ボードレール, シャルル(1821-1867)
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長寿には恵まれたものの、難病のため作曲家としてのキャリアは36歳で終える運命に見舞われたフランスのデュパルク。残された作品数は少なくとも、歌曲における業績は不滅です。ボードレールらの名詩を素材にした歌曲を彩るのは、メロディーの美しさ、込められた情熱、陶酔あるいは恍惚感、まさに絶品揃いです。歌うは世界的指揮者とのコンサートでの共演、オペラハウスと大活躍のアメリカのテノール、グローヴズ。デュパルクの歌曲はピアノ伴奏がまた聴き物ですが、当盤では世界中の名歌手が信頼を寄せるヴィニョールズを起用し、万全の演奏を聴かせてくれます。(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557219 |
【歌姫ピオーの美声を堪能!管弦楽伴奏によるフランス歌曲集】2019年にリリースされ世界的ヒットとなった『恋の相手は…』以来となる、サンドリーヌ・ピオーの管弦楽伴奏フランス歌曲集。前作では、特にバロック歌手として成功してきた彼女に馴染み深いピリオド・オケとの共演でしたが、今回はモダン・オケとの共演となっており、さらに磨きをかけた彼女の幅広い表現を堪能することが出来ます。ドイツ歌曲を集めた『光と影』でも共演したヴェルディエ指揮ヴィクトル・ユーゴー管弦楽団は、ピオーの奥行きのある歌声に終始柔らかく寄り添い、それぞれの作品が持つ浮遊感、儚さ、神秘性などを纏った世界感を美しく描き出します。管弦楽のみによる2曲のドビュッシー作品は、場面転換のようにアルバム全体を引き締める効果を発揮。歌曲ファンのみならずフランス音楽を愛する広い層にお薦めしたい、たいへん優美な一枚です。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1019 |
フランス・オペラの大御所にして、バロック作品も評価の高いローラン・ナウリによる、フォーレを中心としたフランス近代歌曲集、ですが、伴奏を務めるのはジャズ・ギタリストのフレデリク・ロワゾーという、風変わりなアルバムです。彼らのアレンジはジャズのイディオムこそ積極的に用いられてはいませんが、譜面を起こすようなきっちりとしたものではなく、即興的な要素を多分に含んでおり、これらの歌曲が潜在的に持っている、ポップスのような自由さを上手く引き出しています。ナウリは決して朗々と歌わず、またロワゾーのエレキ・ギターも終始柔らかく、アルバムのタイトルどおり囁くような音作りで、優しいシャンソンを聴く雰囲気に包み込まれるアルバムです。ナウリは見事な口笛も披露。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA628 |
フォーレ(1845-1924)の歌曲は、バリトンやソプラノで歌われたものを聴く機会が多いかもしれませんが、作品の中にはもともと「バスのために」書かれたものもいくつか存在します。このアルバムはそんな"低く深い声"で歌われたッフォーレの歌曲集です。良く知られた曲とあまり知られていない曲がバランスよく配置され、フォーレの最初の意図が克明に描かれていきます。シュウォーツの歌唱は、フランス風の品の良さよりも、もっと人間的な暖かみを重視したもので、時には叫びに近い声も使うなど、これまでのフォーレ歌唱とは一線を画した斬新なものです。ペータース社の新版を用いた初の録音となります。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0268 |