ヘラー, ステファン(1813-1888)
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ロマン派時代のハンガリーのピアニスト、ステファン・ヘラー(1813-1888)の作品集。彼は9歳の時に師ブラウアーとともにドゥシェクの2台ピアノのための協奏曲をブダペストの劇場で演奏し、大絶賛されたため、ウィーンに赴きツェルニーの指導を仰ぐこととなりました。しかし授業料があまりにも高かったため弟子入りを諦め、アントン・ハルムの弟子となります。その後、順調に才能を開花させ、25歳の時にパリに旅行し、当時の第一線で活躍していた音楽家たち、ベルリオーズ、ショパン、シューマン、リストらと親交を深め、演奏家、教師としての足がかりを作ります。彼は生涯のほとんどをピアノ曲の作曲に捧げ、シューマンは彼のことを「新音楽時報」で「気の効いた才能」と呼ぶほどに評価しています。このアルバムに収録された3つの変奏曲は、初期に書かれた2曲と、円熟期の1曲で構成されており、作風の変化と熟成を目の当たりにできるでしょう。ブルガリア、ソフィア生まれのピアニスト、ツィンリコーヴァの演奏で。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0065 |