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ヤナーチェク, レオシュ(1854-1928)

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    ヤナーチェク:草陰の小径にて/霧の中で/ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」(フォークト)

    1970年、ドイツ生まれのピアニスト、ラルス・フォークト。古典派、ロマン派、20世紀作品の実演や録音ですでに一定の評価を確立し、現在はパリ室内管の音楽監督を務める実力派です。最近はロイヤル・ノーザン・シンフォニアを弾き振りし、ベートーヴェンとブラームスの全ピアノ協奏曲をリリース、指揮者としても卓越した才能を披露しています。そんなフォークトの新作は、深い憂鬱の中に情熱を秘めたヤナーチェクのピアノ曲集。「予感」と「死」の2楽章で構成されたヤナーチェク唯一のピアノ・ソナタをはじめ、内省的な表情に終始する『霧の中で』、夭逝した娘オルガの追悼音楽でもある『草陰の小径にて』。これらヤナーチェクの代表作でもある3作品を、フォークトは作曲家の揺れ動く内面を窺いながら、美しく表情豊かに演奏しています。(2021/02/19 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1382-2

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    ヤナーチェク:草かげの小径にて/ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」(ラヴァッチ)

    故郷モラヴィア(現チェコの一部)の民族的な音楽をベースに独自の世界を描いたヤナーチェクのピアノ音楽集第1段です。「草かげの小径にて」は、故郷の山や森や村への憧憬と、愛する娘の死への痛切な思いが生んだ彼の代表的傑作で、暖かくも哀しい風景が美しい旋律で淡々と綴られて行きます。とかく土臭くなりがちな音楽が、これほどの繊細さを獲得している事はまさに驚異です。ピアノソナタは、民族独立運動の中で起きた悲劇への熱い思いを謳った“魂のドキュメント”です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553586

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    ヤナーチェク:グラゴル・ミサ/永遠の福音(チェコ・フィルハーモニー合唱団/チェコ響/スワロフスキー)

    ヤナーチェクの名作「グラゴル・ミサ」とカンタータ「永遠の福音」。1914年に作曲されたカンタータ「永遠の福音」はあまり演奏されることがありませんが、戦争への不安と平和への思いが込められた堂々たる作品で、神秘的なヴァイオリン・ソロに導かれ幕を開け、すぐに盛大なファンファーレが鳴り響き、ヤナーチェク特有の民謡風の旋律が壮大に展開される聴きごたえのある曲です。遅めのテンポでじっくりと奏される「グラゴル・ミサ」、ソリスト、合唱、オーケストラのバランスが見事な「永遠の福音」どちらもスワロフスキーの見事な指揮により、迫力たっぷりの演奏が楽しめるとともに、ソプラノ・ソロを歌うドリズゴーヴァの清冽な声が全曲を引き立てます。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0011-2

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    ヤナーチェク:グラゴル・ミサ/シンフォニエッタ(リボル/マルシニク/ベンチ/ギールラッハ/マラノヴィチ/ワルシャワ・フィル/合唱団/ヴィト)

    晩年になって、人生の輝きを取り戻したヤナーチェクは、堰を切ったように次々と名作を生み出します。この「グラゴル・ミサ」と「シンフォニエッタ」もその中に含まれる人類の至宝とも言える傑作です。「グラゴル・ミサ」のグラゴルとは、スラヴ人が使った最古の文字と言われることから、この曲はスラヴ文化のための奉祝であると同時に、彼にとっての最高の人であったカミラへの思いが結実しているようです。大規模な管弦楽、合唱、独唱、そしてオルガンが織り成す、神秘的で輝くような調べは聴くものの心を躍らせます。「シンフォニエッタ」は最近人気が急上昇している曲でもあり、本来は軍楽のために構想された作品。金管が大活躍する冒頭から、わくわくするような楽想に満ちています。ヴィトとワルシャワ・フィルという最高の演奏者による2つの作品、まさに文句のつけようのない名演が繰り広げられています。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572639

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    ヤナーチェク/クルターグ/バルトーク:ヴァイオリン作品集(コー)

    ヤナーチェク、クルターグ、バルトーク。この3人に共通するところは民俗性であったり、音の自由な使い方であったりで、演奏家にとっても大いなる幻想を膨らませることができる作曲家たちなのです。このアルバムは、ヴァイオリニストのコーとピアニストのウォズナーによる「音の遊び」が詰まったもの。魂の叫びと、遊び心が見事に融合した注目の1枚です。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Cedille
    カタログ番号:CDR90000-143

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    ヤナーチェク:弦楽四重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ/おとぎ話(プラハ・ヴラフ弦楽四重奏団)

    ヤナーチェクは家庭的幸福に恵まれず、38歳も年下の子持ちの女性との「老いらくの恋」で有名。その子が迷子になって探しに行ったためにひいた風邪がもとで亡くなります。この恋愛がなければ彼の後期の傑作群はなかったかも。後期の2つの弦楽四重奏曲の共通項はやはり「恋愛」。第1番は文豪トルストイの同名の小説の恋愛観への批判とされています。第2番は愛人とのなれそめから2人の関係を音で描き、まさに「ラブレター」と名づけるつもりだったのです。民衆の息吹を絶妙に織り込んだ「ヴァイオリンソナタ」と「おとぎ話」も収録。絶好調のプラハ・ブラフ弦楽四重奏団の演奏で。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553895

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    ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番、第2番(アルカディア四重奏団)

    2012年ウィグモア・ホール主宰の「弦楽四重奏コンクール」で優勝した若きアンサンブル、アルカディア弦楽四重奏団のデビュー・アルバムです。彼らはルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミー出身で、2005年にアンサンブルを結成しました。彼らの演奏するヤナーチェクはまさに非の打ちどころのないものであり、ヤナーチェクの音楽が持つ官能性、欲望、愛を忠実に映し出しています。第1番「クロイツェル・ソナタ」は1923年の作品で、ベートーヴェンの作品ではなく、トルストイの同名作品にインスパイアされたもので、どうにも逃げることのできない人間の性と運命が切ないほどに音で描かれています。第2番「ないしょの手紙」は1928年の作品で、ヤナーチェク(1854-1928)が深い愛を捧げた人妻カミラへの思いが端的に描かれたものです。彼ら2人の間に交わされた不思議な愛情が透けて見えるかのような音楽です。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100036

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    ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番、第2番/草陰の小径にて(編曲:J. ブルクハウザー)(エネルジエ・ノーヴェ四重奏団)

    晩年のヤナーチェク(1854-1928)が生み出した2つの弦楽四重奏曲は、その濃厚な表現に強く魅了される人が後を絶ちません。第1番は文豪トルストイの小説「クロイツェル・ソナタ」(ベートーヴェンに直接関連があるわけではありません)に触発された作品で、妻の不義を知った主人公が、妻を殺害するまでの苦悩する様子が狂おしいまでに描かれています。第2番はヤナーチェクに多大な影響を与えた女性カミラ・シュテスロヴァーの面影が強く宿っており、彼が彼女に対して書いたという700通もの手紙の内容が象徴的に反映された、夢とも妄想ともつかない作品です。エネルジエ・ノーヴェ弦楽四重奏団は、ヴィオラの技術的課題を克服したという、ベーレンライターの新版の譜面を用いて演奏しています。また、ピアノ曲を原曲とする「草陰の小道を通って」の弦楽四重奏版も、ピアノ版とは違った深い味わいを持っています。(2016/08/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7708

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    ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番、第2番/ソネット集 JW VII/1, 2 (R. ジェルステンによる弦楽四重奏編)(ニュージーランド弦楽四重奏団)

    晩年のヤナーチェクが抱いた狂おしいまでの恋心と創作への情熱から生まれた様々な傑作。その中には2曲の弦楽四重奏曲が含まれます。トルストイの名作『クロイツェル・ソナタ』に触発された弦楽四重奏曲第1番については、主人公が妻の不倫を知って苦悩する場面から最後の幕切れまでが克明に音にされており、また「ないしょの手紙」と題された第2番では、さらに思い人カミラへの強い気持ちが表明されています。この極めて私的な心情が反映された作品を演奏するのは、1987年に結成されたニュージーランド弦楽四重奏団。メンデルスゾーンやブラームスなどのロマン派作品から現代作品まで幅広いレパートリーを持つアンサンブルです。同時収録の2つのソネットは1875年の作品。こちらではヤナーチェクの若々しい作風を味わえます。(2021/02/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574209

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    ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番、第2番/リゲティ:弦楽四重奏曲第1番(ベルチャ弦楽四重奏団)

    来日公演でも話題を呼ぶ現代最高の弦楽四重奏団のひとつ、ルーマニア出身のベルチャ(ベルチェア)四重奏団。Zig-ZagTerritoiresレーベルから2013年に突如リリースされた鮮烈なベートーヴェン弦楽四重奏曲全集は、もはや新時代のスタンダードといってよいでしょう。その後Alphaレーベルでは新ウィーン楽派(Alpha209)やショスタコーヴィチ(ピョートル・アンデルシェフスキとの共演盤。Alpha360)でもすぐれた音源を制作。さらに今度は中東欧の20世紀へ――ヤナーチェクの全2曲とリゲティで新境地を垣間見せてくれます。ロマン派作品に造詣の深い彼らが、作品に生々しい血脈を与える演奏解釈でこれら異色の有名作をどう味あわせてくれるのか。とくに「夜の変容」はリゲティがまだバルトークの強い影響下にあった1950年代、近隣諸国の作曲家ではプロコフィエフやマルティヌーなどがまだ存命中だった頃の作。ヤナーチェク晩年の2傑作と並べてみることで、意外な伝統的書法とのつながりと先進性のせめぎあいが浮き彫りになることでしょう。国内仕様ではプログラム解題につながる解説の日本語訳もついています。(2019/05/17 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA454