ハイセ, ペーター・アルノール(1830-1879)
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19世紀前半のデンマークは芸術文化が目覚ましく発展し、多くの絵画や音楽が生まれました。そんな時代に目をつけたのが名指揮者ポール・ヒリアー。この時代に生まれた多くの素晴らしい無伴奏合唱曲を演奏することで「デンマークの黄金時代」を再現できると考えた彼は、無尽蔵に埋蔵されている作品の中から9人の作曲家が書いた23曲を選び出し、アルス・ノヴァ・コペンハーゲンとともに演奏したのです。デンマークの民俗音楽や伝承物語、そして言葉の遊びなど様々なデンマークの姿を伝える貴重な音楽絵巻を、高音質録音でお届けいたします。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220568 |
3人のデンマークのロマン派作曲家による愛の歌を集めたアルバムです。一番時代の古いC.E.F.ヴァイセは、実はデンマーク出身ではなく、ドイツ生まれですが(モーツァルトの妻コンスタンツェとも知り合いでした)、15歳の時にコペンハーゲンに行き、当時流行していた文学の影響を受けて音楽の中にもデンマークの民俗性を採りいれました。アルノール・ハイセは当時、素晴らしい歌を書く作曲家として知られ、管弦楽曲や室内楽曲を含む100以上の作品を残しましたが、現在では忘れ去られています。ランゲ=ミュラーは最近復興の兆しのある人で、ほとんど独学ながらオペラ、管弦楽曲、劇場音楽、合唱作品、200以上の歌曲、ピアノ曲など広範囲の曲を書いています。ただ、やはり大規模な作品は冗長感が否めず、このような小さい歌曲で彼の真価が発揮されているようです。若きリリック・テノール、マティアス・ヘーゼゴーによる感動的な歌唱でどうぞ。(2010/04/28 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226141 |
中世デンマークの権力抗争を描いたペーター・ハイセの壮大なオペラ《王と元帥》。ここで描かれているのは欠けたコインを示す「クリッピング(信頼性が欠如した状態のコイン)」と呼ばれたエーリク5世(1249-1286)のエピソードです。10歳で王位を継ぎ、賢明な母サンビリアの後ろ盾を得た彼は教会と貴族に対して強い影響力を示しますが、その強引なやり方には反発も多く、何人かの貴族たちが彼の暗殺計画を立てます。その首謀者の一人が元帥スティグ・アナセンでした。愛、嫉妬、名誉に根差した残虐なストーリーにハイセはロマンティックで魅力的な音楽を付けています。指揮者シェンヴァントはこの作品に深い愛着を抱いており、1990年代にも一度アルバムを出していますが、今回登場のアルバムは2019年に行われた上演のライヴ録音。シェンヴァントの更なる解釈の深化に加え、臨場感溢れる素晴らしい音響も楽しめます。(2021/03/26 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.200006 |
1951年から57年にかけて、若きハイセはコペンハーゲンの上流階級が仲間内で楽しむ音楽の夕べのために弦楽四重奏曲を6曲書きました。ハイセは後に数多くの歌曲を書き、そちらで人気と評価を得てしまったために弦楽四重奏曲の存在は埋もれてしまいましたが、形式は古典的、楽想は流麗で優雅。モーツァルトやメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲が好きな人なら気に入りそうな佳品です。残り3曲も録音予定。演奏は2013年に結成されたノルディック弦楽四重奏団。北欧の作品に特別な愛情を注いでおり、これまでグズモンセン=ホルムグレーンの四重奏曲(8.226217)やダルベアの弦楽四重奏曲(6.220655)を録音、どれも高く評価されています。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.224734 |