ヘンリーツィ, クリスティアン・フリートリヒ(1700-1764)
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J.S.バッハのクリスマス・オラトリオは、1734年のクリスマス・シーズンのために書かれたカンタータ集。全6部からなる長大な作品で、一部の楽章は、それまでのカンタータの楽章から転用されていますが、もともとバッハは原曲を作る際に「後に転用する」ことを前提に構想を練っていたとされるほどに、ごく自然な流れで全曲がまとめられています。冒頭の「歓呼の声を放て、喜び踊れ」の輝かしい管弦楽と合唱の旋律は、まさにキリストの誕生を祝うにふさわしい壮麗さを持ち、ここを耳にするだけでも心が躍ることでしょう。このアルバムで指揮をしているのはラルフ・オットー。1991年にコンチェルト・ケルンを振った名演も存在しますが、こちらは最新の録音。手兵マインツ・バッハ管弦楽団と合唱団を意のままにあやつり、極上の名演を聴かせています。
(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574001-02 |
バッハ、あるいは宗教曲というと何か堅苦しいようなイメージもありますが、この「クリスマス・オラトリオ」は長調主体の明るく喜ばしいムードに満ち満ちており、聴くものの心を幸福にしてくれます。ちょっと考えてみれば多くの日本人にとっては単なる年中行事のクリスマスも、そもそもはキリストの降誕を祝う「本当におめでたい」日なわけで、そのために書かれた音楽が幸福感のかたまりになることも、当然の帰結なのかもしれません。当盤はCD3枚分の大曲からのハイライトですが、声楽パートの愉悦感、あるいは管・打楽器の活躍が目立つ輝かしいオーケストラの響きなど、聴きどころはありすぎて困るほどです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554508 |
いつもなら、どちらかと言うと「地味な分野」の音楽・・・バッハやベートーヴェンの影に隠れてしまった音楽家たちの作品を黙々と録音しているバロック、古典派マニアの救い主、ヘルマン・マックス&ダス・クライネ・コンツェルトの最新録音は、何とバッハのクリスマス・オラトリオです。彼らの渋い良い仕事はこの超名作でも全く変わることなく、恐ろしいほどに誠意溢れる好演を聴かせます。全編喜びに満ちた輝かしい作品を彩る合唱とソリストたちの歌声、鍛え抜かれたオーケストラの贅肉のない見事な響き。これぞ今年最高のクリスマス・プレゼントとなることでしょう。SACDフォーマットに収録された極上の音質も魅力的!(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777459-2 |
J.S.バッハの200ほどの教会カンタータの中でもとりわけ有名な「もろびとよ歓呼して神を迎えよ」を含む4曲のソプラノ独唱のためのカンタータです。これらの作品は歌い手の美声を味わうとともに、実はソロ・トランペットの妙技を心行くまで堪能する曲でもあり、また、ヴァイオリン、ヴィオラ、オーボエの美しいオブリガードを聴く曲でもあります。シーリ・カロリーン・ソーンヒルはイギリス生まれのノルウェイのソプラノ歌手。すでにクイケンを始めとした多くの指揮者とのバッハのカンタータや、ブラームスのドイツ・レクイエムなどの録音で高い評価を受けています。透き通った湧水のような清冽な歌声です。(2010/02/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570453 |