メンデルスゾーン, フェリックス(1809-1847)
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2017年に発売された『Stille und Nacht 静寂と夜』(OC1879)に続く、美声バリトン、フィンガーロスのコンセプト・アルバム。今作の『FREMDE HEIMAT見知らぬ故郷』には、19世紀ドイツ・ロマン派を中心に多く取り上げられたさすらい人をテーマにした曲が集められており、聴き手は彼の歌を通して、住み慣れた故郷を後にし、苦しくも楽しい旅を重ねるとともに、深い郷愁を感じるさすらい人のさまざまな感情に共感を抱くことでしょう。ピアノ伴奏は前作と同じサーシャ・エル・ムイジが担当。最後の曲では2人で編曲を行うなど、フィンガーロスが信頼を寄せるピアニストです。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1711 |
序曲は日常世界から非日常世界への入り口です。これから始まる壮大なドラマの世界や、華麗な式典を予感させる雰囲気で迫り、聴き手の心を非日常的なワクワク感で満たしていく役目を担ったこのジャンルからは、数々の名曲が生まれています。大概は10分内外という時間的なコンパクトさも、内容の濃密さと鑑賞のお手軽さに大変にプラスです。もちろん何のための序曲かで楽曲の性格も千差万別、コミカルで跳ね回るような「フィガロの結婚」、凄まじくドラマティックな「さまよえるオランダ人」、楽しげながらも格調高い「大学祝典序曲」など、大変にヴァラエティに富んだ一枚となっています。(2002/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553627 |
2024年に没後100年を迎えるフィンランドの作曲家オスカル・メリカント。民謡の旋律を巧みに取り入れた愛らしい歌曲やピアノ曲が知られていますが、彼はオルガニストとしても高名であり、演奏実践の権威として教会やコンサートホールでのオルガン演奏法に革新をもたらしました。これまで彼のオルガン作品のほとんどが録音されていると考えられていましたが(ONDINE ODE-973)、最近、未知の作品が発見され、レパートリーに加わりました。このアルバムでは、若き日に書かれた「葬送行進曲」やペダルのための練習曲、100のコラール前奏曲の抜粋などを聴くことができます。またメンデルスゾーンのピアノ曲「前奏曲とフーガ ホ短調」をオルガン用に編曲したものも含まれています。前述のONDINEのアルバムの他、北欧のオルガン作品を数多く録音してきたヤン・レヘトラの演奏で。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0715 |
ホ長調の協奏曲は作曲者14歳の作品で、メンデルスゾーンの姉ファニーと初演したものです。この姉弟の神童ぶりが伺える、驚くほど完成された作品に仕上がっています。変イ長調の方はその翌年に作曲されましたが、当時の有名なピアニスト、モシェレスとの出会いの影響もあり、より技巧的、より叙情的な作品に変化しています。この形態の協奏曲は珍しいものですが、メンデルスゾーンの2曲は聴く者を幸せな気分で満たす、貴重なレパートリーです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553416 |