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カリヴォダ, ヨハン・ヴェンツェル(1801-1866)

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    オンスロウ/メンデルスゾーン/カリヴォダ:ヴィオラとピアノのための作品集(戸川ひより/グリゴリアン)

    オーケストラの中でも「地味な存在」と見做されてしまう楽器「ヴィオラ」。ソロ楽器として扱われることはほとんどなく、また響きもヴァイオリンとチェロの中間を担う役割であり、どうしても埋没してしまいがちです。20世紀になってヒンデミットを筆頭に、バルトーク、ウォルトンたちがヴィオラのための作品を書いたことでようやく注目を浴びるようになりました。しかし、19世紀にヴィオラのための名作がなかったわけではありません。15歳のメンデルスゾーンが書いた美しい「ヴィオラ・ソナタ」をはじめ、オンスロウのエレガントなチェロ・ソナタ(ヴィオラ用に編曲)、シンプルで落ち着いた旋律が魅力のカリヴォダの「夜想曲」。これら3曲はヴィオラの持つ音色の特性を活かした素晴らしい作品です。演奏しているのは、オーストラリアと日本の血をひくヴィオラ奏者戸川ひより。2014年に開催されたブラームス国際コンクールに入賞した逸材です。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573730

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    カリヴォダ:ヴァイオリン・コンチェルティーノ第1番、第5番/序曲集(ダスカラキス/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    ボヘミアに生まれ、プラハ音楽院で学び、14歳でヴァイオリン奏者としてデビューを飾ったヴァーツラフ・カリヴォダ(1801-1866)。プラハ歌劇場管弦楽団に入団し、20歳からはヴァイオリニストとしてヨーロッパ各地で演奏旅行を始め、大成功を収めます。その翌年からドナウエッシンゲン公国宮廷楽長に就任、亡くなる直前までこの地位に就いていたため、その名前もヴェンツェル・カリヴォダとドイツ風に呼ばれます。ベートーヴェンの次代を代表する作曲家であり、シューマンやメンデルスゾーンと肩を並べるほどの実力を有していて、また残された作品も多数あるのですが、それらはどうしてもメジャー舞台に登場することがありません。小規模ながらもヴィルトゥオーゾ風味たっぷりのヴァイオリン協奏曲、何かを予感させるような序曲と、もっと多くの人に聴かれてもよい作品が並びます。名手ヴィレンズによるまとまりの良い演奏で。(2015/07/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777692-2

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    カリヴォダ:交響曲第2番、第4番/序曲第17番(ケルン・アカデミー/ヴィレンス)

    (2010/10/13 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777469-2

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    カリヴォダ:交響曲第5番、第7番/序曲第16番(ダス・ノイエ・オルケスター/シュペリング)

    (2006/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777139-2

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    シュンケ/ニールセン/カリヴォダ/ロパルツ:オーボエ協奏曲(レンチェス/シュトゥットガルト放送響/ギュラー)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C67134

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    リントパイントナー/モルター/クロイツァー/カリヴォダ:ドイツの宮廷音楽家によるファゴット協奏曲集(ホルダー/シュトゥットガルト・フィル/パスケ)

    18世紀には、ファゴットは既に独奏楽器として好まれるようになっていましたが、フルートやクラリネットと比較して、協奏曲は現代に至るまで非常に数少ない状態です。この一枚には、18世紀の「疾風怒涛」の風潮にのって作られたモルターの協奏曲から、19世紀中頃のカリヴォダの変奏曲まで、ドイツの宮廷音楽家4人のファゴットをソロとする協奏的作品を収録しています。これらの演奏を可能にしたのは、クロイツァー作品で見事な技巧を披露するヴィルトゥオーゾ、ホルダー自身の研究の成果です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553456