ヘラー, ステファン(1813-1888)
Search results:12 件 見つかりました。
モラヴィア生まれのヴァイオリニスト、作曲家ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1812-1865)は9歳の頃からヴァイオリンを始めるもすぐに才能を発揮。神童と呼ばれるまでになりました。しかし1928年に衝撃的な体験…パガニーニの演奏を聴くこと…で、超絶技巧演奏に目覚め、練習風景を見せなかったと言われるパガニーニの演奏を耳コピするなどして苦心の末にその作品を再現。作曲家本人の前で「ネル・コル・ピウによる変奏曲」を演奏しパガニーニを驚愕させたというエピソードが残っています。そんな彼の作品はもちろんパガニーニを彷彿させるものであり、そのほとんどはオペラのメロディをトランスプリクションしたものですが、トラック1の「魔王」のような、凄すぎる技巧を誇示した作品も目立ちます。トラック12の「ヴェニスの謝肉祭」もよく知られたメロディです。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572575 |
知られざる「ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ」、エルンストの作品集です。彼はベルリオーズの友人であり、また、ショパン、リスト、メンデルスゾーンとも顔なじみでした。そしてヨーゼフ・ヨアヒムは彼を「私が知る限り、最も偉大なヴァイオリン奏者」と評しています。そんな素晴らしい人だったはずなのに、現在では幾つかのアンコール・ピースが知られているに過ぎません。TOCCATAレーベルでは彼の音楽を6枚のCDに分けてリリースする予定で、第1集(TOCC0118)も大好評を持って迎えられました。変奏曲や幻想曲など、まさに超絶技巧の炸裂!華麗過ぎて演奏不可能だったのでしょうか。 ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0138 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
---|---|
カタログ番号 | :2011.12.21 |
Toccataレーベルで進行中のエルンスト(1814-1865)作品集の第5集です。今作も初録音を含む興味深い曲が並びます。ここに収録されているのは、当時流行していたオペラのトランスクリプションが中心ですが、冒頭の「ポロネーズ」の華麗さは圧巻の迫力を誇ります。もともとの作品自体はほとんど忘れられてしまったものばかりなのも、歴史の変遷を見るようで面白いものです。今回も演奏はシェルパン・ルプーとイアン・ホブソンのコンビ。全7集が予定されているこのシリーズ、完結が本当に楽しみです。 【第1集…TOCC-118第2集…TOCC-138第3集…TOCC-168第4集…TOCC-189】(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0310 |
生前はパガニーニを凌ぐほどの人気を誇っていたにも拘わらず、現在では、ごく一部の曲のみが知られるヴァイオリンの大家エルンスト(1814-1865)。TOCCATAレーベルでは彼の作品の全てを紹介すべくシリーズが進行しています。こちらは第3集であり、オペラから素材を取ったアンコールピースが中心に収録されています。とりわけ変奏曲の形式はその特質を存分に発揮するものであり、ここでもヴァイオリンの目くるめく技巧を存分に堪能することができます。ヴァイオリニストのルプーは、繊細な表現と落ち着いた音色を持つヴァイオリニストで、エルンストの隠れた魅力を引き出すのに一役買っています。(2014/01/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0163 |
優れたヴァイオリニストとして名声を思うままにしていたエルンスト(1814-1865)ですが、1828年にパガニーニの演奏に接して超絶技巧に目覚め、この技術を習得するために、決して人前で練習をしなかったというパガニーニの身辺に潜り込んだというエピソードを持つほどの努力家(?)でもありました。その甲斐あってか、数多くの絢爛たる技巧を散りばめた作品を書き、これらは現代でも"演奏困難な作品"と讃えられています(そのため、あまり演奏会のレパートリーになっていないのが残念です)。この2枚組には、そんなエルンストの様々な作品を収録、彼の技巧の秘密を探るために最適なアルバムとなっています。単なるパガニーニの模倣ではなく、独自の世界を目指したエルンスト。もっと知られても良い作曲家です。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777894-2 |
亡霊、幽霊の存在を信じない人でも、ちょっと背筋がぞくぞくする「夏向き」のアルバムです。亡霊や幽霊、そして精霊の存在は、国によっても扱いが違い、日本のようにちょっと不気味なものから、ヨーロッパのゴブリンのように自然界に普通に存在するものなど、その表情も様々です。ここでピアノを演奏しているマイケル・レヴィンは、現代アメリカで最も期待されているピアニストの一人であり、数多くのコンクール入賞歴と、40曲を超えるピアノ協奏曲のレパートリーを誇る名手です。このはかり知れない才能を秘めたピアニストが贈る「想像力を駆使した」音楽集、お楽しみいただけることは間違いありません。(2013/06/19 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
---|---|
カタログ番号 | :DSL-92168 |
英国の忘れられた作曲家の一人、ウィリアム・ハールストーン(1876-1906)。彼はピアニストとしても高名でしたが、30歳の若さでこの世を去ってしまい、その名前があまねく世界に知れ渡ることはありませんでした。このアルバムは、彼が残した全てのピアノのための作品を収録したものですが、オリジナル曲も編曲も含め、どれほどに才能に溢れ、また意欲的であったかを知ることができるのではないでしょうか?もし、彼が長生きしていれば、英国音楽の歴史は幾分変わっていたかもしれません。ここでピアノを演奏しているのは、1975年生まれの日本人ピアニスト、藤村健史氏。オーストラリアで活躍し、作曲家としても知られている名手です。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0289 |
ハンガリー生まれのピアニスト、作曲家ステファン・ヘラー(1813-1888)。現在では主に「練習曲の作曲家」としてのみ知られていますが、彼が活躍していた当時のヨーロッパでは、その存在はとても重要視されていました。彼は教育者として、また演奏家として高く評価され、その演奏はイングランドでは大人気を博し、彼の作品はヨーロッパ中で出版されるなど、多くの人々が彼の音楽に熱狂したのです。しかし晩年にはその存在自体も忘れられてしまい、もちろん作品も埋もれてしまいました。そんなヘラー、最近になってようやく復興の兆しが見えてきたようで、このアルバムの他にもいくつかの演奏が録音され始めています。ここでは、シューマンの影響が明らかな「子供の情景」と、彼の自由な発想が光る「25の小品集」を聞く事ができます。DYNAMICレーベルでカルクブレンナー、シュレーターのソナタをリリースしているジェローサの演奏です。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
---|---|
カタログ番号 | :CDS7747 |