ハウエルズ, ハーバート(1892-1983)
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20世紀英国の作曲家ハーバート・ハウエルズ。グロスタシャーのリドニーで生まれ、アマチュアのオルガニストだった父の下、幼い頃から音楽の才能を発揮しました。グロスター大聖堂のオルガン奏者ハーバート・ブルワーに師事し、英国王立音楽大学に入学、ここではスタンフォードらから教えを受けました。円熟期以降は宗教音楽の作曲に力を注いだことでも知られます。この第2集もハウエルズの研究者であるマシュー・シェルホーンがピアノを演奏。10代に作曲された詩的な雰囲気を持つ小品から、英国風の洒落た旋律を持つ「田舎の行列」、晩年の神秘的な舞曲「今もいつも」まで多彩な作品を通じて、ハウエルズの作風の変遷を辿ることができます。アルバムにはシェルホーンが編集した1971年作曲の「ピアノ・ソナチネ」も含まれるなど、貴重な音源を含む作品集に仕上がっています。マシュー・シェルホーンは1977年生まれの英国のピアニスト。幅広いレパートリーを持つだけでなく、現代英国の作曲家の作品を中心に、100曲以上の初演を行うなど現代音楽の探求にも力を注いでいます。(2022/12/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571383 |
英国教会音楽史上に残る作曲家ハウエルズ。彼の音楽は教会合唱曲を愛する人たちだけでなく、広く知られるべきものです。「楽園への讃歌」は、9歳の愛息を失った作曲家の深い悲しみから発せられた心の叫びが刻まれています。この痛切極まりない合唱付き管弦楽曲が元になった無伴奏合唱曲「レクィエム」(Naxos 8.554659)も併せてお聴きください。「サー・パトリック・スペンス」は、過去の演奏記録が一度しかなく、当然これが世界初録音となる幻の作品で、曲は輝かしさにも不足せず、さすがは合唱名人ハウエルズと言える佳曲です。音楽のスケールの大きさを的確にとらえた好録音です。(2007/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570352 |
日本の合唱団の間でも、じわじわっと広まりつつあるのが20世紀イギリスで活躍したハウエルズ。その無伴奏混声合唱のための「レクィエム」(発表されずに長く封印されていた)を、多くの方に知っていただきたいのです。第一印象は、何て地味なと思われるでしょう。しかし、この音楽の美に一度気づけば、貴方の一生の名曲になることでしょう。その他も、ケネディ大統領の死を契機に作曲された19など、合唱ならではの美を楽しめる作品が揃いました。2曲のオルガン曲は、ハウエルズを合唱曲でしか知らない方に是非聴いていただきたい逸品です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554659 |
2012年に発売された「冬の光」(8.573030)に続くヴァサーリ・シンガーズのクリスマス・アルバム。穏やかで伝統的なキャロルから熱烈な祈りの時まで、特別な音楽体験をする時期にふさわしい1枚です。フィンジの「地には平和を」やラターの「クリスマスの子守歌」など良く知られる作品をはじめ、多くの人々に歌われる「ディンドン空高く」などの伝承曲、ヴァサーリ・シンガーズ結成40周年を記念して2022年に委嘱されたヘレナ・ペイシュによる「クリスマスの朝に」など様々な作品が均整のとれた美しいハーモニーで歌われています。楽しいメロディが次々と現れる「ア・メリー・リトル・クリスマス」も聴きどころです。(2023/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574542 |
いつの時代も、聖母マリアの献身的な愛は永遠の魅力として人々の心を捉えてきました。このアルバムは、古くは1485年生まれの荘厳なポリフォニーが特徴的なラドフォードの作品から、ドラマティックなブルックナー、ブリテン、そして現代の作曲家の作品まで、様々な時代の聖母マリアをテーマとした合唱曲を集めています。20世紀イギリスを代表するタヴナーの「神の御母よ、我ここに立ち」は、レールモントフの詞による神秘的な癒しの雰囲気をもつ楽曲。他には聖母マリアがキリストの母であることを神に感謝する内容の「マニフィカト」他、時代によって異なる表現方法で聖母を讃える全14曲です。またアルバム・タイトルは、ブリテンの「奇しき薔薇の聖母」から採られています。演奏は、ロイヤル・バーミンガム音楽院の室内合唱団と、イギリスでも屈指の合唱指揮者スパイサー、そしてオルガンは、現在ウェストミンスター大聖堂でオルガン研究をしているアルジャーです。(2020/07/17 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0617 |
管弦楽付き大混声合唱、アカペラ合唱、オルガン独奏、ピアノ伴奏付き独唱…曲もバッハからスピリチュアル、誰もが知ってるキャロルまで。一口にクリスマスと言っても、色々な音楽があり、それぞれに一年で一番素敵なこの季節を彩ってくれます。それらを一杯詰め込んで、この贅沢なアルバムを貴方に贈ります。とにかく色とりどりの選曲、聴き馴れた作品も耳新しい編曲が施され、「あっ、こんな曲があったのか」と、どなたも新しい発見をしていただけるでしょう。アカペラの24を聴きながら、どうぞ今年も心豊かにクリスマスをお過ごしください。(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555049 |
いつの時代も「過去の作品をその時代に合わせたアレンジで演奏する」試みがなされています。それはバッハの作品やビートルズの作品などに顕著な表現方法ですが、オルガン作品でもそれは変わることがありません。例えば20世紀の初めに活躍したルメア(聖マーガレット教会のオルガニスト)は、彼自身の名声を高めるために数々の編曲作品と、自らの作品を合わせて演奏。もちろん彼の演奏を聴くために多くの聴衆が押し寄せたといいます。そんなルメアを含めた作曲家たちの珍しい曲を、トビアス・フランクが素晴らしい演奏で再現します。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6078 |
4曲の世界初録音を含む、クラリネット奏者バーナビー・ロブソンの20世紀と21世紀の作品集。冒頭に置かれているのは、英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)音響賞の受賞経験を持つサウンド・デザイナー、マーティン・キャントウェルとロブソンのコラボレーションによるライヒの「ニューヨーク・カウタンーポイント」。8つの録音済のクラリネットの旋律が複雑に絡みあい、スリリングな世界を作り出しています。続くハウエルズのクラリネット・ソナタ(1946年版)をはじめとした4作品は世界初録音。哀愁を帯びた「レッド・ヘリング・ブルース」の作曲者はバリトン歌手として活躍するロデリック・ウィリアムズというのも驚きです。軽妙なプーランクのソナタではロブソンは2つのパートを多重録音し、最後はドビュッシーの「第1狂詩曲」で締めくくるというクラリネット好きには大注目の1枚です。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100184 |
当盤がお届けするのは、いずれも教会音楽の定番というべき名曲集。なにより旋律がこよなく美しく、それだけで聴き手の心をとろけさせるのです。ソプラノソロが歌う息の長い旋律が忘れられない「わが祈りを聞きたまえ」、フォーレだけに可能な高貴さを湛えた「ラシーヌの賛歌」、陶酔的とも言える美を提示する「愛と慈しみのあるところ」、天才モーツァルトらしい単純な旋律の名曲「ラウダーテ・ドミヌム」、半音階的和声が劇的効果を生む「十字架につけられ」、オペラ歌手にも人気の「天使の糧」。これら有名曲に混じって、演奏家たちの自国の作品である「記憶の中で」(歌詞に注目)・「私を思いだしてください」や、エルガーの管弦楽の名曲「ニムロッド」を編曲した「永遠の光」が選曲のアクセント。ノン・ビブラートの声を武器とするカナダの優秀な聖歌隊の合唱だからこそ、作品がいっそう際立ちます。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557493 |
英国の音楽や文化に興味がある方に是非ともお薦めしたいのが当盤です。英国教会の礼拝で歌われるこれらの賛美歌は、英国人なら子供の頃から心に住みつき、ひいては音楽文化の底流となっているのです。とりわけ「いにしえ、かのみ足は」は、ロンドン夏の風物詩「プロムス」のラスト・ナイト・コンサートで必ず歌われる「エルサレム」の旋律によります。この他にも、日本人でもどこかで聴いたことのある旋律も登場します。演奏する合唱団は14世紀創設という伝統を誇り、現在でもロイヤル・ファミリーの御前で定期的に演奏するという名聖歌隊。曲によっては壮麗なブラス・アンサンブルを加え、美しく歌い上げています。Website: www.naxos.com/libretti/englishhymns.htm(英語歌詞)(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557578 |