイネマン最初期の録音が一挙登場!】公式録音数が極端に少なく、幻のヴァイオリニストとも呼ばれるパイネマンが、1952年から65年に南西ドイツ放送で行った放送用スタジオ録音が一挙BOX化。いずれもメディアとして公式に発売されるのは今回が初めてとなり、ファンにとって大いに歓迎されるものとなるでしょう。その内容も注目に値するもので、父親ロベルト・パイネマン(エディトの生地マインツのオーケストラでコンサートマスターを務めていました)のピアノ伴奏による初々しいバロックと、早熟の片鱗をうかがわせるレーガーとヒンデミットという、15~16歳の最初期の録音も収録しています。得意としたシベリウスなどの協奏曲を二十代の瑞々しい演奏で堪能することが出来るもの魅力。またロスバウトが振るプフィッツナーは彼の最後の演奏・録音となっており、巨匠はこの直後12月29日に亡くなっています。ちなみにレーベルの資料によると、初期の録音ではチェコに近いクリンゲンタールのフィエカー製ヴァイオリン、あるいは1720年頃ロンドンのダニエル・パーカー製作の楽器を使用しており、1965年には1732年製グァルネッリ(Guarneri del Gesu)を入手したとのことです。SWRが保有するマスターテープから最新のリマスターが行われており、モノラルながらたいへん聴きやすい音となっています。(2019/04/19 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19074CD |
【クラリネットとハープで紡ぐ 珠玉のクラシック名曲集】ソロ・クラリネット奏者として各方面で活躍する、関根悠乎のセカンド・アルバム。阪神淡路大震災のあるチャリティーコンサートで、その素晴らしさを実感して以来大切にしてきたハープとのアンサンブルという形で、クラシックの名曲を収録しました。彼女が絶大な信頼をおいている渡辺かやとの息の合ったデュオで、曲の美しさを十二分に引き立てる素晴らしい演奏を聴かせています。ラストには、関根悠乎自身がバッハの平均律クラヴィーア第1巻第1番プレリュードを元に作詞・作曲し、リサイタルではアンコールで必ず演奏する「Message」を収録。"「誰もが一度は聴いたことのあるクラシックの名曲というのは、本当に美しく芸術的な曲だからこそ、名曲として語り継がれる曲です。そして、フルートとハープの二重奏曲はたくさんありますが、私はクラリネットとハープも同じように、あるいは全く違う魅力で、素晴らしく芸術的なアンサンブルができることを知っています。見た目は地味ですが、柔らかい木の独特な温もりのあるクラリネットは、華やかな装いで元気にしてくれるというよりは、ゆっくり隣で寄り添って話を聞いてくれる、そんな存在なのだと思います。収録している18曲のクラシック作品のうち、1曲でもあなたの心に届いて、一緒に生きていこうと、ささやいてくれる曲が見つかりますように。」 ~関根悠乎(ライナーノーツより)"【プロフィール】関根悠乎(クラリネット) Yuko Sekine, clarinet国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、国立音楽大学卒業。クラリネットを大橋幸夫、浜中浩一、二宮和子の各氏に、室内楽を黒崎功仁彦氏に師事。ソロ、室内楽、オーケストラなどで活躍するほか、吹奏楽指導、吹奏楽コンクール審査員など幅広い分野で活動している。2007年よりリサイタルを開催し、その様子がクラリネット専門誌「The Clarinet」にて紹介されるなど好評を博す。2011年、CD「クラリネット・ソロ~無伴奏パルティータ第2番シャコンヌ~」をリリース。「The Clarinet」にて紹介され、超絶技巧を中心とした内容が高く評価される。一般社団法人日本クラリネット協会理事。新宿ミュージックアカデミー、クラリネット、ピアノ、ソルフェージュ講師。渡辺かや(ハープ) Kaya Watanabe, harp東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学卒業。柳田裕子、桑島すみれ氏に師事。渡辺暁雄氏指揮、藝大オーケストラ(現 藝大フィルハーモニア管弦楽団)とモーツァルト、グリエールの協奏曲を共演。1977年、独奏者試験でマーストリヒト市よりプリデクセランス賞受賞。オランダ、ベルギー、ドイツ各地で演奏活動後、帰国。1978年、第1回リサイタルを開催し好評を得る。近年ではサロンコンサート、美術館や教会、学校訪問などの演奏活動の他、高校や大学でのハープ指導、草加日本ハープコンクール審査員やコンクール委員を務めるなど後進の育成に励んでいる。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Prelude Music |
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カタログ番号 | :YSC0002 |
ヴァイオリンのレイチェル・ポッジャーなどを手掛けた名音楽プロデューサーであり、2008年から英国王立音楽院の学長も務めるトランペット奏者フリーマン=アットウッドによる、トランペットとピアノのためのレパートリー集。今回は自身とティモシー・ジョーンズの編曲によるヘンデルの作品集。中でも協奏曲から編曲された4つのソナタに注目です。ヘンデルの輝かしい作品をトランペットの音色が引き立てる魅力的なアレンジとなっています。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :Linn Records |
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カタログ番号 | :CKD736 |
【ポッジャーと実力派古楽奏者たちが追求する、英国バロック室内楽の真髄】バロック・ヴァイオリンの世界を席捲する英国の名手レイチェル・ポッジャーによる、17~18世紀初頭の英国室内楽を集めた充実プログラム。15世紀から16世紀にかけたエリザベス女王の時代に欧州最大級の洗練された音楽文化を誇ったイングランドは、17世紀半ばの清教徒革命による文化破壊でその伝統が途絶えかけたものの、1660年の王政復古を経て徐々にかつての活況と豊かさを取り戻し、フランスやイタリアの最先端の流行からも大きな影響を受けつつ新たな音楽世界を花開かせます。本盤はその勢いの只中で活路を見出したドイツ人作曲家ヘンデルのソナタに始まり、王政復古期の新潮流の礎を築いた革命前夜の室内楽まで時代を遡った後、バロック期の英国人たちを惹きつけたスコットランドやアイルランドの伝承音楽にも触れながら、徐々に18世紀へと年代を追って英国音楽の変化を辿ってゆく流れ。ポッジャーのヴァイオリンはもちろんのこと、英国を拠点に幅広い活躍をみせてきたガンバ奏者の市瀬礼子や、ルネサンス・バロック2種のリュートを使いこなす撥弦奏者エリザベス・ケニーなど、全ての奏者が音楽的対話を通じみずみずしい存在感を示し続ける様子はさながら、自発性と高いコミュニケーション感覚で紡ぎ出されていった英国貴族たちの語らいのよう。名技師ジャレッド・サックスならではの精妙なエンジニアリングもそれぞれの古楽器の味わいを最大限に伝え、やんごとなき人々の社交の嗜みの中で大きな意味を持った当時の音楽芸術の素顔がありありと蘇る奥深い1枚です。(2024/05/24 発売)
レーベル名 | :Channel Classics |
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カタログ番号 | :CCS46324 |